日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

娘がスカウトされる

2018年08月27日 16時51分39秒 | ブラジル事情

 14歳の娘がスカウトされた。

 先々週、娘は友達と一緒に現地の日本祭りに遊びに行った。

 そこを歩いていたら、女性に話しかけられ、彼女が働く劇の学校でコースを履修してみないかと誘われたそうだ。

 娘は興味があったので、その場では母親の携帯電話だけをその女性に伝えた。

 そして、後日その学校に母親と一緒に行って、その劇のコースを受けることにしたという訳である。

 本来であれば授業料はかなり高いそうなのだが、娘の場合スカウトを通じて入るので、安い値段でコースを受けられると言う。

 コースの期間は3ヶ月。

 その女性によれば、コース期間中、もしくはコース修了後に、コマーシャルとか女優、モデルといった仕事がもらえる可能性もあるということだ。

 そういった仕事がもらえれば、まさに夢物語みたいである。

 まずこのポルトアレグレみたいな田舎町でスカウトなんてものがあることに驚くし、それが自分の娘に起きたというのはまさに青天の霹靂である。

 最近娘が男性から言い寄られることが多いと聞いていたので、ある程度男性受けする容姿なのかなとは想像はしていたが、スカウトされるまでとは思わなかった。

 どちらにしても、娘には真っ当な仕事に就いてもらいたいと思っている。出来れば、知的作業が要求されるような仕事がいい。一生続けられるから。

 ただ、この劇のコースを受けることに反対ということは全くもってない。

 むしろ娘には是非このコースを受講してもらいたい。

 コースを通じて、いろいろな事が学べるであろうし、新しい友達も出来たり、素晴らしい指導者と会えたり、人間関係が豊かになるほか、世の中に対する見識も深まるであろう。

 せっかくもらったチャンスなのだから、是非有効に活用して欲しい。

 コースが修了して、何も仕事をもらえなくても、その経験は何物にも替え難いものになるに違いない。

 頑張れ、娘!

 


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