後山

　８月に神姫バスの大原車庫について紹介しましたが、それに関連して今度は
　後山
　バス停について紹介します。
　後山バス停は神姫バス津山地区内にあるバス停で、大原～後山線の終点にあたります。後山は兵庫県との県境に位置する山で、その山のふもとに集落があり、そこへバスが通じているという感じになっています。

　後山へは津山駅から１日１往復運行されている他、大原又は大原中学校から数往復が運行されています。ただ、生活路線のため、運行は朝夕に限られていて、しかも休日運休となっています。しかし、土曜日のみ昼間に大原中学校→後山→大原という形で運行されています。
　車両は特に限定されておらず、津山駅～大原間で運用されている大型車が入っています（運用もつながっています）。

　後山バス停は後山の集落の中に位置していますが、田舎の終点ながら道路上に降り場のポールが立っています。バス停ポールの後ろには店が立っています。何か、小さな町の中のバス停のような感じです。

　乗り場です。乗り場は降り場から道路をはさんで向かい側にありますが、少し離れています。ポールの後ろには田んぼが広がっていて、後山バス停は山に囲まれた小さな集落という感じになっています。

　バス停の時刻表です。津山駅行きが１日１本、大原中学校行きが１日１本、大原行きが１日２本（土曜日は１本）が出ることがわかります。生活路線であることから運行は朝と夕に偏っていますね（土曜日のみ朝と昼）。

　実は後山には
　回転場
　がありません。バスの折り返し方法は降り場で乗客を降ろした後、橋を渡った向こうにある三叉路を使って回転しています。時間があれば三叉路で待機する時があるようですが、基本的に折り返しは１～２分しかありません（公道で折り返すためだと思われますが・・・）。

　実は９月末で神姫バスの津山地区が全て廃止されることになっており、神姫バスの後山バス停も廃止されます。しかし、代替バスにも引き継がれるので、交通の足はとりあえず存続というような感じです。
　因みに後山は「うしろやま」と読みます。