かめ子の成長記(仮題)

結婚して伊豆にやってきました。家事とギターはぼちぼち、かめの歩みです。森林ボランティアはちょっとお休み中。

Walk Along the Black Muddy River #1

2006-02-28 18:52:06 | アイルランド旅行記
~アイルランド旅行記 その1~

人生は旅だと思っています、Cです。
最初に書いたとおり、森林ボランティアのネタがないときは趣味の旅のこと
などを書きたいと思います。

突然ですが、私は人の旅行記を読むのが好きではありません。
理由は、嫉妬です。 旅して本書いてお金もらえるなんて、うらやましいっ!
と思うわけです。

よくあるバックパッカーの貧乏旅行ものなんかは特にムカつきます。
私だってやれるもんならやりたいですが、社会人となった今ではなかなか
できません。
だからといって人の旅行記を読んで自分も行った気分に・・・にはなりません。
むしろ余計行きたくなります。

と言いつつも、時々読んでるんですが。
国井律子さんのとか、まぁかわいいし許す、と思いながら読んでます。
司馬遼太郎さんの「街道をゆく」なんか旅行記を通り越して私の人生の教科書
とも言える作品です。

そんな私が昨年ついに3か月の充電期間(無職期間ともいう)を得て、
ヨーロッパを旅してきました。
いわゆるバックパッカーの貧乏旅行です(笑)。
人の旅行記を読むのは好きじゃないけど自分は書きたい。
それが人情ってもんです。

ここでは一番長く滞在していたアイルランドのことを書きます。
旅行記というよりおすすめスポット紹介みたいな感じになるかもしれません。

なんでアイルランドなの?っていうかどこそれ?と言われます。

理由はアイルランドの音楽が好きだから、あまりメジャーすぎないから、
自然が好きだから、私の大好きなヤイコも大好きな国だから、などなど。

アイルランドはエメラルドの国と言われるほど、緑が美しい国なのです。
土壌的には決して豊かではないですが、延々と続く美しい牧草地帯や、
地の果てかと思うような岩のむき出しになった荒涼とした土地、そして
船越英一郎も真っ青の断崖絶壁。いろんな表情を持つ素晴らしい国です。

田舎をのんびりと旅したい私のような人にはぴったりだと思います。

前置きが長くなりましたが、そんなアイルランドについて少しずつ紹介して
いきたいと思います。

活動記録:植樹

2006-02-27 19:56:28 | 森林ボランティア
トリノオリンピックが終わってちょっとさみしいです、Cです。

さて先日の土曜日は植樹の活動がありましたので行ってきました。
お天気もよく、風もない絶好の山仕事日和。暑いくらいの陽気で、
二日酔い気味の身にはちょっとしんどかったです。

今回は個人の山主さんの山の、整備してあったところにもみじや
サクラ、その他いろいろな種類の木を植樹しました。
先日整備した渓流沿いのもみじの植樹とは別です。

植樹をする苗木はすでに1メートルくらい成長したものを植えました。
まずクワなどで根が入るくらいの穴を掘り、そこに根を入れます。
あまり深く埋める必要はなく、根が隠れるくらいでいいとのこと。

根の部分がポットに入っているものはポットから出し、根のまわりに
ついている土をほぐしてから植えます。
ポットに入っていないものはそのまま植えますが、根の回りに空洞が
できないように根と根の間にも土をしっかり入れてやります。
空洞があると根が伸びていかないんだそうです。

土をかけたら最後に木槌や足で苗のまわりを踏み固めてさらに土と根が
密着するようにします。
添え木として細い竹を立ててひもで苗木をしばって支えます。
これで完了です。

木の成長には何十年と時間がかかりますが、5、6年も経てば花をつける
ようになるとのこと。

今回植えた木の下でお花見するのが楽しみです。

余談ですが、今回テレビの取材が来ていました。
私も午前中にインタビューを受けたのですが、迂闊にも二日酔いでひどい
顔していたのが悔やまれます。
まぁ使われるかどうかはわかりませんけどね・・・


山仕事の道具 その1

2006-02-23 20:39:46 | 森林ボランティア
Cです。今日は山仕事の道具について書きたいと思います。

素人の私から見ても、道具選びは重要だと思います。
特に急斜面の山の中での作業は足場が悪いですから、携帯しやすいもの、
取り出しやすいもの、安全なもの、というのが選ぶ上でのポイントになる
のではないでしょうか。

左の写真は私が使っているグローブです。
ワークマンで1200円くらいだったかな?で買いました。
ほとんどの先輩方は革のグローブを使っています。
このボランティアを初めて数年経ちますがやっと最近買いました。
それまでは家にあったつぶつぶ付き軍手でしのいでましたが、軍手の編み目
のスキマからとげが刺さったりして痛いので、革のグローブを買いました。

するとどうでしょう!(ビフォーアフター風に)
革のグローブはつぶつぶが付いてないのにすべらないし、木を持ってもとげが
刺さることもありません。
手首のマジックテープでしっかり固定すれば脱げてしまうこともありません。
この仕事をされてる方にとっては当たり前かもしれませんが、私にとっては
目からウロコの衝撃でした。
もっと早くから使っていればよかった・・・

ただ、私は手がとても小さくて、Sサイズでも指があまるのでちょっとイヤです。
師匠いわく、洗えば縮んで手の大きさになじんでくるとのことなので、今度
洗ってみようと思います。

