２０１１年統括

　２０１１年もあと少しで終わり。ということで、２０１１年を振り返りたいと思います。
　２０１０年では鉄道では九州新幹線の全線開業や東日本大震災など、バスでは中型車にポスト新長期規制適合車が登場したりと色んな動きがありました。

　・鉄道

　２０１１年３月１２日に九州新幹線の博多～新八代間が開業し、東京～鹿児島中央間が新幹線でつながりました。２０１０年１２月に東北新幹線が新青森へ延伸しているので、新青森～鹿児島中央間が新幹線につながったという形になります。博多～新八代間の開業と同時にＮ７００系７０００・８０００番台が営業運転を開始しました。更に今年末には新規に３区間の工事認可が下りる見通しと発表され、新幹線は少しずつ延びていきます。

　九州新幹線全線開業を前に東北新幹線においてＥ５系が営業運転を開始し、同時にグリーン車より上のクラスとなるグランクラスの営業が開始されました。これは新幹線におけるサービスに新風が吹いてきたというような感じです。Ｅ５系は今後も増備を重ね、東北新幹線の主力になりつつあります。

　３月１１日に発生した東日本大震災では東北地方の各路線に大きな被害を及ぼしました。しかし、被災された各路線では少しずつ復旧が進んでいますが、依然と見通しの立たないところもあり、今後も注目されます。今回被災された区間では２０１１年１月に通ったばかりの路線もあり、今後が心配です。

　６月２６日に開催されたＪＲ九州の旅行会社が主催した「ありがとう４８５系併結運転「かもめ」「みどり」」に参加してきました。今年はＪＲ西日本及びＪＲ九州において４８５系の定期運用が消滅するという大きな動きがありました。かっては全国的にみられた４８５系ですが、今はもはや限られた区間でしか見られない存在となってしまいました。

９月に北海道へ遠征した折、石北線貨物列車を撮影しました。石北線貨物列車は今年度で運行終了が噂されていたのですが、撮影終了後に２０１４年度まで存続が決定されました。ひとまず安心ですが、予断は許せないことは変わりありません。

　１２月にＪＲ四国が発売しているバースディきっぷを利用し、ＪＲ四国を１周してきましたが、その中でＪＲ四国全線踏破を達成しました。私はこつこつと踏破を進めていますが、ＪＲ四国全線踏破は一つの区切りと考え、今後も少しずつ進めていく予定です。

　・バス

　今年は離島のバスの撮影に注力しました。２月に大島・伯方島・大三島・因島、５月に西表島・石垣島・沖縄本島・淡路島、８月に礼文島・利尻島、９月に佐渡島に行ってきました。各島では島内の公共交通という使命を背負って頑張っているという印象を受けました。そして、島内にしか見られない車両もあり、本当に離島の車両も注目すべきと感じたものです。離島へ行くにあたって船も大変お世話になりました・・・。
　２０１２年も継続する予定です。

　１２月に開催された東京モーターショーを見てきましたが、いすゞのハイブリッド、実証実験の日野ＩＰＴハイブリッドなど環境を重視した車両の展示が目立っており、技術の進歩が伺えます。とはいえ、実用化につながるかは今後注目です。

　以上です。
　２０１２年ですが、鉄道に関しては数年前までよく取り組んでいたある取り組みに回帰することを考えております（ごく一部ですが・・・）。その結果は拙ＨＰなどで報告できるかと思います。
　来年も拙ＨＰ及び、拙ブログをよろしくお願いいたします。それではよいお年を。