唯我独尊ブログ

富良野 唯我独尊のマスター・独鱒の日記

アイヌの里で

2017年08月15日 | 日記

イランカラプテェ
アイヌの挨拶の言葉、相手を全て受け入れ、疑う事がない挨拶らしい。
倭人は蝦夷地に資源の豊富さに江戸の役人と庄屋、商家が蝦夷の資源をむしりとった。それを手伝ったのはウタリの男達と東北の貧しい家の、或いは東北ウタリのもの達だった。
疑う事がないウタリは春のニシン漁から、秋の鮭漁迄、手伝い、わずかな塩をもらい、雪の降る里へ帰る。
夏の男達の仕事が出来なくなり、冬を越せなくなり女も浜の手伝いに出かける。女は性病を移され、アイヌの里、文化は失われて行く。
よく見る倭人とアイヌの一緒に写った写真、アイヌの人の傍らに紋の入った武具箱がある、中身は空だったと聴くが、アイヌの方の高価な首飾りと交換した。
蝦夷地のアイヌは部族内、或いは外の争い事があった時は、長老同士が一つの問題を語り問答し、決して、血を流すことなく、解決したらしい。チャランゲと言っていた。
血を流す戦いはシャクシャインだけと聞く。
倭人は蝦夷を侵略した。あのアメリカと似たようなものだ。
素晴らしい、自然と、全てのものが、カムイと聞く自然と共存したこのウタリに頭を垂れて、次代の蝦夷地の在り方を、享受させて頂きたい。 日本で一番知られているアイヌ語は?
雑誌のノン・ノじゃないかな。
意味は「花」だ。フランス語みたいだな。
ちなみに、やっていたペンションの部屋の名は皆アイヌ語でした。
独鱒