小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

「立山・黒部アルペンルートと上高地」ツアー 1日目

2022-08-04 | 旅行

今日は雨で少し凌ぎやすいのですが、この1週間猛暑が続きました。横浜でも36度超えを記録し、コロナ禍でなかったとしても、もうステイホームを決め込んで、エアコンの部屋にドップリ。
「運動不足になっちゃうなぁー」とか言いながら、身体を動かすことさえ忘れてしまっている今夏です。

さて、7月29日から3日間、「立山・黒部アルペンルートと上高地」ツアーに夫と参加してきました。
先週は夏型が安定した好天気に恵まれていたのですが、標高2000メートルまで高度を上げると夏山の天候はがらりと変わり、北アルプスの全貌は残念なことになかなか姿を見せてくれませんでした。
ただ、久しぶりに交通機関から宿泊まで、旅行会社任せの楽ちんな旅を楽しむことができました。 

1日目 黒部渓谷とトロッコ電車
北アルプスに深く刻まれた日本有数のV字形の谷「黒部渓谷」、この渓谷を縫うように走る観光用のトロッコ電車。その昔、水力発電の発電所建設の資材運搬用鉄道として開発されたのがトロッコ電車の始まりだったそうです。今では、黒部渓谷の観光として多くの人が訪れています。

ベンチ型の4人掛けですが、ほとんど一人で専用、渓谷を見下ろしたり、山側の緑の深さと、時には顔を出すサルに手を振ったりして片道1時間、深い谷底を覗きながらスリリングな景観を楽しみました。


うなづき湖
宇奈月ダム完成によって生まれた人口湖。湖面はエメラルドグリーン


新柳河原発電所

湖に浮かぶヨーロッパの古城を思わせる 水路式の水力発電所

鐘釣河原
トロッコ電車は宇奈月駅をでてからほぼ60分で鐘釣駅に到着します
戻るまでの時間が1時間ほどあったので、黒部川の河原を散策しました

階段を下りて河原にでます。温泉マークが気になるところでしたが
なんと河原の石をどけただけで、あちこちからちょうど適温の温泉が出て
足湯をたのしむことができました

黒部万年雪展望台
山に降った雪が雪崩によって谷に積み上がり、雪の塊となった「万年雪」
すでに夏は万年雪の形状も不明瞭でしたが・・・(写真左側)

御神体として信仰された岩山
その昔、ここ鐘釣温泉は未開の地で山越えをしなければ
たどり着けなかった湯治場であったころ、無事を願って
山の神様に祈りを捧げたと言われている岩山

復路も渓谷から吹く爽やかな風を全身に浴びながら
開放的なトロッコ電車に揺られて宇奈月に戻りました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大暑 夏本番! | トップ | 「立山・黒部アルペンルート... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事