8月21日~22日、富士山近くの田貫湖にダイヤモンド富士の撮影に出かけた。
ダイヤモンド富士というのは太陽が富士山の頂上に登った一瞬
太陽の光がダイヤのような光彩を放つ。ほんの30秒間らしい。
4月と8月にチャンスが訪れる。その現象は太陽の位置で決まるらしい。
22日、まだあさき2時に宿泊所を他の宿泊客に迷惑をかけないようにそおっつと脱出。
先客の乗用車すれすれにバスは田貫湖へ。
あ~ぁ、そこまでは予定通り。タヌキ湖という名前がいけないのか、バカされたように
富士山も太陽も拝めなかった。尚、悪いのは両脚を思いっきり虫に刺された。
でも、世の中には、夜中起きして何の得にもならないことに一生懸命になる人が
こんなに多いのかと目を見張った。といっても周囲は真っ暗だったが。
そういう意味でも貴重な体験をしたと思う。
富士山の代用写真をどうぞ。
上は山中湖畔の花の都公園。下は遠くに富士山がうっすらと
見えませんか。ひまわりは真っ黒になってしまったけれど。
↑ 名物「ほうとう」を食べさせてくれる店だとか。建物がユニーク。
どこへ行ったら富士山見えるの?本栖湖です。
7月30日~31日、初めての乗鞍畳平へ出発。
畳平は旅行のパンフレットでお馴染みである。
乗鞍スカイラインをくねくねと上がっていくせいで気持ちが悪くなってくる。
気圧のせいか、少し前に「赤かぶの里」で生のきゅうりとトマトを食べたせいかよく
わからないが。2700メートルのバスターミナルで下りた時は空気は一気に冷たくなって
いた。35度から15度くらいまで下がったのかも。体中の熱が一気に奪われて、頭がすっきり
してきた。霧も出ていてひんやりとして細胞の隅々まで行き渡るように深呼吸をしたくなった。
二日だけの避暑。冷気を十分味わいたい。
↑霧で ターミナルのライトがボーッとしている。 荷物を宿泊所の「銀嶺荘」
に置いて早速畳平のお花畠へ直行する。
↑ ミヤマキンポウゲ
↑ こんなに黒ユリが群生しているのは珍しいとか。
朝露をたっぷりまとっている。
↑ 白いのはハクサンイチゲ
じっとしていると寒くなってくる。ちなみに冬ズボンにダウンのベストの上
に薄でのビニールジャケットを羽織る。
高山植物というのはどれも地面に這うように咲いている。茎が長いものでも
30センチくらい。