3月11日に、地震が起きてから、
いろんなことが、変わった気がする。
関東では、地震なんて起きても、そんなに揺れないだろうと思ってた。
そんな風に、過信してた。
でも、あの日、関東でも揺れは大きくて、そうしてなかなか収まらなかった。
津波が、あんなに恐ろしいものだとは思わなかった。
ほんの数分の間に、多くのものを飲み込んでしまったという事実に、
波が去ったあとの、あの惨状に、言葉もなかった。
電気が、足りなくなるなんて、思ってもみなかった。
電気は充分にあって、ネオンのある街が当たり前だと思ってた。
でも、あの煌々と点いていた電気は、当たり前のものではなかった。
CMのなくなったテレビと、くり返される代替CMと、
コマーシャルなんて、見流しているのがふつうだったのに、
CMすら流せないほどの出来事が起こるなんて、信じられなかった。
人たちは、原発の情報や品薄になるという風評に惑わされ、
買いだめに走り、コンビニやスーパーからは物が消えた。
商品がなくなるなんて、考えてもみなかったことだった。
地震の余波である、余震は今も続いていて、
いろんなこと、たくさんのことが変わって、
そうして、あの11日の前には、もう戻れないんだとも感じた。
平和で、なにげなく過ぎてた日々、
私の住んでいるところは、それでもまだ被害などは何もなかったけれど、
東北の被害は甚大で、もし私があそこにいたら、明日からどうしていこうと思うだろうと、
いろいろ考えたりした。
この地震は、国難なんだって、言われて初めて、認識した。
返らない日々と、過ごしていかなければいけないこれからと、
だけど、ずっと未来は続いていく。
希望を失って、うつが多くなっているという状況もあるらしい。
誰もが自粛を声高に言い、楽しむことはなんでもかんでもいけないように思ってる。
そんなことはない・・・明日からも、日常は続いていくんだから。
ロメと、遊ぼ?
サクラも、咲いたし。
さぁ、元気だしてこーよ