にょろにょろうねうねしていますぇ~
うなぎです
古くは万葉の頃から食べられていたそうで日本人にはとてもなじみ深い魚です
ヨーロッパでも古代ギリシアの頃から食べられていたそうな
おいしい物はみんな知っているってわけか・・・
そんなになじみの深いうなぎなのに 詳しい生態ははっきりと解らず
つい最近になって産卵場所が特定できたと大きなニュースになっていたくらいで
そういえばテレビでも特集をしていましたし 新聞にものっていたと社長も言っていました
今までフィリピン沖が産卵場所とされていたのですが もっと東 グアム島近くのマリアナ海溝と特定されたのです
最近うなぎの稚魚である「シラスウナギ」が激減してうなぎの価格が高騰してこれから
どないなんのかと 思っていた所こんなニュースがあってうれしい限りであります
ずーっと美味しいうなぎたべたいもんね・・・
ウナちゃんです
掴んでやろうと思いましたが ニュルニュルで掴めません
あんまりおいらが しつこいので「カァー
」って怒っています
「うなぎ」の語源は魚とりのうまい鵜がうなぎを捕まえるのを難儀するから「う・なんぎ」で「うなぎ」と呼ばれてる(諸説ありますが・・・)くらいで
おいらは掴むのさえままに成らないので市場のうなぎ屋さんで焼いたうなぎを仕入れています
いつもここで仕入れています
うなぎは 串打ち三年 裂き(おろすこと)八年 焼き一生なんて言われていて (そういえば焼きの方は寝屋川在住のご年配だわ・・・)
すごい職人の世界があって到底おいらには踏み入れないわけで たまに殺気立っていたりしていて怖いので
いつもおまかせしています(敬意を払っております)
もちろんおいらが寿司屋稼業なのを知っていて皮目のやわらかいのを選んでもらっています
それがこれです
美味しそうです 関西なので腹開きで いきなり焼きます
大阪ではうなぎ飯の事を「まむし」なんて呼んだりしますが
べつに蛇を食べてる訳ではなく ご飯の上にうなぎ さらにまぶす様にご飯うなぎと重ねるので「まぶす」が「まむし」となまった訳でゲテモノ食いではありません
ちなみに関東は背開きで一度蒸しにかけてから焼き上げます
東京に行った時に200年の歴史のある老舗のうなぎ屋でうなぎを食べましたが
あっさりとなんぼでも食べれそうな感じでとても美味しかったです
うなぎは栄養価が高くてビタミンA B1 B2なんかを豊富に含んでいて夏バテ解消に
効果抜群で江戸時代から土用の丑の日はうなぎと相場が決まっているようでして
なんでそうなったのか・・・
有名なお話ではありますが
夏場にうなぎが売れずに困ったうなぎ屋があのエレキテルの平賀源内に相談したところ
おもてに「土用の丑」と張り紙をしなさいと言われ
張り紙をしたらたちまち売れるようになったとか・・・
発明家にとどまらず名プロデューサーだったわけだ さすがやね
そうそう 「うなぎに梅干」って食い合わせの悪い物とされているけど
医学的に何の根拠もないそうで 本当は梅干を食べた後だと傷んだうなぎの味が分からずに食べてしまうかららしいとか
(この前 天丼食った後でかき氷食べたけど何ともなかったぞ
)
あと「江戸前」って言葉は寿司屋ではなくてうなぎ屋が最初に使っていたとか
うなぎの血には毒があって生で食べたらひどいことになるとか(焼くと大丈夫)
うなぎの話はなんぼでもあるのに
いまだにハッキリとしたことが分からないなんておもしろいね
まあ 美味しいからあんまり深く考えずにこれからも土用の丑の日は「うなぎ」を食べるって事で
今年一年の後半は うなぎのぼりで行きましょうか
そういえばおいらは 焼き鳥食べてたわ・・・