風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

信州の中央構造線を行く

2009-09-29 | 
4:45 a.m. 携帯のアラーム(美里のLovin' you)で目を覚ます。静かに身支度を整え明け始めた空の下バイクに跨がる。

今日のルートはコチラ。2日前に作成したルートだ。その名も信州の中央構造線を行く。

まず中央高速で諏訪ICまで行きそこからR152を南下、最後は天竜川沿いを走って磐田に着いたらPAのETC専用入り口から帰途の予定だ。

中央高速に入る為に首都高永福へ向かうつもりがいきなり東名高速入り口近くに行ってしまいUターン。寝ぼけてるな、こりゃ。

中央高速は朝早いのにずいぶん車が走っている。風が冷たく身体が冷えてしまったので談合坂SAへ駆け込みかき揚げうどんを食べる。うーん、おすすめではない味。身体が温まったのが救いだ。

諏訪ICで降りて茅野からR152へ。山へ向かうR152はいい具合のワインディングロードで地元の走り屋に人気だ。残念ながら今日は前に遅い車がいて堪能はできない。その後は快走ルートとなる。会員カードを持つガソリンスタンドで給油しようとするがガソリンスタンドはあっても定休日でみな閉まっている。

高遠の街を過ぎて道の駅「南アルプスむら長谷」で小休憩して先のガソリンスタンドを確認する。1軒のスタンドがあったがもし休みだとその先でガス欠だ。それはまずいので高遠の街まで戻ってガソリンを満タンにする。

美和湖を過ぎると平らな川が真っ直ぐに流れている。中央構造線がよくわかるポイントだ。その後道幅が狭くなり坂も急になる。分杭峠を過ぎてまた快適な山間路となる。

こんな感じの道。


途中いい感じの橋を見つけて立ち寄る。小渋橋だ。


赤石岳が見えると言うのでちょっと川沿いの道を入ってみる。最近砂利道も恐れず走れるようになった。


ちょっと暗いが山はこんな感じ。


そこに咲いていた花たち。綺麗だね。


ピンぼけ。




右上のバイクが見えるかな?


すぐ近くにあった薬師堂。


先を急ごう。

名もなき広場で。


対向車もほとんどなくなりくねくね林道を楽しむ。途中の分岐点でルートを確認していると一台のバイクがしらびそ峠方面に向かって行った。マップルによると素晴らしい眺望とのことなのでそちらに向かう。

これまたくねくね。しらびそ峠に到着。薄曇りで眺望はそれほどではなかったのが残念。


日本のチロルと呼ばれる下栗の里を経由する。なんでこんな山の中で生活を始めてしまったのだろう。すごい急斜面に家々と畑が張り付いている感じだ。

R152に戻りK389を経て天竜スーパー林道へ向かう。山住峠からスーパー林道へ入る。東雲名まで36kmと書いてある。東雲名がどこかわからいないが走りがいがありそうだ。ガソリンを入れておいて正解だった。途中にあったスタンドは定休日と書かれていたのでもしも引き返してガソリンを入れてなかったらガス欠だった。

途中秋葉神社上社に寄る。1300年の歴史を誇る火にまつわる神社だ。第一駐車場にバイクを停める。


聳え立つ大鳥居。


石段の参道を登る。


参道脇に鹿がいた。参道脇には沢山のもみじが植えられていて紅葉時はいい感じだろう。


立派な山門。


山門の4カ所に見事な木彫りの動物たち。亀と蛇。





鳳凰?


昔、秋葉山には天狗が住んでいて皿を投げて願力を鍛えていたそうで、それにならって願い事を書いた皿を眼下の輪に投げ入れる場所があった。


黄金の鳥居をくぐり。


本殿に到着。いろいろとお願いする。


ジュビロもお願いしていた。


またR152に戻り南下を続ける。さすがに180kmも山間の道を走ると走ったなぁという感じがする。おなかも空いてきたので近くにあった道の駅「花桃の里」で大ざるを食べる。写真を撮る間もなく食べてしまう。食べ終わった図。


天竜川沿いのK343をゆっくりと流し東名高速遠州豊田PAのETC出入口から帰途。

富士川SAでソフトクリームを食べる。向こうには富士山があるはず。


SAには日本のお土産やもあった。富士山の見えるこのSAは海外からの旅行者も多いのだろう。


17:15帰宅。12時間のツーリングを終えて飲むビールの味は格別だ。人生において何度うまいビールを飲めるのかが非常に大切なことなのだと娘に力説。

本日の走行は690km。伴ちゃんの総走行距離は11,577kmとなった。山道を走るオフロードバイクも欲しくなった今日この頃。
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