フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

リボルバー

2008年11月03日 | ヨーロッパ・その他
監督:ガイ・リッチー
主演:ジェイソン・ステイサム
   レイ・リオッタ
   アンドレ・ベンジャミン

 実はジェイソン・ステイサムはキライな俳優の1人です。くどい演技と彼が出た映画でおもしろいものがない(私が観た限りで)というのがその理由ですが、さすがはガイ・リッチー!コレはおもしろかったですね~。(ジェイソンもよかった)ハッキリ言って内容はワケ分かんないんですけど(笑)。複雑に絡み合うけど最後はまるく収まってるのがガイ・リッチーなんですが、この映画は深層心理の世界に迷い込んじゃったので、終盤はけっこう破綻してます。
 ストーリーはお得意の騙し合い。映像の騙しもあるし、登場人物の騙し合いもある。いつもなら、大量の登場人物が最後にみんな入り乱れて大暴走!になるんですが、今回はかなり抑えてましたね。とにかく商業的なことはソッチのけで、自分の好きなように作ったってカンジでしょうか。映像的にもいろいろ試してます。
 その映像を観るだけでもおもしろい。(チェスのシーンのアングルは最高)謎が解けなかったり、ワケ分かんないまんま終わってても、ガイ・リッチーはやっぱいいなと思える。(←個人的意見)ただ、ワケ分かんないのが許されるのはアントニオーニとデビッド・リンチくらいだと思うので、次はもうちょい観る人を意識して作ってほしいな~。(殺し屋ソーターに☆☆☆☆☆☆☆☆)

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