お寿司屋ほまれの自転車操業的日記

寿司屋ときどき自転車

はぁ~っ すっきりした・・・

2011-01-31 00:29:49 | 日記


「甲高カレイ」の標準和名がわかった

色々調べてみたんやけど どうやら

「ミギカレイ」って言うらしい・・・

他にも「にくもちかれい」「ぞうりがれい」「たばこがれい」「だるまがれい」

などなど 地方によっていろんな名前で呼ばれているらしく

ほとんどが 地元で消費されて 流通量は少ないらしい

どうりで あんまり 見ないわけやね・・・

いくら 寿司屋でも 普段使う事のない魚の事は よくわからん

まだまだ 勉強ですなぁ~ 

地方名まで覚えようと思ったら おいらのオツムでは 

すぐに メモリーがイッパイになって パンクしてまいますわ はっはっは・・・



しかし 

「ひだり ヒラメで みぎ カレイ」って言うけど

標準和名「ミギカレイ」 まさか見分け方 そのまんまの名前とは・・・


まあ なにはともあれ


はぁ~っ すっきりした・・・




甲高は なんなんだか?

2011-01-30 11:18:23 | 日記




カレイの一夜干しです

「甲高カレイ」って言います たまに 市場で見かけるんやけど

味にクセが無くて 身離れもよく 脂がよくのっていて すごく美味しい

比較的 小さなサイズの物は 安価で手に入れる事ができるんで

おかずや晩酌のあてに買う事があります 

が・・・

「甲高カレイ」って言うのは どうやら通称らしく 本当の名前が

よく解らん

塩干屋(干物とか売っているお店の事)の兄ちゃんに聞いても 知らんって言われるし

よけいに気になる 

どうしても知りたくなって

思い切って製造元に電話して聞いてみた


なんでも 身に厚みがあるのを「甲が高い」とみたてて「甲高カレイ」と呼ぶらしく

おいらの 予想通りの回答でした・・・



身が厚いので「甲高カレイ」



山陰地方では 一般的に「甲高カレイ」と呼ばれていて 標準和名はよく解らないとの事

山陰地方の固有種でもないらしく 他の地方でもとれているらしい

うぅ~ん 美味しいだけに めっちゃ気になる 



一体 おまえは なんやねん




  
 


充電完了!!!

2011-01-28 11:41:47 | 日記


今朝 市場でウロウロしていると 目に飛び込んできたのんが こいつ・・・

「メカブ」です ワカメの根っこの部分で 最近では健康食品として

ちょっとした 人気・・・ 

加工されてパックになったものは良く見るんやけど

原型はこんなそのまんまな感じで市場に入荷されています



最近 あんまり遊んでいない 出前迅速の営業部長と昨晩 作戦会議と銘打った

焼き鳥屋さんでの飲み会で夜更かしし  あやうく寝坊をしかけたおいら・・・オイオイ

おっさんなんで 飲み食いした次の日の朝は体にほんのりとダメージが・・・

若いときは こんなん平気やったのになぁ~ なんて思ってみても寄る年波には勝てまへん


なので 朝ごはんは こいつに決まりです



良く見ると 結構グロイし地味な感じ・・・

でもサッと お湯をくぐらせると





おおっ~ こんな感じで鮮やかな緑色になります これを冷水にとって







包丁で トントント~ン ってたたいて すりおろした大和芋と卵黄 それとわさびを入れて




お醤油をちょっと入れて ぐりぐりっと良く混ぜて あったかいご飯にかけます





おぉ~ 美味しそうな「めかぶとろろご飯」の完成です


こいつを ササッと かきこんで元気百倍です メカブには肝機能を高めたり整腸作用があったりするんで

がっちり飲み食いした後には ピッタリの朝ごはん・・・



さあ 今晩も行っときますか  なんてね・・・



 

 

