せんたくびより。

小さなこだわりを持ちながら
ふつうの暮らしを楽しみたい!
そんな転勤族妻のつれづれなる日々。

キムジャン

2011年11月25日 | 保存食づくり
お久しぶりです
すっかりブログから遠ざかっていましたが、元気に日々を過ごしています
相変わらず、興味のあることも色々やっていて、なかなか充実している感じです

さて、今年も大寒の頃に数種類の味噌を、梅雨の頃に梅酒や梅干などの梅仕事を…
友達からのリクエストもあり、レクチャーしつつの作業になりました
と、これ以外にも、あれこれ保存食作りをやっています


そして先日、韓国の友達から「今がキムジャン(キムチ作りをすること)の季節だよ」
という話を聞きました
そういえば昨年、地元の友達からいただいた自家製キムチも美味しかったんだよなぁ
ということで、私も今年、初めてキムジャンをやってみることにしました





韓国の友達のところは、親戚中の今冬の分ということで、140個の白菜を使ったそう
もちろん親戚たちが集まり、男手も借りつつの作業だったようです
嫁という立場では大変な作業とされるようですが、大切な伝統文化ですよね





私は初めてなので、まずは白菜1個から(笑)
8等分に切り、甘味を増やすために数時間、太陽に当てました





容器に白菜を詰め、粗塩(130グラム)を振り、落し蓋と重石をして半日ほど置きます





水気を絞ってザルに並べ、数時間ほど天日干し





その間にヤンニョム(漬けダレ)の準備





水(400ml)、昆布(5cm角2枚)、煮干(頭とワタを取り除いて25グラム)、
アミの塩辛(120グラム)、粗塩(小さじ2)を鍋に入れてひと煮立ちさせ
粗熱が取れるまで置いておきます





その間に別のボウルを用意し、はちみつ(大さじ2)、ナンプラー(大さじ2)、
白ゴマ(大さじ3)、松の実(大さじ3)を入れて混ぜます





これに韓国唐辛子(大さじ7)を入れます
ウチには1種類しかなかったので、1種類で大さじ7にしてしまいました
が、粗挽き/中挽き/細挽きを少しずつ入れると、味に深みが出るようです





りんご(1個)、にんにく(4かけ)、しょうが(2かけ)をすりおろして混ぜます





そろそろ、粗熱が取れたので…





ザルでこします





にんじん(1/2本)、大根(4cm)、ニラ(1束)、セリ(1束)を4cmの千切りに





野菜を入れて…





均一に混じるようにかきまぜます





このヤンニョムを、塩漬けした白菜の葉の間に塗っていきます
これらの作業↑↓が、めちゃめちゃ楽しい~





塗り終わったら、一番外の葉で全体を包みこむようにして、容器に入れます
ふたをして冷暗所に置き、2~3日後から食べられるようになります





先日、早速食べてみたら、まだ浅漬けですがめちゃめちゃ美味しい~
たくさんの材料の味が見事にひとつにまとまっていて、本当に美味
もしかしてもうキムチ買わなくていいかも~、なんて
そして白菜1個ながら、私もキムジャンをやれた~と感動してしまいました(笑)


ご存知のとおり、キムチは発酵食品なので、数日したら香りが漂ってきました
キムチの発酵に良いとされる温度は0度
韓国のように土中に埋めたり、キムチ冷蔵庫もないし…と思っていたところ
冷凍利用していたチルド室を発見 チルドに戻し、密閉容器に入替えて保存しています
その様子も近いうち追記しておきたいと思います

なんだか長くなってしまいましたね
また、日々のあれこれをUPしていけたらと思っています