キンキーブーツ

監督：ジュリアン・ジャロルド
主演：ジョエル・エドガートン
　　　キウェテル・イジョフォー
　　　サラ=ジェーン・ポッツ

　ゲイ映画大好きコピーライターY嬢に誘われて、見て来ました「キンキーブーツ」。倒産寸前の靴工場を立て直すべく、若社長が目をつけたのが、ドラッグクイーンのためのブーツ作り。（『キンキー』とは『変態／奇妙な』という意味）田舎の職人たちとの確執あり、ドラッグクイーンがらみの笑いあり、若社長のロマンスありと、アブノーマルな登場人物のわりには、いたってノーマル（お約束）なストーリー展開。なのですが、それでも終わりよければ全てよし！なのです。
　特に、ドラッグクイーン役のキウェテル・イジョフォーの存在感はバツグンで、ステージ上での歌とパフォーマンスはも～う圧巻。化粧してない時も（100％男顔なのに）女性らしさを見せる演技力には脱帽です。気軽に楽しめて元気がもらえる、そんなハズレない映画でした。（Y嬢はイギリスに行きたくなり、私はミラノに行きたくなりました。☆☆☆☆☆☆）