「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

初めてのバスツアー

2015-07-21 23:54:10 | 旅行とお出かけのこと
少し前に母が、どこかの飲食店で何か応募して(全然わかってない娘ですみません)「バスツアー」が当たった。
当選者は無料、同行者だけ料金がかかるというものらしい。もちろん一人での参加もOK。
数か所回るポイントがあるようだったけど、私はメインの「ひまわり畑」に心を惹かれた。「いちめんのひまわり」を見るのはずっと夢だし、これに便乗すれば「今年はお花をたくさん見に行く」ってののひまわりは楽々クリアだ。
指定できる希望日がたまたま私の休みの日だったこともあって、母の同行者として申し込みをしてもらった。

しかし。そう、簡単にはいかない。
旅行の前々日くらいに連絡があって、まさか台風接近で中止…!?とビビッてたら(旅行日はそれこそ台風の前々日だった)、そうじゃなかったんだけど…ひまわりが咲いてないらしい…。んで、代わりに蓮の花を見れるところに変更って…。

まあ…しゃーないんだけど……。ひまわり…見たかった……。どうしても自力で行かなきゃあかんらしい。
蓮の花もまともに見たことないから、それはよかったけどさ…。


…これは私も最近知ったことだが、私の母もかなり方向音痴だ。
遺伝だったか…という落胆は置いといて、ほとんど始発のバスに乗り(うちにとってはいつもの出勤のバスで…出だしからテンション落ちる)(……)、前日にかなり調べておいた通りの道を通って、集合場所の「大阪駅前第3ビル」を目指した。母の「自分の経験」による「こっちじゃないの?」という意見のたびに説得するのはちょっと大変でした。(うちは自分の母が方向音痴だと思いもしなかったので、そう言われたら素直についてって…それで盛大に迷う、というのを最近何度もやった。それでやっと気づいた。でも梅田らへんを歩く機会は私より母の方が多いので、あてずっぽうで言ってるわけでもないのがまたタチが悪い)
あと朝7時台のディアモールは暗くて怖かったです。お店が開いてないからってのはわかるけど…節電しすぎじゃないっすかねアレ…。

なんとか到着。人が集まってるので場所はすぐわかった。
簡単に受付をすませて、乗車!綺麗なバスだった。なんか、長かったし!(アホみたいな感想だ…)

んで後は乗ってるだけ。ラクだけど…あれよね。何か…考えること全然ないから刺激が少ないよね。
ほら、いつもはさ、初めての場所とかだったら無茶苦茶緊張しながら電車とか乗るからね。この電車で合ってるよね、次降りるのはあっこよね、そんでその後は乗換で…とか考えてたらもう、切符すらしまえなくてずっと手に握りしめてるとか普通にありますからね、わたし(……)。それに比べたら楽すぎて、物足りないくらいだった。…まあ普通にお喋りを楽しめばいいんでしょうけど、私の場合は常に家にいる母が一緒ですからね…。結構寝てましたね(母は反対隣りの人と会話とかしてたみたい)。

大阪に集合して京都の方向へ…というわけで出てきた自分の家の方向へ戻る感じで進んで…
気がついたら滋賀でした(寝てた)。ピエリ…じゃなくて、琵琶湖が見えました。んで進んでくと昔、高校時代の友人達と行った「琵琶湖博物館」の看板が見えてびっくりした。そうかここだったのか…、あの見えてる山…、ラインが綺麗な通称「近江富士」の正式名が思い出せなくてすごい悩んだ(今調べたら「三上山」だった。…アレ?知らんわ)(オイ…)。

到着、烏丸半島の蓮の群生地!その規模、東京ドーム3個分だそうです。
しかし見頃はもうちょい先だったね…。

まあ…しゃーない…。

でも私、蓮の花って咲いてるの見るのほとんど初めてなので、これでも結構嬉しかったです。
お花がおっきいのにすごいびっくりした!遠かったけど、確実に顔よりおっきいよ!ってでかさで。

「え、そこ入るの…」みたいな葦の生い茂った場所から、少し近くに見えた蓮。

もいっちょ。


おっきいのが見えたけど、葉っぱに隠れてる…。


もっと咲いてればそりゃよかったんですけど、まあちょっとでも見れたからよかったかな!!晴れてたし!
それにここなら、来ようと思えば電車(とバス)でも来れるっぽいし…、またタイミングがあったら見に来ればいいんだよね!

