ウラとオモテの日記

私が見た裏と表の話を紹介する。今話題のニュースよりもあまり取り上げることの少ないニュースに注目します。

犯人をソフトに見ないで

2017年03月21日 21時34分30秒 | ニュースあれこれ

 いろんな強盗はいますが、東京にこんな人がいました。朝日新聞によると、税理士事務所に侵入してソフトクリームを盗んだとして、警視庁は今日、無職を窃盗などの疑いで逮捕しました。記事では容疑者は東京都内や石川県内で事務所荒らしを繰り返していたそうで、複数の現場で、甘い物が食べ散らかされた跡があったことから、捜査員は「甘盗(あまとう)」と呼び捜査していたそうです。容疑者は昨年8月8日〜9日、東京都武蔵野市の事務所のドアをバールでこじ開けて侵入し、冷凍庫にあったソフトクリーム1本(150円相当)と、サンダル(500円相当)を盗んだ疑いがあるそうです。都内と石川県では2013年8月以降、事務所が荒らされる被害が約40件(被害総額計約550万円)発生、うち約15件で室内にあった生チョコやプリン、キャンディーなどの甘いものが食べ散らかされていたようです。アイスクリームを盗んでいたとは、夏の季節に出てきた甘盗だったわけですね。でも3年あまり粘り強く捜査してきただけに、警察も甘かったのではないでしょうか。こんな犯人はこりごりです。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASK3P4T7ZK3PUTIL02K.html

 弓道での弓はかなり飛ばしやすいものですが、いろいろ考えてみると、当たるところまでが大変そうにも見えます。日本の弓は非合理な形であるとサライが伝えました。記事によると、日本の弓は極めて特殊な形状であるそうで、握りの部分を中心にすれば、上下非対称で下半分が短くなっているそうです。1346年にフランスで発生したクレシー会戦は、フランス軍のクロスボウ隊をイングランド軍のロングボウ隊が打ち破るという結果に終わったそうです。このロングボウは和弓と同じ2mクラスのものだが、上下比率は対称であるようです。イングランド人にとってのロングボウとは、小作人以上貴族以下の中産階級の武器だ。彼らは数合わせの雑兵ではないが、騎乗できる身分でもないそうで、一方で和弓は刀と同じ「武士の魂」であり、武士は騎乗するから、弓もそれに合わせて独自の進化を遂げたそうです。普通に考えれば、馬上で扱う弓は全体的に短くなるはずで、たとえば騎射を前提とするモンゴルの弓騎兵は短弓を使っているそうで、和弓が短弓の道を選ばず、上下非対称の形状に進化した理由、それこそがまさに「侍の真髄」に該当する部分ではないかと筆者は見ています。現代の科学を導入すれば、和弓の合理性を解析することができるが、数百年前にそうした解析が可能だったわけではないようで、戦国時代の武士はニュートン力学など知らないそうです。つまりこれは宗教の問題なのだ、「弓道」という名の宗教であるそうです。たとえば疾走する馬上から的を射る「流鏑馬」(やぶさめ)は今も全国各地の催事で行われているが、弓を短くして代わりに現代の複合素材を使えば、もっと軽く強い弓ができるはずで、でもそれをした途端に、流鏑馬も弓道も存在意義を失うそうです。
 記事ではもう一つ紹介しています。それは火縄銃で、日本の鉄砲隊は非常に規律正しく、アメリカやヨーロッパの古式銃保存サークルのように、それぞれが己の判断でバンバン撃つようなことは絶対にしないようで、談笑しながら弾を込めたり、白い歯を見せた状態で引き金を引くこともないそうです。武道の基本は「常に戦場に在り」で、隊列行進、弾込め、発射は必ず指揮官の号令を受けて行われるそうです。欧米のマスケット銃のイベントが「パフォーマンス」であるのに対し、日本のそれは「演武」であり、これもじつに奇妙な現象です。なぜなら本来銃器というものは器械に過ぎず、精神性を見出す代物ではないはずだからとみています。だが我々日本人はそんな火縄銃にも「道」があることを否定しない、いや、否定できないそうで、精神性というものは、そもそも目に見えないもの、だがそこにしっかりと存在するそうです。日本の伝統なものというものは規律が正しいものばかりですが、そうみていると、弓や火縄銃はそろっているように見えますが、外国の人からするとなかなかいいもののようにも見えます。将来の子供たちも弓に親しんだらいかがでしょうか。
https://news.infoseek.co.jp/article/serai_153273/

