KY日記

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SRガ欲しい件、その他。

2009年05月31日 03時42分24秒 | Weblog・すなわち日常
昨日は朝6時まで飲んでいました。
と言っても後半ほとんど寝ていたけれど…。

飲むと寝てしまうのは困るがどうしようもない部分でもあるので、だましだまし上手く付き合うしかない。

そんなわけで今日ちゃんと起きてられるか心配だったけれど、案外12時ごろには目が覚めた。
ちょうど母が仕事で東京に来ていて、穴守稲荷のホテルにいるとのことなので先月の妹の結婚式のときに撮った写真をアルバムにまとめたものを届けに行くことにする。

帰りは人形町で降りて、新大橋通りからぶらぶらと歩いて家に帰った。

ところで最近ふらりと「探偵ガリレオ」シリーズの「容疑者xの献身」の小説のほうを読んだのだけれど、1ページ目から目が離せなくなってしまった。
『南に二十メートルほど歩いたところで、太い道路に出た。新大橋通りだ。左に、つまり東に進めば江戸川区に向かい、西へ行けば日本橋に出る。日本橋の手前には隅田川があり、それを渡るのが新大橋だ』
って、もろにウチの近所なのですが…。
しかも長編なのにラストまでしっかり舞台がこの近所から大きく離れることもなく進行し、この地元で起こった衝撃の殺人事件にはからずも熱中してしまったのでした。
しかし、映画はまだ見てないけれど、小説を読む限りではこれほど「地味」な物語をよく映画化しようと思ったものだと妙に感心してしまった。映像化したときに映えるような派手な仕掛けなんて全然出てこないし。見た人がいたら感想を教えて欲しいです。

話は変わるけれど最近またバイクが欲しいなぁとしみじみ思っている。ニコ動でマン島TTの動画を見たりすると乗りたくてたまらなくなる。
今狙ってるのはSR400。タマ数が多いから中古価格も安定してるし整備だって簡単そうだ。めでたく夏のボーナスなんぞにありつけたら、頭金くらいは捻出できるかもしれない。

それでツァイス付きのF3をバッグに放り込んで、気のむくままにどこか遠くに旅立ってしまいたい。

でもお金があったら液晶テレビも買いたいし悩ましい。。。

風車の街の、眠れぬ山羊

2009年05月23日 14時45分05秒 | Weblog・すなわち日常
最近の気になったニュース。

台湾のとある風力発電機の立ち並ぶ海沿いの街では、
近隣で飼われていた山羊少なくとも400匹が、夜間も回り続ける風車の騒音が原因で不眠症となり死亡したんだと。

村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」に出てくる、満月の夜に馬が大量死するというエピソードを思い出した。

不眠症が原因で死ぬと言うこともあるのだとしたら俺はもう少しちゃんと睡眠をとらなあかんかも知れん。
布団に入り眠るまでのラグと言うのが最近ほとんどない。横になった瞬間速攻で寝ている気がする。
しかも寝入ったときの姿勢でそのまま目が覚めることが多いから、ほとんど寝返りなんかも打っていないに違いない。

久しぶりに何かを書こうとすると、何を書いていいのやらさっぱりになる。
基本的に仕事に関わることは書けないし、だとするとプライベート…が最近ほとんどないようなものなのだろう。

昨日はジョナサンで夕食を食べました、とか書いてもどうしようもない。
しかしだからといってそれがジョナサンでなくて西麻布のなんちゃらとか言う高級居酒屋でしたとか言っても大して違うもんでもない。と思う。

つまり最近の僕の生活は特に書くことがないまま過ぎて行っているのだ。

スラムドッグ$ミリオネアと、インド料理な夜。

2009年05月05日 02時55分34秒 | Weblog・すなわち日常
を見てきた。
とてつもないエネルギーに溢れた映画、だと思う。
ミリオネアの問題一つ一つがジャマールのスラムでの凄惨な生き様とリンクしていく、その様は圧巻。
その一つ一つがジャマールにとって決して良い記憶ではないのが切ない。
特に、100ドル札に書かれた顔をジャマールが知るくだりにやられてしまった。

でも、どうも心からのめり込めなかった、のは、脚本の完成度が高すぎるからなのか?とちょっと思ったのだった。

同じようにスラムで少年が生き抜く姿を描いている「シティ・オブ・ゴッド」に比べると、こっちのほうが「予測不能度」が薄くて、なんか安心できてしまう。クイズの答えから回想に入っていく物語の構造はどことなく「ユ-ジュアル・サスペクツ」ぽいというか、先にキーワードがあって、そこから逆算するように物語が生まれていく、と言う感じ。だから一つ一つのエピソードは良く出来ていると思うのだけれども、物語を転がしていくための「ご都合主義」に見えなくもない。出題順がジャマールの人生の時系列順になってるのも変だしね(最終問題は別だが)。

すべてがすっきり収まってしまう話というのもどうかと思うのだった。

でも、とんでもない映画だと思ったのは確か。
ちなみに「コレがインドの真実です」に対する「アメリカの真実を見せてあげるわ」の台詞は好きだw

映画を見終わってインドが抜けてしまうのが惜しくて速攻で錦糸町のインド料理屋に駆け込んだ。
マトンのカレーとナンとケバブとマサラチャイでインドに浸ったのだった。


GOEMON

2009年05月03日 13時07分55秒 | 映画・演劇
紀里谷和明監督の「GOEMON」を見てきた。

安土桃山時代、民衆を巻き込んだ血で血を洗う権力闘争に終止符を打とうと自由を謳歌する大泥棒、石川五右衛門が画面の中を右へ左へ八面六臂の大活躍をする、と言う話。
美術とビジュアルは相変わらず凝りまくり、こだわりまくり。無茶苦茶だと思うんだけど、逆にあれだけ壊しても「日本」というイメージは残っている。その辺むしろ紀里谷監督と言うか、じゃぱにーずかるちゃーの懐の深さ、のようなものを感じてしまった。

話は安土桃山の、信長の死から関が原までをざっとダイジェストで追いかける。と言っても主要な人物の生死とか師弟関係が何となく残ってる程度で、ほとんどめちゃくちゃに改変されている。

史実の改変について、別にガチガチに歴史をなぞる必要はないと思うのだけれど、「変えたほうが面白くなったのか」は重要だと思う。そもそも安土桃山時代を舞台として選んだ時点でその歴史の中の人物、ストーリーが面白いという前提があるわけで、わざわざゼロから改変するなら全く新しい世界観を構築したほうがいいと思う。