OH! ガイジンサン ガイジンサン・・・

2011-01-26 11:45:10 | 日記


あんまり なじみのない 魚です

ぱっと見ただけで わかる方は なかなかの マニア 

「アオメエソ」っていいます

静岡の沼津産の物が たまに市場に入荷されるんやけど

鮮魚で入荷される物は少なくちょっと珍しい魚です

昔は カマボコの原料なんかになっていたらしいんやけど

なんのなんの 今では味の良さのせいなのか けっこうな高級魚

でも

身がやわらかくて 鮮度落ちの早い魚なんで 

産地に行くと 丸干しや開いて一夜干しになった物が

土産物として売られていたりします


一般的に呼ばれている名前は「メヒカリ」

どちらかといえば こっちの名前の方が有名なんで

市場でも「メヒカリ」の名で通っています なんで 「メヒカリ」と呼ばれているか・・・

ご想像のとおり



目が 青緑に光って見えるからです そのまんまやね・・・

この写真やとちょっと解りづらいんやけど 実物はよく光ってるのよ ホント




前から見たらこんな感じ



産地は日本各地 宮崎や福島などでも獲れるらしいのですが 

残念ながら おいらは静岡の沼津産しか知りません 水深200m以上の深い所に生息していて

底引き網で漁獲されます

大きさはせいぜい 20cmほど そんなに大きくないんやけど 脂がのっていて

たいへん美味

骨があんまり硬くないので 塩焼きやから揚げにして 骨ごとバリバリと食べるのが

一番美味しいと思います


あんまり スーパーなんかで見かける事はないと思うんやけど

目ん玉に血がまわっていなくて キラキラでキレイな青緑の目ん玉の「メヒカリ」が

あればそいつは 買いですョ


そんな「メヒカリ」を見つけたら こっちの方が

目ん玉がキラリ~ンって光ってまうわ



まじで・・・





 