もみじの植樹 下準備

2006-02-21 19:13:47 | 森林ボランティア
さて、今日は先週末参加した活動について書きたいと思います。

内容は、渓流沿いにもみじの植樹をするための下準備です。
植樹をするのに妨げとなる雑木を切ったり地面を整備したりします。

ところで、植樹に適した時期はちょうど今くらい、2月か3月なんだそうです。
なんとなく意外な気がしますが、理由を聞いてみると納得です。

木は暖かい季節は水を吸い上げる活動が活発になり、どんどん成長しようとしますが、
逆に冬の間は活動をほとんどしないそうです。いわゆる冬眠です。
植樹をするとき、活動の活発な暖かい季節にいきなり違う場所に移されたらせっかく
成長しようとしているのにそれが一旦途切れてしまいます。
バリバリ稼いでいた営業マンが急に転勤させられるようなものです(?)。

その点、冬眠中にこっそり違う場所に移してやれば、程なく暖かくなってくる頃には
スムーズに活動を始められるというわけです。
(これを聞いて昔『学校へ行こう!』でやっていた、寝坊を直したい中学生を寝ている間に
ふとんごと通学路に移動させるっていうのを思い出しました。)

木も人間と同じように生きてるんですね。だまし、だまされ、そんなところもいとおしい。

今回はいつもの活動とは別なので、間伐のような大掛かりな仕事ではなく、私はチェーンソー
を使いませんでした。か弱い乙女である私には比較的やりやすい作業です。

直径5~10センチくらいの細い木をのこぎりで切っていき、じゃまになる枝はナタで払います。
私は未だにのこぎりとナタの使い方が下手で、何度かダメ出しをされます。ベテラン先輩方が
太い木をチェーンソーで切っていくと、枝の先にツルがもじゃもじゃに絡み付いた木がどーんと
倒れてくるので、ツルを切りながら枝を短く切り揃えて一ヵ所に片づけます。

このようにして、もみじを植えたとき絵になるような場所をきれいにしていきます。

私はどうしても細かいところが気になる性格なので、この倒れた木はこっちに持ってった方が
いいかな、とかいらんことで悩むんですが、ベテラン先輩方はそんなこたぁ気にしません。
近くで見るとごちゃごちゃしてホントにきれいになってるかな?と思いますが、遠くから見ると
あーすっきりしたなってわかるんです。まさに木を見て森を見ず、の反対です。

ちゃんと目的を意識してやるべきことだけやる、この判断がつくまでにはまだまだ経験が
必要ですね。

森林ボランティアを始めた理由は・・・

2006-02-20 19:12:33 | 森林ボランティア
私の知り合いでスバルのフォレスターに乗ってる人がいます。カッコイイですよね、あの車。
でも、このブログは車とは全く関係ありませんので勘違いされた方はごめんなさい。

そもそも何故森林ボランティアをするようになったのか?といいますと、もともと
自然やアウトドアが好きだったからです。田舎で育ったからということもあります
が、仲間とキャンプによく行った大学時代あたりから、自然を大事にしようという
気持ちが強くなりました。

きっかけとしては、大学の授業でテーマを決めて英語でプレゼンテーションをする、
というのがあって、私が選んだテーマが『DEFORESTATION (森林破壊)』でした。

その時は主に世界規模での熱帯雨林の森林破壊について発表したんですが、調べて
みてわかった深刻な現状に、当時若くて青かった私は、これじゃいかん!なんとか
せねば!!ブルブル、と震えたわけです。

その後社会人となった私は、何か私にできることはないかと、日々悶々としておりました。
とはいえ、超文系人間で専門知識もないフツーの会社員である私は何をしたらいいか
わからず、ただ悶々としているだけでした。

ある時期、環境をテーマにした講座に参加したことがきっかけで知り合った方に、
とある森林ボランティアの団体を紹介してもらいました。それが今所属している団体です。

活動は主に、手入れの必要な地元の山に入って間伐や枝打ちなどで山を整備することです。
当初私が興味を持つきっかけになった熱帯雨林の破壊問題とは違う方向ですが、参加してみて
思ったことは、身近なところから自分のできることをやればいいんだ、ということでした。

もちろん世界規模の森林問題も何とかしなければいけませんが、私一人では何もできません。
でも、ただ机に座って悶々と現状を憂いているだけなら、外へ出てできることからやった方が
よっぽどいいと思います。

入会してから数年経ちますが、一応女の子であまり力もないので、役に立っている
かどうかは疑問ですが、山仕事の仲間もいい人ばかりだし、自然の中で食べるおにぎりは
最高においしい!!
今では社会に貢献したいというより、山にいるのが楽しいからやっているというのが本音です・・・。

要するに、ボランティアはあまり気負わず、楽しくやればいいということでしょう。

同じように悶々としている若者がいたら、是非とにかく行動を起こしてみてほしいと思います。
きっと何かが変わると思います。

では次回からは先週末参加した活動について書きたいと思います。

祝!ブログ開設

2006-02-17 20:03:29 | 森林ボランティア
初めてブログなるものを作ってみました。

タイトルにある通り、森林ボランティアの活動について書いていこうと思います。

ただ、ウィークエンドっつうくらいで月1、2回しか活動してないので、ネタが
ないときは趣味の旅、ギターのことなどを書きます。

どうぞよろしく。