"伝える"ということ。
こんな事を言ったら…どう思われるかな?
仕事で保護者に伝える時によく考えます。
子どもの事を第一に考えて伝えようと思っても、
相手によっては、クレームとなって返ってくる事があります。
だから、そんなリスクを背負ってまでわざわざ伝えるなんて
無駄な労力……。
そんな少し冷めた(?)疲れた(?)自分がいました。
しかし、真剣に伝えることが大事なんだ、と改めて思いました。
実家の母が入院中で介護が必要な状態。
兄弟3人交代で病院へ行く日々が続いています。
そんな中、自分の幼少期を振り返る事が多く…
次のような話を懇談会で保護者にしました。
甘えたい時期に親と過ごす時間が短い保育園の子ども達。
子ども達は、その生活があたり前だから(他を知らないから)
なんとも思ってはいないけれど、、、
やっぱり 集団の中でがんばっていたり、寂しい思いをしているんだと思う。
"お昼でお迎えの特別感やうれしさ"
40年以上前の記憶を鮮明に覚えている自分。
だから、子ども達の気持ちに寄り添って、意識して関わってあげて欲しい……
さらに意識して関わってあげる事で
心が満たされる、という事。
この仕事を25年以上続けてきて色んな子ども達をみてきたけれど
満たされている子は、気持ちが安定していて、まわりの子にも優しく出来たり、我慢する事ができる…
ちゃんと伝わるかな…
きっと伝わらないし、変わらないだろうな……
そんな風に思っていましたが、
なんと、思った以上に保護者からの反響を頂いて……
嬉しい驚き。
諦めないで "伝える"こと 大事なのですね。
より良い保育の為…子ども達の為に‼︎