歌舞伎見物のお供

歌舞伎、文楽の諸作品の解説です。これ読んで見に行けば、どなたでも混乱なく見られる、はず、です。

3分あらすじ「逆櫓」(ひらかな盛衰記)

2015年07月06日 | 3分あらすじ
あらすじ「逆櫓」(ひらかな盛衰記)
見る前に3分で読む用のあらすじです。

・田舎の漁村。じいさんと娘夫婦と男の子がいる。
・最初の婿は死んで、今の婿とは最近結婚した。船頭さん。子供は実の息子じゃないけどかわいがっている。
・ていうか、先月旅行したとき、宿屋で騒ぎがあって、同室だった子どもと自分の子を取り違えた。
・いまいる子はそのとき間違えた子。とりまこの子を大事にしている。
・世間では戦をしている。婿のひとは船をこぐのが上手いので、戦で船をこぐ係に雇われた。すげえー!!
・喜んでいたら、キレイなおねえさんが来る。取り違えた子の母だと言う。子供返してほしいです。
・でもそちらの子供はあの日のさわぎで死んでしまったごめん。でも子供は返してお願い。
・怒るじいさんと娘。もうこっちの子供も殺してやる!!
・婿のひとが返してやろうよと言うけどじいさんは聞かない。
・婿は周囲を見回して秘密を打ち明ける。この子供はすごく偉い人の息子。父親だったえらいひとは戦で死んでしまった。
・自分はその家来。この子はいつか将軍になるような血筋だから返してほしい。
・じいさんは説得されて子供を返す。
・婿は、ただの船頭のフリをして戦にまぎれこみ、死んだえらい人の敵を討とうとしていたが、バレていた。
・おそわれたけどどうにか逃げた。
・じいさんは、えらいひとの息子を自分の孫だと言い張って、婿だけを悪者にして子供を助ける。
・敵だけど性格いい人が事情を察して子供を助けてくれる。
・婿だった人も、じいさんの気持ちに免じて、いったん捕まることにする。

おわりです。

詳しいのは=こちら=です。


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