イルカと白くまとおじいちゃん

「グラン・ブルー」
監督：リュック・ベッソン
主演：ジャン=マルク・バール
　　　ロザンナ・アークエット
　　　ジャン・レノ

　ムリムリ夏休みをとって、母方の実家（鹿児島）へ行って来ました。おじいちゃんがいるんですけど、今年でナント96歳！ぜんぜん元気で、身の回りのことは全部自分でやってます。母は7人兄弟ということもあって、おじいちゃんから見ると、孫は12人、そして、ひ孫は13人という大家族。すんごいですよね～。長生きはするものです。
　鹿児島といえば『白くま』ですが、コレって九州地区だけの販売なのかなぁ？（CMはとにかくサイコー！）で、市内の天文館に行って、本家『むじゃき』の白くまを食べて来ました。かき氷のきめの細かさ以外は、お店で売ってる『白くまアイス』と同じ味（笑）。まぁ、そんなもんですね。そこからおじいちゃんの家に帰る電車の中で、ちょっといいことが。電車が海沿いを走ってる時、イルカが2頭泳いでるのが見えたんです。遠～くの方じゃないですよ。間近をフツーに泳いでて、もうビックリ！しかもよく見ると4、5頭はいるみたい。鹿児島ってイイなぁ～と思いましたね。
　で、イルカといえばやっぱり「グラン・ブルー」です。もともとは「グレート・ブルー」で、完全版が「グラン・ブルー」。私は完全版が好きです（ヘンな日本人も出てくるし）。素敵な友情、美しい海。エンゾ（ジャン・レノ）のテーマや大量のスパゲッティとか、好きなシーンはたくさんある、っていうより、ありすぎて書ききれない！の方が正しいな。
　主人公ジャックのモデル、ジャック・マイヨールは晩年（一時期ですが）長崎で暮らしています。長崎の海を、ジャックが愛してくれたと思うと、なんだかウレシイ。最終的には自殺してしまったけれど、ジャックの魂は今でも世界の海を泳いでる、と願わずにはいられません。（イルカ達に☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆）