治療の繰り返しから卒業。池袋同仁歯科スタッフブログ

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薬で治らない鼻水・鼻づまりは「歯が原因」!?

2024-01-17 | 治療

今回は、「副鼻腔炎(ふくびくうえん)」についてまとめてみました。

 

一般的には「蓄膿症(ちくのうしょう)」と呼ばれることもある副鼻腔炎ですが、実は歯が原因で発症することも少なくありません。

 

 

 

 

 鼻水が止まらない!?副鼻腔炎の症状とは

鼻の中には鼻腔と副鼻腔があるのですが、通常の副鼻腔は、空気だけがある空っぽの状態です。

 

しかし、副鼻腔炎になると炎症が起きてしまうため、鼻がつまって息がし難くなったり、どろっとした鼻水が出たりします。

 

 

 

 

 むし歯や歯周病を放置すると副鼻腔炎になる!?

副鼻腔炎と聞くと「鼻の病気」をイメージしてしまいますが、最初に書いたように、「実は歯が原因」であることも少なくありません。

 

副鼻腔のなかには「上顎洞(じょうがくどう)」という部分があります。上顎洞は「上の奥歯の根っこに近い」ことがあるため、上の奥歯にできた「むし歯」や「歯周病」を放置すると、感染が歯の根っこから上顎洞にまで及んでしまうのです。

 

 

こうした「歯が原因で起こる副鼻腔炎」は『歯性上顎洞炎(しせいじょうがくどうえん)』と呼ばれており、日本人は上顎の骨が薄いため、上顎洞炎の傾向が強いといわれています。

 

 

 

 

 歯が原因なら歯科での治療が必要!

「鼻が原因の副鼻腔炎」の多くは両側に症状があらわれます。
しかし、「むし歯や歯周病が原因である歯性上顎洞炎」の場合、炎症を起こしている側の上顎洞にのみ、症状があらわれます。

 

副鼻腔炎の原因が歯にあるかどうかは、むし歯や歯周病の検査のほか、レントゲン等を用いて、上顎洞内の炎症などを調べて診断します。

歯が原因の副鼻腔炎(歯性上顎洞炎)は、基本的には歯科で治療しますが、場合によっては耳鼻科と連携することも少なくありません。

 

 

症状に心あたりがある場合は早めに受診のうえ、悪化する前に対処していきましょう。

 

 

 

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