週に6日はブログに投稿されている方で、
生活拠点は、日本で云えば山間部の3階建てで、
石造りの廃屋と周囲の森林を含む土地を買いました。
3階は、お子さんが今の年齢で臨む形式に、
日本人の奥様が、室内の設えを担当し、
大工仕事はこの土地生まれのご主人が作業をし、
外回りの修復と共に改修し、暮らし始めました。
庭は一部を菜園として奥様が設え、
森には木苺等の實の成る樹がありました。
暖炉も設え、裏庭にはパンを焼く石窯を造り、
空気の良い、四季折々の景色の中をワンちゃんと散歩し、
途中に風で折れている木の枝を一か所に集め、
ご主人は、間伐した樹を運べる長さに切り、
集められている小枝と共に、
暖炉やパン焼きの釜で使う為に、運んでいます。
シャンプーが嫌いなワンちゃんも、
拭いてもらう時は、暖炉の側ではご機嫌で、
同時にぐるぐる回る装置で肉が焼けている、
このような暖炉のある生活は素晴らしいです。
地域の畑でトマトが収穫される時期には、大量に購入し、
家族総出で瓶詰めを造り、
消毒して倉庫に保管し、一年中使います。
車で山を下りた所にスーパーがあって、
バナナは房で、茄子はなが~~いですし、
野菜は山に積んで有って、肉やチーズがキロ単位ですし、
牛乳は1リットルどころではない量の入れ物で買います。
洗剤類は「量り売り」の機械があって、
洗濯用・食器用洗剤を購入しています。
ポリタンクは、5リットル程の大きさで、
右ボタンが洗濯用、左の食器用を押すと適量が注ぎます。
これはエコで、この販売方法は理想ですね。
日本で暮らす外国人が無駄だと思う事の例に、
購入時の「包装」の問題だそうで、その例として
「歯磨きチューブは、なぜ紙箱に入っているの?」だとか。
野菜は、山に積んであるのを、
「好きなものを袋に入れて、レジで計りに乗せる」
のだそうで、
この場合に袋も、エコ専用の袋か布袋を持参しますが、
燃えないポリ袋は、法律で罰せられるそうです。
レジでは待つのでなく、自分で機械に触れ、出た数字を支払い、
計算・領収書を荷物に張ると、セキュリティーチェックOKで終了。
ブログの國では、お歳暮・お中元は無いし、
包む文化もないので、ワインをプレゼントする場合、
遠距離の輸送ならダンボールですから、
このお宅では箱は捨てずに、暖炉の焚き付けに使っています。
柄を見ると、何年前のものだと分かる日本とは異なり、
流行が無いのでしょうと、ありました。
が、しかし、その分だけ、発展が無いのでしょうね、
とも感じているそうです。