母は今回のツアーの案内状をあろうことか紛失していたので(もー…)、うちら母娘だけミステリーツアーみたいになってました。次どこ行くのかよくわかんない的な(いや、添乗員さんが説明してくれるんだけど)。
でも、この蓮のとこも、案外滞在時間は短くてねえ…。今考えてみたら、もし満開だったらうちは確実に時間を忘れて写真撮りまくってた気がするから、よかったのかもしれない。あとやっぱり向いてないのかもしれない…うちは…(まず団体行動がな…)。

んで次に着いたところは「多賀大社」でした。
ちょうど「万灯祭」という大きなお祭りの準備中らしく、提灯をつるす電気の線とかを配置してはりました。すごい数だった。これに全部提灯がぶら下がるんやったら、すごい素敵な風景やろなあ…。
お参りしてからおみくじを引きます。「小吉」でした。…うん、がんばろう…。

帰りに目の前のお土産屋さんで、名物の「糸切餅」を買いました。

色合いがめちゃかわいい。このお餅はその名の通り「糸」で切っているそうで、刃物を使わない=平和を望む、みたいな意味が込められてるそうです。

それで次はご飯です。関ヶ原に行くと聞いて静かにびっくりするうちら母娘(申し込む時に読んどけよ…)。そんでその後養老とかにも行くらしい。母は岐阜にいるお友達(私もすごくお世話になった方で、子供の時に鵜飼に初めて連れて行ってくれたのもこのご家族)にメールを打ってました。うちも岐阜にいる製菓学校時代の親友にメールしようかと思ったんですが、でも会いに行けるわけじゃないしな…とやめといた。てか、説明すると長くなると思ったんだ!「母が当てたバスツアーについて来てて、今日まで知らなかったけど君んちの近くまで行くみたいでした!」とかってさ、パソコンやとすぐ書けるけどスマホやと時間かかってしゃーないんだもの!しかもアホ丸出しやしこれ。

とにかく昼食です!動いてないけどお腹は減った!
ちょっとだけ追加料金を払ってグレードアップした、飛騨牛尽くしのご飯でした。

飛騨牛!薄くてもすごいおいしい…!
そうそう、右上はよくある、固形燃料で熱するすき焼きなんですが、最初は下の取り皿に生卵が置いてあったんですよね。説明してくれるお姉さんが「卵が苦手な方は今のうちにお鍋の中に入れて下さい」って言ってくれて、すごいうれしかった…!!そんなん初めて言われた…!なんか今まで忘年会?とかですき焼きとかあると、生卵食べれないから鍋に入れてぐつぐつ煮てやりたい!!っていつも思ってたけど…そうかあ、一人分なら入れちゃっていいんだ…!!(つか、特に母がそうなんだけど、うちの家族は皆卵の生とか半熟を苦手としてて、そもそもすき焼きを卵につけて食べるとか、外で知った気がする…)(どこまでも物を知らない…)
でも最初は「(え?このまま殻ごと入れていいって事??)」って思ってたとか……ほんと……バカですみません……。いや、だって、卵って、焼く以外は完熟ゆで卵しかようせーへんねんもん…。でも無事、そんなアホなことをする前に周りを見て「違う」ってことに気づけてよかったです!!(……)

しばらく待ったらすき焼きもできあがり!

卵にもしっかり火が通りました!!
おいしかった…。すき焼きとかめっちゃ久しぶりでうれしかった…(ってこれはつい声に出して言っちゃったけど、…恥ずかしい娘ですみません。貧乏な子みたいですみません)。

そんで養老の毛皮作ってるとこ?を見学して…
最後が、信楽のたぬき村。
メインのひまわり畑を覗けば、ツアー行程でうちが唯一覚えてたのがここでした。

うち、あのたぬき、めちゃ怖いんです。

なんでか…わかんないんだけど…。昔から怖くて…。
ずっと前に信楽の辺りを車で通った時、やたら建物の前にたぬきがずらりと並んでる光景に悲鳴をあげたものです…。
なので本当はバスの中にいたかったくらいなんだけど…。

まあ、実際見てみたら、昔よりかは怖くなくてよかった。

スゲーてきとうな写真だなこれ…。とりあえず撮りました、みたいな…。
てか写真でも、直視すると怖い。

そして大阪駅に戻ります。帰りはもうぐうぐう寝てたのであっという間に感じました。
駅前の郵便局の辺りでバスを降りて、解散。んでそのまま大阪駅に向かうんだけど…

夕焼けに染まるビルが綺麗で!感動して思わず撮っちゃった。こういう風景もやっぱり好きだなあ。大阪駅かっこいいし!!

ひまわりが見れなかったのは残念ですが、まあ自力でどこか見に行くことにします。
蓮の群生地のことを知れたのは収穫だしね!
…あと、迷ったり間違えたりするから知らない電車とか知らない道とかうちは苦手なのかなと思ってたけど、あの緊張はそれなりに楽しい緊張なんだなってわかったことも収穫でした。自力で行くから楽しいんだなって。調べたりとかして場所も覚えられるしね!それでこそ、「行ったことのある大好きな場所」になり得るんだなーって!

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