一つたらんけどね・・・

2011-01-22 11:39:43 | 日記



これは カレイでしょうか ヒラメでしょうか




顔のアップです

目ん玉が右側にあるんで 「カレイ」です・・・

「水カレイ」って言います

身に水分が多く含まれているので「水カレイ」です そのまんまやね・・・

なので お造りには向いていないんで

小さな物はよく 一夜干しなんかに加工されて売っていたりもします

大きな物は 淡白で全くクセのない白身なんで

煮付けやから揚げなんかにしたら すごく美味しいです


旬は 冬 比較的浅い砂泥底に生息していて 関西に入荷されているものは

山陰で獲られた物が多いようです

ちなみに これは島根県産です





横から見たらこんな感じ

この手の「ヒラメ」やら「カレイ」やらを見ていたら

「おまえら ちゃんと前 見えてるんか」って思いますなぁ~

どんな風に見えてるんやろ・・・



一般的な名前は「ムシガレイ」

「カレイ」は種類が多く 良く似た雰囲気の物が多いんやけど

「ムシカレイ」と言われている通り 背の皮目の模様に虫食い状の紋様があるんで

ほかのカレイとすぐに判別がつきます





ほら 側線に沿って3対の虫食い状の紋様があるでしょう

差し詰め「真救世主伝説 六つの傷を持つカレイ」ってとこやろか

一つ足らんけどね・・・




裏返すとこんな感じ

「水カレイ」を選ぶときは 身が厚くて こんな透明感のある みずみずしい物を選んでください

まあ「水カレイ」なんで当たり前なんやけどね 

出来たら 子持ちの物を選びたいですなぁ~

子はホクホクしてて二度美味しいです




良く見たら お腹の所が ほんのりと オレンジ色をしています

これが 子持ちの「水カレイ」です すぐに解ります・・・

ほらね ちょっとオレンジ色してるでしょ









から揚げにしたらこんな感じ


「真救世主伝説 六つの傷を持つカレイ」なんておいらにかかれば

ほら・・・

「おまえはもう 揚がっている・・・」


おいらは カレイのから揚げが大好きなんで けっこう大きめなんやけど

このくらいは一撃です


あっさりとポン酢でいただきました・・・



うぅ~ん  美味し




見た目以上に やりますなぁ~

2011-01-20 00:53:50 | 日記
おいらは 「ブロッコリー」や「カリフラワー」が大好き

さっと湯がいてマヨネーズで食べるのが一番好きです

そういえば アメリカなんかのサラダバーなんかで 「ブロッコリー」や「カリフラワー」が

なんでか解らんけど 生で置いてたり 

逆に グズグズに湯ですぎていたりと

「ちょうどいい感じはないのんかい」と言いたくなる

アメリカ人の味覚を疑ってしまいますなぁ~ 

もっといいお店に行けばちがうんやろうけどね・・・



「ブロッコリー」や「カリフラワー」好きのおいらが

去年から気になってたものがあります

なんでも 「ブロッコリー」と「カリフラワー」の中間的な野菜があるって

八百屋の兄ちゃんが言っていたんですが

入荷する時期が すごく限られているらしく

1月 2月くらいしか見かけないらしいので 首をなが~くして待っていました・・・




こいつです・・


その名も




「カリブロ」 べつに お風呂をご近所に借りに行く行為ではありません

「ブロッコリー」と「カリフラワー」をたして割って

「カリブロ」・・・

別に「カリッコリ~」や「ブロフラワ~」でもいいのでは

と思ってしまう様なネーミング・・・

つい最近 品種改良でできた野菜かと思いきや

16世紀のローマ近郊で栽培が始まっていたとか

なので本当の名前は「ロマネスコ」いいます 意外とかっこいい本名・・・


でも良く見ると 結構グロイ感じ



爬虫類的な質感 恐竜やイグアナの肌みたいで ちょっと抵抗がありますが

食べてみると すごく美味しい



湯がくとこんな感じ「ブロッコリー」や「カリフラワー」と同じです

どんな味かとたとえるなら 「ブロッコリー」と「カリフラワー」たした感じ・・・

やっぱり・・・

厳密にいえば 「ブロッコリー」3 :「カリフラワー」7 ってところやろか


味の比率からいえば 名前は「ブロフラワー」がベストかと思うんやけどなぁ~


どうでしょう




おめでたいやつとはこいつの事だ!!

2011-01-15 13:24:43 | 日記


ちょっと 珍しいやつです・・・

「かながしら」って言います なんで「かながしら」って呼ばれているかって言うと

頭が金属の様にかたいから「金頭」で「かながしら」・・・ らしい・・・


「かながしら」は数種類 そっくりなのがあるんで ややこしいんやけど

たぶんこいつは「ソコカナガシラ」です




こんな顔です

「ほうぼう」に良く似ていますがちょっと違います

同じ ホウボウ科なので良く似ています

スターウォーズやスタートレックに出てきそうな宇宙人みたいな顔つき・・・





ちなみに これが「ほうぼう」




「ほうぼう」とちがって「かながしら」の体表はザラザラしているので

すぐに判別できます



 
こんなひれや





こんな 足みたいなのが 付いていて 砂底をうろうろして

小魚や甲殻類を食べています




旬は冬 あっさりとした白身で煮付けやから揚げ もちろんお造りでも美味しい魚です

ちなみに お食い初めなんかでは よく鯛が使われていたりするんやけど

本当は関西ではこの「かながしら」が使われています 

中々手に入らないんで 代わりに鯛を使うなんて 中々値打ちをぶっこいています・・・


そんな おめでたい魚なのに市場に入荷が少ないのはなんで

手に入れただけで 少しおめでたい感じですな・・・


やるな「かながしら」
 




ヒロシの朝食・・・

2011-01-14 09:50:59 | 日記



毎朝 市場から帰ってきて お店で仕込みをするのが日課のおいらですが

さすがに 朝早くから 動いているので

お腹が減ります・・・

なので 仕込みの前に簡単に 朝ごはんをササッとたべるんやけど

きょうの朝ごはんを食べながら ビックリ

「まるで ヒロシやん・・・」


そう「ど根性ガエル」のヒロシです

「さっさとご飯食べて 学校にいってらっしゃい」と か~ちゃん

「また めざしかよ か~ちゃん」と ひろし・・・

まさに それではないか

これでは 塩分の取りすぎ 食物繊維ゼロ 毎日では絶対に体に悪かろう

女手ひとつで 息子を育てている か~ちゃんを責める気はないんやけど

なんか 野菜物も一品付けてあげて欲しい物である・・・


でも めざしって たまに食べると美味しいんやなぁ~



ちなみに おいらのおやじは「ヒロシ」です ホントの話・・・