Here is

ここに居るよ!

■雑記:無駄な抵抗

2018-01-11 08:31:25 | 愚痴
老いを認めて受け入れて暮すことは、ある意味、簡単なことなのに、無駄とも言える金を使い、時間を使い、労力を使ってまで何とか若くいたいと努力を重ねる。
それが健康のためならば仕方ない。
しかし、ただ「若く見られたい一心」の為だけにとなると、どうしても「無駄なこと」と他人事のように思ってしまう。


女性は特に、誰にモテたいのか、好かれたいのか、はたまた、自分を愛したいのか、自己満足でしかないような、人には変化も気付かれないようなことに必死になっている。
体重が1キロ減った、増えたと大騒ぎ。
白髪が、シワが、たるみが、シミが...と、それなりに隠せるためなら金も時間も惜しまない。
そのくせ怠け心は老いに追い打ちをかけ、三日で挫折してリバウンド。
使ったお金も時間も無駄に終わる。
どこかでケリを付け、別なことに金や時間を使うことは「終活」にも等しいはず。
(お金がたっぷりあって、使い道が無い人はどうぞお使い下さいな)


20代、30代代なら分かる。
かっこいい彼氏も欲しいしチヤホヤされたい、されるのもこの年代だから。
でも、40代ともなれば目尻のシワやほうれい線だって目立つし、子供を産んだ後の体はどこか違う。
50代になったら、もう「若いわね~」って言われること自体が若く無いと言う証拠。(笑)
60代? そりゃぁ~ どこから見たってババァじゃない?
70代、80代は、そのまま自然な方がきれいに見える年頃だと思う。
それを無理に若く見せようとしてるから不自然さが目立つのよ。

なにもかも分かっているのに....。

女って欲張りなんだわ。(笑)




■本音を知る

2018-01-11 07:10:26 | 愚痴
姑は、夫(息子)が家に居るときは無口になって私にすがるよな態度が見られるが、夫(息子)の不在時は昔の気の強い姑になる。
二人で会話中、私が姑の言動に少しでも否定的、あるいは疑問詞を投げ掛けると怒り出すようになるのだ。
それは、あたかも私が姑をないがしろにし、阻害しているかのような言いがかりをつける。
姑は認知症になった..と自覚しているが、その度合いがどの程度なのか自分では分からない。
たった今、言ったことを忘れてしまって私に聞くが、忘れてしまったことも忘れてしまうため、「たった今、言ったばかりでしょ」などと言っても「はぁ?」という反応で信じないのだ。

それが認知症状なのだからと、面倒でも何度でも応える私は相当に堪えている。
そんな我慢の上に、私が一言でも姑に対して否定的に答えようものなら「きつくて冷たい言い方だ」「言い方にトゲがある」「苛める」と言い出す。
夫(息子)が居るときは息子が怖くて言えないからだろう。
夫は、前にも書いたが認知症になった母親を認めているにはいるが、どこか信じられないところもあって、自分が強く指摘すれば治るのではないか、少しでも改善するのではないかと今も思っている。
だから、相変わらず母親の生活上の失敗を強く指摘してまで何とかならないかと気を揉んでいるのだ。
私の方は、やっぱり他人だから姑の認知症に対してはショックが薄い(無い)のは明らかだ。
それは偽りない心情である。

姑は、肉親から責められることに耐え切れず、「息子に苛められる」と言って息子の前では無口になるのだ。
かと思えば、夫の機嫌の良いときには姑も気分が明るくなって、楽しそうに会話をしていることもある。
私に対してはあくまでも他人としての遠慮があり、嫁姑の立場逆転の現在を理解している姑は、私には出来るだけ逆らうことを我慢しているのだと思う。
そうは言っても、認知症の姑は、突然、昔のままの姑に戻ったりするので、私の対応に腹を立てたり、穏やかに自分の状態を認めたりするなど、コロコロと変わる。


怒り出すと、こちらの言い分など聞いていないし、聞いたとしても被害妄想的で、終いには「死んだ方がマシ」だとか、「殺してくれ」だとか言い出す。
そんなことを言う時の姑はヒステリックで、気性そのままが現れている。
そして、最終兵器?の如く、「○○(姑の娘の名前)を呼んでくれ」とか「電話してくれ」とか言い出すのだ。
姑にとっては娘が一番の理解者であり、味方であり、娘が何とかして自分の窮地を救ってくれる救世主だと信じて疑わないのだ。
娘が近くに居ることで強くなるとしたら、それはそれで私も楽なところがあるが、武器にするまでもなく、母娘の絆は守られて、誰にも壊されるものでは無いのですよ...と言いたい。
それよりも、娘の名を出して私を黙らせようという心理はいったい何?

思えば昔は、そんな姑にでも好かれようと努力していた時期もあった。
それらは全て裏目に出て徒労に終わり、かえって姑の強さを助長させた。
世間には、嫁が姑のことを大好きで、実母より甘えている嫁もいるそうな...。
また、姑も、嫁を大事にし、我が娘が嫉妬さえするほど優しい姑もいるそうだが、行いが悪いのか、私には巡って来なかった。

この国では終わりの無い嫁姑戦争が今も尚続いている。
戦争なんて何の得も、徳も無いと分かっているのに.....。