山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

目に青葉(感謝)

2024-05-10 15:40:47 | 日記

青葉若葉が美しく映えて眩しい良い季節になりました

 

 

 

山門前の道路沿いに咲きます「せいようしゃくなげ」 です

大きくて鮮やかなピンクはなかなか華やかで何時も車が止まって

どなたかがカメラを向けているのです

 

 

自宅を新築しました折に川沿いに有りました「やぶでまり」 を1枝取ってきて挿し木をして

ここまで大きくなりました

真っ白なこの花には想い出が有ります

十一年前に病のために入院4月ほどでしたがもう悲しくて天井を

ぼんやりと眺めておりました

その時友が手にいっぱいのこの花を抱えて来てくれました

その時私はいっとき我が家のあの沢沿いを思って慰められました嬉しかったです

あれから十一年だんだんと不自由になるもなんとか日常をこなして生きておれます

現代の医学と友の暖かさの賜物です

 

今年も咲きました「かくれん」 です

大きな葉を広げてまるで日傘をさしているようでも有ります

この花が蕾の頃は葉は下向きでつぼんで見えますが

いざ花ひらくとなりますと大慌てで葉を広げてまるで美しい和服の女性が「陽に焼けてしまうわ!」と

言っているように思えるのです

この花を下さった方は数年前に他界去れました

人間はいつかは亡くなるけれども植物は生き残って皆様を楽しませて癒してくれます

その方への感謝とともに、、、

 

真上から見ると八角の大きな葉の「ハッカクレン」 です

カクレントつい比較してしまいますが

この花の真っ赤さが毒々しくて調べておりまいたら

カクレン、ハッカクレン共に毒草とありまして

驚きました

ササユリ会の勉強会でkさんの家をたずねました

ササユリ、山ユリ、いわうちわなどなどもう驚くほどの山野草です

初めてその時に白根葵の群生を見て「一株わけて」といいますと、、、

その年の秋に沢山の株を持って 来て下さったのです

その翌年からはササユリ会は白根葵の会のごとく

会員の皆様が大変喜んで下さったのです

何度かkさんのお家に行っていますと

自宅前林に珍しい八角の葉がさわさわ風に揺らいでいました

「あれはなに?」私と八角連の初めての出会いです

感動して見入っておりますとkさん「が今度行く時持っていくから」とのことです

やはり秋にはトラックに沢山積んで持ってきて下さいました

この日を機にkさんは二度と我が家におみえになりません

身体を壊して今は介護される身だそうです

あのときのkさんはこれっきりと感じていたのかもしれません

人間は老いても花は益々元気で皆様の憩いと癒しの場になっております

昨年虫に冒されて危うく枯れそうになった「はんかちのき」 です

今年も元気に白い大きな花をまるでハンカチを振っているようにさかせました

ここ二~三日の霜でいくらか黄ばんでおります

まさか今頃になってrこの寒さ?」と花も驚いています

大きなつつじの花「レンゲツツジ」です

見た目には綺麗ですがヤマつつじと違って一寸毒が有るそうです

以前中国でこの花を食べた羊が足踏みをしながら息絶えたそうです

そのため?植物なのに躑躅と足片なのだそうです

昔から綺麗な花には毒が有るって云いますよね

ちなみに花ことばはその華やかさから「情熱」だそうです

 

我が家の裏庭のちょっとしたみずべりに植えました

「ふいりのはなしょうぶ」 です

葉ものが美しい季節になりました

この小さな水たまりにかえるやおたまじゃくしなど

なかなか楽しいのです

一寸足音がすれば慌てて水の中へ、、、こんなのどかさが嬉しいのです

これも以前はササユリ会のメンバーだった方に頂きました

 

この家を建てて一七年初めは何もない原野でした

以前からあってもの、庫裏から運んだもの、そして何より

私たちが花が好きの為に皆様が少しずつ下さった物などです

今では家の周りには珍しい植物がいっぱいです

他界された方、体を壊された方

皆さまの心を背負って今咲いています

全ての花に皆様の心を感じます

多くの方々が  この場所で心を癒して元気になっていく!と

信じています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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