屯鶴峰 その2
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しばらく府道を歩きます。やがて大阪府河南町から奈良県香芝市に入ります。
この道路の右側は大阪と吉野を結ぶ近鉄南大坂線が走り 時々近鉄電車が走り抜けます。
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10分弱歩くと 屯鶴峰入口の看板が出てきました。
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ここから屯鶴峰が始まります。
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屯鶴峰は 山肌に白い石灰岩が露出した山です。
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侵食を受けたような跡もあります。
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この白い山に入ると 案内標識は全くありません。自分の歩くところは自分で探しながら進みます。
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これらの 白い山肌を遠望すると 鶴がたむろしているように見えることから「鶴が屯う峰ーどんづるぼう」
といわれるようになったそうです。
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標識もないまま 適当に歩いていくと 山中に東屋があります。
さらに進むと 崖の上に出て、眼下を国道165号線が走り、その向こうに大阪と名古屋を結ぶ
近鉄大阪線が走っているのが見えます。
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それ以上勧めないので 引き返します。結局ダイヤモンドトレイルの「起点マーク」は
今回も分からず終いです。
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屯鶴峰入口のテーブルとベンチで お気に入りの「クリスレアー」の歌を聴きながらお昼ごはんにします。
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約40分の休憩後 再び府道を歩いてダイトレを引き返します。
考えてみたら この府道も「ダイトレ」なのですねえ。
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このあたりは ビニールハウスが山の斜面にたくさんあります。きっと葡萄なのでしょう。
所々に「飛鳥ワイン」の看板があります。このあたりは「近つ飛鳥」と呼ばれています。
それに対して 明日香村の飛鳥は「遠つ飛鳥」というのだそうです。たぶん難波の宮から
近いとか 遠いというのでしょうねえ。
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山道にはいると ひたすら アップダウンの繰り返しです。
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アップダウンを繰り返すたびに ふたこぶ山の二上山が 近づきます。
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緑色の鉄塔まで戻ってきました。雄岳がすぐそこに見えています。
いつの間にか霙は止んで 青空が見えています。
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振り返ると大阪平野も きれいに見えています。
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しばらくアップダウンを繰り返すと 分岐標識があります。
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以前歩いたときは気がつかなかったのですが ダイトレ旧道がここから始まるそうです。
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面白そうなのでそちらを歩くことにしました。
この道はなかなか眺めのよい道です。
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ボランティアの方が あちこちにベンチを作ってくれています。
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ベンチに座ってみると 雄岳が正面に見えてなかなか よい眺めです。
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屯鶴峰 その3へ続く
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