もはや、そのような食べ物が現在も残っているとは思ってもみなかった。
小説の中だけの、食べ物だと思っていた。
ところがどっこい、現在も売られているんですとよ!
『こぼれ梅』です。
『こぼれ梅』とは。
味醂の搾りかすで、関西地方でおやつやお茶請けとして食べられているものだそうです。
現在の味醂の製法では、搾りかすを美味しく食べることができないのですが、江戸時代の製法でゆっくりしぼると、おいしい食べ物になります。
本物の味醂の搾りかすなので、アルコールの風味ぷんぷんです。
おそらくコレを食べた後は、車の運転はしてはいけないと思います。
これがまたねぇぇ。
ほんのり甘くて、奥から深い香りがして、アルコール苦手なはずのゆーきの手が止まらなくなるんですよ。
本物の味醂って、甘くておいしいですよね。
味醂を飲むと、お酒を飲んだ時のように酔っ払っちゃうけど、飲みたくなるくらい好き。
つまりアレの搾りかすなわけですから…おいしいはずですよ!あはは!(←すでに酔っ払い?)
高田郁という作家の時代小説『みをつくし料理帖シリーズ』の中に、この『こぼれ梅』が出てくるのです。
これがまた、切ない切ないお話しでねぇ。
主人公が子供の時に、今は会えなくなってしまった幼馴染とよく食べていたのを思い出す…というシーンが出てくるのです。
しかし設定が江戸時代なので、現在はもう無くなってしまった食べ物だと思っていたのですが。
先日、愛すべき食べキャラIえもんが
「こないだ、ミッドタウンで味醂のしぼりかすを買ったの♪パウンドケーキに入れて焼いたら美味しいのよ~。」
と、言うたのです。
そりゃあんた、びっくりしましたよ。
ゆーき:「それはもしや『こぼれ梅』とかいうものでは?」
Iえもん:「え?何で知ってるの?」
ゆーき:「いや~!まさかまだ売っているモノだとは思わなかった!江戸時代のおやつなのよ、それ!」
という会話が交わされ、ミッドタウンに行くヒマのない私はIえもんを巻き込み、売っていたという『福光屋』のオンラインショップでこぼれ梅やら酒粕やら生麹をしこたま仕入れたのでした。
あははは。おいしいねぇ。あはははは。
憧れのこぼれ梅…。
こんな味だったんだねぇ。
食べることが出来て、すっかりご機嫌になったゆーきでした。
うししししし。
小説の中だけの、食べ物だと思っていた。
ところがどっこい、現在も売られているんですとよ!
『こぼれ梅』です。
『こぼれ梅』とは。
味醂の搾りかすで、関西地方でおやつやお茶請けとして食べられているものだそうです。
現在の味醂の製法では、搾りかすを美味しく食べることができないのですが、江戸時代の製法でゆっくりしぼると、おいしい食べ物になります。
本物の味醂の搾りかすなので、アルコールの風味ぷんぷんです。
おそらくコレを食べた後は、車の運転はしてはいけないと思います。
これがまたねぇぇ。
ほんのり甘くて、奥から深い香りがして、アルコール苦手なはずのゆーきの手が止まらなくなるんですよ。
本物の味醂って、甘くておいしいですよね。
味醂を飲むと、お酒を飲んだ時のように酔っ払っちゃうけど、飲みたくなるくらい好き。
つまりアレの搾りかすなわけですから…おいしいはずですよ!あはは!(←すでに酔っ払い?)
高田郁という作家の時代小説『みをつくし料理帖シリーズ』の中に、この『こぼれ梅』が出てくるのです。
これがまた、切ない切ないお話しでねぇ。
主人公が子供の時に、今は会えなくなってしまった幼馴染とよく食べていたのを思い出す…というシーンが出てくるのです。
しかし設定が江戸時代なので、現在はもう無くなってしまった食べ物だと思っていたのですが。
先日、愛すべき食べキャラIえもんが
「こないだ、ミッドタウンで味醂のしぼりかすを買ったの♪パウンドケーキに入れて焼いたら美味しいのよ~。」
と、言うたのです。
そりゃあんた、びっくりしましたよ。
ゆーき:「それはもしや『こぼれ梅』とかいうものでは?」
Iえもん:「え?何で知ってるの?」
ゆーき:「いや~!まさかまだ売っているモノだとは思わなかった!江戸時代のおやつなのよ、それ!」
という会話が交わされ、ミッドタウンに行くヒマのない私はIえもんを巻き込み、売っていたという『福光屋』のオンラインショップでこぼれ梅やら酒粕やら生麹をしこたま仕入れたのでした。
あははは。おいしいねぇ。あはははは。
憧れのこぼれ梅…。
こんな味だったんだねぇ。
食べることが出来て、すっかりご機嫌になったゆーきでした。
うししししし。