ネットを見ていたら 「夏だけ現れる御杖村の白い谷」というので
御杖村の半夏生(はんげしょう)が紹介されていました。
奈良県御杖村は三重県との県境の村で 大阪、京都からは遠いので ついでに
行くところはないかと探していたら、いつも真冬に行く 三峰山(みうねやま
ー霧氷が有名です)の麓にその谷があるのが分かりました。
そこで今回は せっかく御杖村へ行くのだから まず三峰山に上り
下山した後 以前から行きたかった御杖神社にも参拝した後 その半夏生の谷
へ行くことにしました。
半夏生は 夏の花です。この前京都の家の近くの嵯峨野を散歩していたら
天竜寺の前の疎水に沢山咲いていました。花が咲くと その花の周りの葉が
白くなります。花が枯れると 白い葉は緑になるそうです。
また大阪府河内長野市の家の周りの日野集落等大阪南部では 半夏生の季節に
なると田植えが無事に終わったことを田の神さんに感謝して半夏生餅をお供えして
また田の豊作を祈り、かつ夏を乗り切るために 半夏生餅を食べる習慣があります。
夏になると私はいつも 集落の中の食品雑貨店へ半夏生餅を買いに行きます。
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三峰山から下山して まず満生神社に参拝しました。そのあと神社付近の川沿いの道を
走っていたら 半夏生の谷の看板を見つけました。マピオンの地図に記憶を頼りに
落とし込みました。正確ではないかもしれませんが 狭い集落なので 走っていれば
すぐわかると思います。
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集落内の道で 偶然この看板を見つけました。そしてこの場所に車が何台か止められそうなので
ここに駐車して 歩いて半夏生の谷へ向かいました。
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入り口に到着しましたが 扉が開けっ放しです。「扉を開けたら必ず閉めてください」と書いてあるのに。
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扉を閉めてから 山道を少し歩くと 半夏生園に到着です。
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半夏生の名前の由来の説明看板です。
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中は一面の半夏生です。
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遊歩道に沿って登っていきます。
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白いのは葉っぱですね。花の周りの葉っぱが白くなっています。
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花が終わると 白い葉っぱは緑になるそうです。
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遊歩道にはベンチも置いてあります。
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半夏生がこれだけたくさんそろうと 圧巻ですね。
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半夏生はかなり広範囲に植えられていました。
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私の貸し切り状態でした。一人ベンチに座り しばらく半夏生をながめてから 帰りました。
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帰る時には扉をちゃんと閉めました。
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駐車場への帰り道の道ばたには 鬼百合がたくさん咲いていました。
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これは先日嵯峨野を散歩して小倉山へハイキングに行く途中に見た、天竜寺前の疎水に咲いていた
半夏生です。前日の大雨で かなり半夏生が倒されていました。
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御杖村の半夏生の白い谷 終わり
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