前回ハミッドがダルフールに帰る時に、使い捨てカメラを2つ渡した。私がダルフールの様子やハミッドの家族を見たかったのと、ハミッドが家族の写真を一枚も持っていないと言うから、ハルツームに居る時も離れてて住んでる家族の写真があったら嬉しいかなと思って。
出発前に、私の小さなデジカメを使って写真の撮り方を一緒に勉強した。勉強したとは言っても、小さな穴を覗いて、撮りたい物をファインダーの中に入れてシャッターを押す。それだけの練習。3日目になってやっと普通に撮れるようになった。。。
「お日様が出てる時間に、屋外で撮ってね」と言って、それをメモ書きにしてカメラに貼り付けた。
ハミッドが撮ってきたフィルムは、わざわざ国外で現像。
なぜなら、写真撮影が禁止されてるこの国で、特にダルフールの写真を現像に出すのは危険。
楽しみにしてたダルフールとハミッドの家族の写真!長い時間をかけてついに手元に!!
が・・・・。顔なしの写真ばかり。
つまり。首から上はほっとんど写ってない。天井の写真が10枚くらい続いたかと思うと、女の人の足の写真。地面の写真、などなど。唯一顔が写っている写真は、ハミッドの息子がハミッドを撮ったものでした。
「家族の顔が見たかったのに!写真撮る練習したじゃんハミッド!!!」
写真をみて大笑いするハミッド。私もおかしくなって一緒に笑った。
それでも、その写真を大切そうに、「ありがとう」って何度も言いながら持っていった。
後日、ハミッドとヌリとのいつものおしゃべりの途中でハミッドの娘の話になった。
「ユミは娘達を見たことあるもんね」ってハミッドが言うから、
「え?ないよ」って言ったら、首なしの写真を持ってきて、
「これが、2女、これが3女」と説明を始めた。
「わかんないよー、顔ないじゃん!」って笑ったら、ハミッドもヌリも大笑い。
さて、ハミッドはこの年末年始の一ヶ月ダルフールに帰る予定にしています。今回も使い捨てカメラを2個準備。あきらめない私達は、昨日からまたデジタルカメラで練習をはじめました。
「次男に撮ってもらってもいいよ」って言ったら、
「いや、私が撮る!」とやる気のハミッド。
今度はハミッドの家族に会えるかな。やっぱり写真は楽しい!!
出発前に、私の小さなデジカメを使って写真の撮り方を一緒に勉強した。勉強したとは言っても、小さな穴を覗いて、撮りたい物をファインダーの中に入れてシャッターを押す。それだけの練習。3日目になってやっと普通に撮れるようになった。。。
「お日様が出てる時間に、屋外で撮ってね」と言って、それをメモ書きにしてカメラに貼り付けた。
ハミッドが撮ってきたフィルムは、わざわざ国外で現像。
なぜなら、写真撮影が禁止されてるこの国で、特にダルフールの写真を現像に出すのは危険。
楽しみにしてたダルフールとハミッドの家族の写真!長い時間をかけてついに手元に!!
が・・・・。顔なしの写真ばかり。
つまり。首から上はほっとんど写ってない。天井の写真が10枚くらい続いたかと思うと、女の人の足の写真。地面の写真、などなど。唯一顔が写っている写真は、ハミッドの息子がハミッドを撮ったものでした。
「家族の顔が見たかったのに!写真撮る練習したじゃんハミッド!!!」
写真をみて大笑いするハミッド。私もおかしくなって一緒に笑った。
それでも、その写真を大切そうに、「ありがとう」って何度も言いながら持っていった。
後日、ハミッドとヌリとのいつものおしゃべりの途中でハミッドの娘の話になった。
「ユミは娘達を見たことあるもんね」ってハミッドが言うから、
「え?ないよ」って言ったら、首なしの写真を持ってきて、
「これが、2女、これが3女」と説明を始めた。
「わかんないよー、顔ないじゃん!」って笑ったら、ハミッドもヌリも大笑い。
さて、ハミッドはこの年末年始の一ヶ月ダルフールに帰る予定にしています。今回も使い捨てカメラを2個準備。あきらめない私達は、昨日からまたデジタルカメラで練習をはじめました。
「次男に撮ってもらってもいいよ」って言ったら、
「いや、私が撮る!」とやる気のハミッド。
今度はハミッドの家族に会えるかな。やっぱり写真は楽しい!!
今、お仕事でデジカメ使ってるけど私もほんと苦手。でも、人の顔は撮れるな(笑)
自分や家族が写ってる写真を大切にするのって素敵だね。日本は使い捨てカメラもデジカメも当たり前にあって、そんな感覚がなくなってきてる気がする。
また撮ればいいじゃん的な。
撮るのも撮られるのも嫌いだけど、スーダンの人を見習ってもうちょっと写真を大切にします。
Tim Soar
http://www.thelandofthemighty.s5.com/
龠龠龠
Tim Soar
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龠龠龠