フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

21グラム

2005年08月17日 | ハリウッド映画
「21グラム」
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
主演:ショーン・ペン
   ベニチオ・デル・トロ
   ナオミ・ワッツ

 「人間は人間が好き。だから必ず人に目がいく」とその昔、師匠MJ氏が教えてくれました。これは広告のビジュアルについての話です。結構それは全てに通じてる事で、私が映画を選ぶ理由も『役者』だったりします。んで、「21グラム」。たぶん役者を見る映画でしょうね。ストーリーがうんぬんとか、監督が何を言いたかったか、とか、もう~分かりません。
 ただ出演者はスゴイです。最近は『演技派』という言葉がすっかり板についたショーン・ペン。今回もいい表情してます。オスカー俳優ベニチオ・デル・トロ。この人スゴイ!圧倒的な存在感。ショーン・ペンもかすんでました。貞子…じゃなく「リング」のナオミ・ワッツ。顔のわりに体当たり演技が多いよなぁ。そして、今回見ようと思わせてくれたシャルロット・ゲンズブール。シャルロットが「21グラム」に出てる事をまったく知らなくって、知ってたらもっと早くに見てたんですが。
 シャルロット・ゲンズブールは、言わずと知れたセルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの娘。彼女の演技は別として、存在そのものが好きです。で、今回英語しゃべってます。しかも聞き取れる声で。私のイメージの中のシャルロットとは違ってましたが、よくよく考えればジェーン・バーキンはイギリス人だから、英語がしゃべれて当然か。大きな声もだそうと思えばだせるのね。ともかく、今回もかわいかったです。(セルジュ・ゲンズブールは生前、自分の最高傑作はシャルロットだ、と言ってたらしい。ナットク)
 話はズレましたが「21グラム」について、私が最近よくいくブログ、U氏の言葉をちょっとだけ引用します。(勝手にごめんなさい)
―人間というのは、人間を見ているだけで感動できるものなのだ。
―つまらない映画がつまらないのは、映画の中に人間がいないからである。
―ということがこの映画を見るとよくわかる。
たいへんよく分かりました。(ベニチオ・デル・トロに☆☆☆☆☆)

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