前を向いて歩こう

9歳と7歳の男の子の話
私たち夫婦が授かった息子たちは発達障碍
その家族との生活を記録したブログです

寄ってくださりありがとう

このブログは・・・・ 小学4年生の長男「いく」と 小学2年生の二男「かんた」 ふたりの息子の日常生活を へなちょこママ「yume」が、不定期に綴っています。 ちなみに、 ふたりの息子は、発達障がい児と言われており、 いくは「自閉症スペクトラム/広汎性発達障がい」 かんたは「自閉症」と言われています。 そして、 へなちょこママyumeは、 2010年7月に「乳がん」と診断され、 30代にして片胸全摘出手術を受けており、 現在も治療中です。 「ドウシテ ワタシナノ」 そんなマイナス思考な人間yumeが、 思ったことをそのまま綴ります。 そんな ゆる~いブログです。

くしゃくしゃの体操服

2012-09-24 | 記録


ずいぶん永く間があいてしまった私のブログ更新。

なんでも続けるって難しいことだけど、

実は、とても大切なことですよね。

反省です・・・・

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2学期になり、いっくんは「交流」という形で、

算数・理科・体育の3科目、そして給食・掃除を毎日

通常学級で行っています。

3科目に関しても、すべてを通常学級で受けているので、

支援級に在籍しているけど、ほとんどその教室にはいません。

今年度、いっくんの担任になった先生は、

非常に積極的な先生で、「交流」をバンバン入れてきます。

もちろん個人の性格や学力などを評価し、

その子にあったペースでカリキュラムを組んでくれます。



先日、かんくんの登校が少し遅くなり、

1限目が始まる直前にかんくんを送り出し帰ろうとしたところ、

体操服に着替えたいっくんと会いました。

この日は、通常学級で1限目が体育、2限目が理科の授業で、

着替え終えた服と理科の教科書を持って、

2階にある通常学級の教室へ移動するところでした。

「じゃあ、いってくるね」

と、笑顔で階段を登っていたいっくん。

その後ろ姿を見送ると、いっくんが着ていた体操服がくしゃくしゃなことに

気がつきました。



きっと、自分でたたんで袋にいれているんだなと思いました。



これが何の問題もない子なら、もう少しキレイにたたんで袋にしまうように

言うのでしょうが、私には、そのくしゃくしゃな体操服が、

いっくんの頑張っている証なんだと思えました。

以前は、先生がたたんでくれていたので、次に使うときもシワは目立ちませんが、

今は、自分でやっている。

乱雑なたたみ方になり、次に使うときには、くしゃくしゃの体操服。

でもそれは、いっくんが自分でやったことを意味する。



頑張ってるね。いっくん。

その姿を想像するだけで、ママはまた嬉しくて泣いてしまうよ。



男の長電話

2012-08-17 | 記録
夏休みになり、同じクラスの友達Hくんを我が家へ招き、

遊ぶ約束をしていたいっくん。



我が家の場所を知らないHくんと、お互いにわかる場所で待ち合わせ、

自宅まで一緒に来る段取り。

その細かな打ち合わせのため、

約束時間の数時間前にいっくんに電話をかけるように言った。



携帯電話や固定電話など、機械物には興味があるいっくん。

操作方法などを覚えるのは簡単だが、

その向こうが「相手=人」であると、急に委縮してしまう。

掛かってきた電話に突然対応するのは、心の準備が整わないかもしれないが、

自分から掛け、しかも相手がクラスのHくんであれば少しはいいかも。



私は相手が出るまでそばについて聞いており、

電話に出たのがHくん本人だったとわかってからは、

いっくんがどんな風に話をまとめるか、離れて見ていた。



「宿題終わった?」

→必ず終わってから遊ぶという約束になっており、

その確認を相手にしているよう。


「何ページやった?」

→それは、その子その子でペースがあるから、

聞かなくてもいいのでは?


