冬桃ブログ

やっぱり煌びやかが好き!

 NHKの大河ドラマをほとんど観たことがなかった。
 でも一昨年の「鎌倉殿の13人」は一応観たのだ。
 
 鎌倉、戦国、幕末といった時代は好きじゃない。
 男たちの権力争いばかり。
 が、数年前に越してきたところは鎌倉文化圏。
 史跡がいろいろあるというのに、
「ええっと、源頼朝がいて、北条政子がいて、
ああ、義経もいたっけねえ」くらいの知識しか
持ち合わせていない。
 これじゃあもったいない、と反省し、
資料本を数冊買い込んで読んだのだが、
さっぱり覚えられない。
 同じような名前の人が多すぎる!
 というのは言い訳で、やっぱり興味がないのだ。

 ところが間の良いことに、北条一族がこぞって
登場する大河ドラマが始まった。
 知らない名前でも「顔」がつけば大丈夫、と
期待して毎回観たのだが、なにせ記憶力も
理解力も著しく低下した高齢者。
 相変わらず「頼朝」「政子」「義経」から
先へ進まない。一応、最後まで観たというのに、
いまでは主役が北条なにさんだったのかさえ
思い出せない。

 昨年の「徳川家康」も結局、観なかった。
 江戸時代は好きなんだけど、家康の時代は
アバウト戦国時代だもんねえ。

 だけど今年は絶対観る。
 「光る君へ」は紫式部が主役だもの!
 
 平安は「源氏物語」「枕草子」をはじめとして
女性作家の小説やエッセイの時代。
 そりゃ男たちの権力争いはこの時代だって
もちろんあったけど、女性作家たちは、
女が知りたい日常の衣食住、そして
「女の考えることども」をこまごまと
書き残してくれた。
 庶民の暮らしとはかけはなれた貴族社会だが
それはそれとして「煌びやかな世界」を垣間見るのは
何歳になっても楽しい!

 好きな時代だから資料本もいろいろ持ってるし、
おそらく大河関連の番組も組まれているだろうし、
この時間だけでも厳しい現実を忘れさせていただこう。
 相変わらず男性たちの名前はどれもこれも
似ていて覚えられないけど、藤原道兼って、
ほんとにあんなことしたの?
 あれは創作だよね?
 だとしても、一話目のラストとしては秀逸!


 
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「雑記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事