JR東海では300系が全廃に近づきつつありますが、JR西日本では
100系
が全廃に近づきつつあります。0系の後継車として1985年に登場した100系もJR西日本に「こだま」用として残るのみとなりましたが、その100系も2011年度中には全廃される方針を出しています。
現在定期運用に就いているのは6両編成の
K編成
で、0系のR編成を置き換えるためにグランドひかり用だったV編成を転用したものです。投入当初は新大阪~博多間で運用されていましたが、2011年3月改正で700系E編成が「こだま」に転用されたに伴い、新大阪~岡山間の運用が無くなり、岡山~博多間の「こだま」で最後の活躍をしています。100系は新カラーに塗装されていますが、2010年に旧塗色に戻すと発表され、K53~K55編成に対して戻されました(写真はK54編成)。
K54編成
の車両たちです。6号車から122-5003、125-3008、126-3204、125-3703、126-3014、121-5003となっています。基本的にV編成から転用されていますが、4号車の126-3204は126形3000番台に対して車掌室を取り付けた改造車で、3号車の125形3700番台は障害者対応設備のあるV編成の11号車から転用されたものです。先頭車が5000番台になっているのは種車の3000番台に対して230km/h走行用トランスポンダ車上子を撤去したためです。
こちらは新塗色のK52編成です。旧塗色に変更されたのは3編成のみなのでそれ以外は新塗色のままで走っています。とはいえ、新塗色は旧塗色をベースに色を変えただけなので意外と似ているような気がしたものです。
K52編成
車両たちです。6号車から122-5054、125-3022、126-3202、125-3754、126-3039、121-5054です。先頭車が5050番台になっていますが、これはV編成の中間車に対してG編成の123・124形の先頭部を接合することで先頭車化改造しています(ATCなどの一部機器もG編成から転用)。3号車の125形3750番台はG編成の11号車に連結されていた125形700番台の車体にV編成の機器を取り付けたものです。写真の3754はG編成の車体をそのまま流用しています。
K編成は単純にV編成から転用されただけでなく、複雑な経過が絡んでいる事もポイントですね。
K編成の車内です。K編成は全て
グリーン車
から転用されたものを使用し、2+2列化しています。グリーン車から転用されたものなので、座席は広く、のんびりしやすいスタイルです。700系やN700系より過ごしやすいですね。しかし、100系が姿を消すと、自由席特急券でグリーン車から転用されたグレードの高い座席に座れる事もおさらばですね・・・。因みに昼間の「こだま」は空いている事が多いので、断然過ごしやすいです。
100系の
パンタグラフ
です。下交差形を採用していますが、100系が全廃されると、0系から続いてきた下交差形パンタグラフが山陽新幹線から姿を消すことになります。更に500系のW1編成を除き、シングルアーム式パンタグラフに統一されることになります。
100系の上り「こだま」と700系の下り「こだま」が停車している間にN700系の下り「のぞみ」が通過して行くシーンです。新幹線の世代交代を象徴するシーンですね。
100系が姿を消すと、東海道山陽新幹線から国鉄型車両、広窓車、6両編成などが姿を消すことになり、一つの時代に区切りをつける事になりますね・・・。
P.S. 本日、びわこ花火大会があったんやけど、昨年と一昨年は撮影してたけど、今年は321系の臨時普通列車に大津→石山で乗車したに留めた。しかし、臨時列車のダイヤを見ると外側線を走る臨時普通列車の設定が無くなってた・・・。
100系
が全廃に近づきつつあります。0系の後継車として1985年に登場した100系もJR西日本に「こだま」用として残るのみとなりましたが、その100系も2011年度中には全廃される方針を出しています。
現在定期運用に就いているのは6両編成の
K編成
で、0系のR編成を置き換えるためにグランドひかり用だったV編成を転用したものです。投入当初は新大阪~博多間で運用されていましたが、2011年3月改正で700系E編成が「こだま」に転用されたに伴い、新大阪~岡山間の運用が無くなり、岡山~博多間の「こだま」で最後の活躍をしています。100系は新カラーに塗装されていますが、2010年に旧塗色に戻すと発表され、K53~K55編成に対して戻されました(写真はK54編成)。
K54編成
の車両たちです。6号車から122-5003、125-3008、126-3204、125-3703、126-3014、121-5003となっています。基本的にV編成から転用されていますが、4号車の126-3204は126形3000番台に対して車掌室を取り付けた改造車で、3号車の125形3700番台は障害者対応設備のあるV編成の11号車から転用されたものです。先頭車が5000番台になっているのは種車の3000番台に対して230km/h走行用トランスポンダ車上子を撤去したためです。
こちらは新塗色のK52編成です。旧塗色に変更されたのは3編成のみなのでそれ以外は新塗色のままで走っています。とはいえ、新塗色は旧塗色をベースに色を変えただけなので意外と似ているような気がしたものです。
K52編成
車両たちです。6号車から122-5054、125-3022、126-3202、125-3754、126-3039、121-5054です。先頭車が5050番台になっていますが、これはV編成の中間車に対してG編成の123・124形の先頭部を接合することで先頭車化改造しています(ATCなどの一部機器もG編成から転用)。3号車の125形3750番台はG編成の11号車に連結されていた125形700番台の車体にV編成の機器を取り付けたものです。写真の3754はG編成の車体をそのまま流用しています。
K編成は単純にV編成から転用されただけでなく、複雑な経過が絡んでいる事もポイントですね。
K編成の車内です。K編成は全て
グリーン車
から転用されたものを使用し、2+2列化しています。グリーン車から転用されたものなので、座席は広く、のんびりしやすいスタイルです。700系やN700系より過ごしやすいですね。しかし、100系が姿を消すと、自由席特急券でグリーン車から転用されたグレードの高い座席に座れる事もおさらばですね・・・。因みに昼間の「こだま」は空いている事が多いので、断然過ごしやすいです。
100系の
パンタグラフ
です。下交差形を採用していますが、100系が全廃されると、0系から続いてきた下交差形パンタグラフが山陽新幹線から姿を消すことになります。更に500系のW1編成を除き、シングルアーム式パンタグラフに統一されることになります。
100系の上り「こだま」と700系の下り「こだま」が停車している間にN700系の下り「のぞみ」が通過して行くシーンです。新幹線の世代交代を象徴するシーンですね。
100系が姿を消すと、東海道山陽新幹線から国鉄型車両、広窓車、6両編成などが姿を消すことになり、一つの時代に区切りをつける事になりますね・・・。
P.S. 本日、びわこ花火大会があったんやけど、昨年と一昨年は撮影してたけど、今年は321系の臨時普通列車に大津→石山で乗車したに留めた。しかし、臨時列車のダイヤを見ると外側線を走る臨時普通列車の設定が無くなってた・・・。
また盆明けの土日に関西へ行くんですが、思い切って岡山まで100系撮りに行くのも悪くないですね。
ちなみに原色て固定運用だったりしますか?運用とかはようわからんので、少し不安もありますが。
コメントありがとうございます。
100系といえばあの原色ですね。すっかり見られなくなって久しかったので、久しぶりに見る姿は懐かしい思いですね。
原色編成は固定運用ではないようなので、撮るには運次第となります。ただ、9月から100系充当列車が更に減るのでどうなるのか気になるところです。
※コメントには名前がありませんでしたが、ロハ☆クレ様より投稿したという申し出があったことを付け加えておきます。
コメントありがとうございます。
いいえ。一部の新快速が内側線から外側線に変更されていたので、臨時列車を入れる余地はあったようです。そもそも、臨時列車は1時間に3本ぐらいなのでいっぱいというわけではないようです。