「あはは ワンピースの?」

→アニメの話は、会ってからすればいいじゃないの。


「朝はご飯食べたよ」

→朝食のメニューは、打ち合わせとは関係ないよねぇ。



な~んて話すこと10分以上。

「うんうん、わかった。じゃあね」

ホントにわかったのかどうか不安だが・・・・。

その後、無事に待ち合わせ場所で会えたようで、

Hくんを連れて、自宅へ戻ってきたいっくんでした。



電話では、本件からズレた話がほとんど。

お互いに話をまとめるのが苦手。

余計な会話も多くなり、長電話になってしまいました。




男の長電話は厳禁だぞぉぉぉ。







初めてのお買いもの

2012-07-31 | 記録



とうとう手に入れたいっくん。




3DSのソフトで、このソフトの発売がわかってから、
自分で「おこづかいを貯めて買う」という課題を与えました。
金額は4800円と小学3年男子にとっては、けっして安い買物ではない。
まずは、お金がなければ物は買えないことから教え、
そのお金はパパが働いてくれて初めて手にする事ができることや、
物を買うにはお店屋さんで様々なルールがあることなどから教えた。

国語や算数など、学校での勉強の方をついつい優先してしまい、
こういった暮らしていくのに大切なことを、
しっかり教えてこなかったことに気がついた。

掛け算や割り算も大切だけど、こうゆうことの方がまず覚えておかなきゃいけないことだよね。



働くことの大切さを覚える一貫として、
お手伝いをしたら、一日いくらかの「おこづかい」を渡すことにし、
こつこつ貯めて、本日、めでたく目標金額に達し、
いっくん念願のゲームソフトを手に入れたのでした。


店屋で購入前にわくわくしすぎて気持ち悪くなってしまったことや、
飾られたソフトの箱を見ながら妄想して独り言を言っちゃったりとか、
恥ずかしそうにレジで会計を済ませ、戻ってくるときに、
嬉しさがこみ上げ、笑顔を隠しきれなかった姿などなど、
母にとっては、涙腺ウルウルの今日一日の出来事でした。





願をかけて

2012-07-17 | 記録


かんくんを支援してくださる施設のスタッフさんが、

乳がんで手術するので、術前術後の注意点や体験話を聞かせてほしいと、

他の友人を通して話があった。



もちろん私はその方と知り合いではあったが、

私が2年前に乳がんの手術をしたことまでは話してなかった。

仲介役の友人が、知ってるものだと思い込み、私の話をしたらしいが。



参考になるかどうかは別として、

悲しくて、つらくて、切なかった私のガン患者として体験した出来事を、

こういった形で必要としてもらえ、

話し終わったあとに、前向きになれたと言葉をもらったときは、

少しだけでも役にたったのかもと、正直、嬉しく思った。



彼女は、私と同じように片胸の全摘手術後、抗ガン剤治療をし、

ホルモン剤治療を受ける予定らしく、

先週、第1回目の抗がん剤投与を終えたところ。

抗ガン剤の種類は私とは異なり、

医師から副作用として、脱毛は100%と言われているようだった。

彼女も、それを承知でウィッグを用意していたが、

偶然にも彼女の友人が、婦人科系の病気を患い、

自分より早くウィッグを必要とするらしく、

その人にあげちゃったと。(未使用なのに・・・)



自分が使ったものを渡すならともかく、これから必要なのにあげるなんて、

彼女のあまりにもお人よしな人柄が、私は大好きだった。



私が持っていた全てのウィッグやスタンド、シャンプーやお手入れ類を、

私自身は二度と使うことがないようにと「願」をかけて、

彼女に託した。




がんばれ!歯科検診

2012-06-23 | 記録

病院というもの全てに抵抗ありのかんくん。

なかでも歯科医院に行くのは大大大っきらい(>-<)



初めて行ったのが4歳の夏。

通園施設で奥歯上下2本ずつ、計8本の虫歯発覚。

慣らすための練習なんてやる前にすでにガッツリの治療対照人物。



当時は4歳とはいえ、

抵抗する力は、大人3人とも撥ねのけちゃう剛力。



みごと4歳にして銀歯デビュー。


毎回、服がベタベタになるほど汗だくで、

抑えつけられ、専用ネットに入れられ治療。



そんな過去があるのに、慣れろってほうが無理か^_^;