富士登山から帰った先週1週間は疲れと筋肉痛でグダグダでした。
ようやく復活したので、今日は改めて富士登山を振り返りたいと思います。
富士山に登る理由や目的は人それぞれあると思います。
でも
「どうせなら楽しく登りたい!」という人のために、私が発見した富士登山の楽しみ方をご紹介しましょう!
富士登山の心得や持ち物はいろんなサイトにたくさん載っているので、そちらを参考にしてくださいね。
ちなみに今回の登山は富士宮口から夜出発、御来光目的の徹夜コースです。
その1
富士宮口から登るなら、富士宮市にある
富士山本宮浅間大社にお参りして安全祈願をしましょう!
西富士道路を下りて富士宮市の市街地へちょっと回り道すれば行けます。
今回私たちは天候に恵まれたので、御利益があったのかも!?
その2
新五合目に着いたらしばらく体を慣らしましょう。
いきなり登り始めると気圧の変化に体が対応できず高山病になりやすいそうです。
というわけで、新五合目でのおすすめの過ごしかた。
・昼寝する (夜登山の場合とても重要)
・ヤイコの曲を聴いてテンションを上げる (私だけに有効)
・米を炊く (うまく炊ければ有効)
・リポビタンDを飲む (ファイト一発効果でかなり有効)
・売店のお土産を物色する (おすすめは笠かな)
米炊きはリーダーが道具を持ってきてくれたのでやってみましたが意外に盛り上がりました。
学生時代の貧乏キャンプで鍛えた米炊き術が役立ちました。
米とみそ汁、缶詰だけの夕食でしたが泣けるほどおいしかった。
その3
夜登る場合、登山中は楽しみなどありません。真っ暗な闇の中、ただひたすら登るのみです。
そこをいかに楽しむか。それはあなた次第です。
おやつにバナナなんてどうでしょう?ただ、皮を持ち帰る担当になった人はニオイに要注意です。
疲れたら、空を見上げてみてはどうでしょう。
どんな天候であれ、下界では見られない現象が起きているはずです。
その4
いよいよ
頂上へ!御来光見るなら高いところか、東側へGO!
ただし、防寒着をすべて着てから移動する方がいいかも。寒くて死にそうです。
幸運にも御来光が見れると、あまりの美しさに寒さも忘れます・・・嘘かも。
その5
太陽が昇ってもしばらくは寒くて寒くて仕方ありません。
すべてのやる気をそがれますが、ここで逃げたら後悔します。
日本一の山頂で朝食をとりましょう!
できれば、あったかいものを。
山頂の売店の食事は多少高いけど店内にいられるからいいかもね。
私たちは持っていったおにぎり(冷えきってたけど)と、お湯をわかしてインスタントの豚汁とコーヒーを作って寒さに震えながら朝食をとりました。
ちびまるこちゃんの藤木くん並みにクチビルが青くなりますが、それもまた楽し。
その6
山頂では携帯が通じるので、日本一高い場所であの人に登頂の喜びを伝えてみては?
ただし、FOMAはバツです。私はかろうじて一本立ったときすかさず電話しました。
あと、電波を探しているのか、充電の減り方がものすごく早かったです。登山中は電源切っといたほうがいいかも。
その7
前回も書きましたが、頂上に着いて余力があれば
剣ヶ峰、3776メートルの最高地点に行きましょう。
最後の坂が壁のように立ちはだかっていますが、水戸黄門のテーマでも歌って元気に行きましょう!
その8
そしてまだ余力があれば
お鉢巡りをしましょう!
反対側の吉田口の頂上の皆さんにも会えます。
その9
山頂には浅間大社の頂上奥宮が鎮座しています。
ぜひ参拝して無事の登頂を報告してお礼を言いましょう。
本当は登頂してすぐ参拝するべきだったのかもしれないけど、寒くてそれどころじゃなかった・・・
その10
山頂には
富士山頂郵便局があるのでぜひ山頂から手紙を出してみましょう!
切手を忘れてもアドレス帳はお忘れなく!(忘れた私・・・トホホ)
私は買いませんでしたが、頂上の売店では登頂証明書なるものを発行してくれるらしいです。いい記念になるかも。
以上、10の楽しみ方をご紹介しました。
登山のマナーについてはいちいち書きませんが、高度3000メートルの非日常的な世界にいるのだということを理解すれば、登山のマナーも自然に実行できるはず。
それは楽しむための大前提です。
あと、富士山ではいろんな地方の方言、いろんな国の言葉が聞こえてきます。
各地から集まった人たちとみんなで頂上を目指す。そんなちょっとした一体感が味わえたりもします。
とは言っても、楽しみ方は人それぞれ。天候や体調を考慮して、安全第一で登ってくださいね。
さあ、君も日本一の富士山に挑戦してみないか!