 労働を取り巻く問題が深刻化している中で、東京都がアニメを制作したと毎日新聞が伝えました。記事では▽労働法の存在について知らせる「労働法とは」編▽使用者側が労働条件を通知するルールがあることについて説明した「労働契約」編▽就業規則の不利益な変更の禁止などの内容を盛り込んだ「就業規則」編の3本で、いずれも約4分間、主人公の新入社員・佐倉萌さんに採用通知が来て、初出勤や初めて給料をもらう場面などで上司とやりとりしているところに「労働法の神・ガベル」が現れ、法の内容やルールについて説明するという構成だそうです。就職活動中の学生や新入社員などの若年層に見てもらおうと、アニメにし、時間も短くしたそうで、都労働相談情報センターは「自分の身は自分で守るために、まずは労働法や労働契約について知っていただきたい。困った場合は、センターや専門家に相談してほしい」としているそうです。就職する大学生向けの入門編みたいな感じですが、転職する人向けにもいい映像となっています。しかし新入社員の名前はどうしてこうなったのでしょうか。謎です。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/bizskills/mainichi_region-20170319ddlk13010024000c.html

 仕事というものはいいものだけではありません。就業規則に違反したらダメなものですが、芸能界でも厳しいのでしょうか、山本裕典さんが所属事務所から契約解除されました。日刊スポーツによると、ネットでは。「え?山本裕典くん何したの?」「山本裕典めっちゃ好きだったのに!!うわーなんでー!!ショック!!」「山本裕典これからどうなるんですか!」「こないだドラマ出てたばっかじゃん。何があった??」といった声が多数あがっている一方で、中には「昔からこういううわさ絶えなかったもんなーー山本裕典くん…… もう驚きもないよ自業自得としか……」「やばいだろぉなぁこの人って思ってたら本当にありゃ〜」といった書き込みも散見されたようです。原因に関してはマネジメント業務委託契約の内容に違反したことを挙げており、「本日まで数えきれないほど、山本裕典本人と話し合い、何度も熟考を重ねました。しかしながら、本日までの一連の諸事情を鑑み、山本が弊社の考える基準に至らなかったため、契約内容に違反したと考え、断腸の思いで、契約を終了することにいたしました」と書いており、もっとやりたかったでしょうが、いわゆる業務命令違反ということなんでしょうね。またどこかで会えばいいですが。
http://news.goo.ne.jp/article/nikkangeinou/entertainment/f-et-tp0-170321-0069.html

 仕事をしている人たちにとってはショートカットキーで時間稼ぎをするというのはいいものですが、かなり早くできる裏技をGetNaviから紹介します。
★同じ列に入力済みのデータから選択する場合は、Alt+↓キーを押します。セルを選択し、Alt+↓キーを押します。入力済みのデータが表示されるので選択します。
★一つ上のデータをコピーするには、Ctrl+D(Down)キーを押します。セルを選択し、Ctrl+Dキーを押します。
★一つ左のデータをコピーするには、Ctrl+R(Right)キーを押します。セルを選択し、Ctrl+Rキーを押します。
コピーするよりは早い作業ですが、仕事だけでなくプライベートでも使用してもよさそうです。一度試してみてはどうでしょうか。
http://news.goo.ne.jp/article/getnavi/trend/getnavi-http_getnavi.jp_p_117050.html

 最後はタイから。AFPによると、7時間に及ぶ手術の末に腹部から1000枚近くの硬貨が摘出されたタイのウミガメが、合併症により死んだそうです。記事では25歳だった雌のウミガメは、生息していた池に人々が幸運を願って投げ込んだ硬貨をのみ込み続けていたとみられ、タイ語で「貯金箱」を意味する愛称で呼ばれていたそうです。今月6日に行われた手術では、消化器官に溜まっていた計5キロもの硬貨が摘出され、快方に向かっていると考えられていたようです。しかし先週末にかけて容体が急激に悪化し、腸疾患に伴う敗血症を起こしていたそうで、大学の動物病院にある水生生物研究センターの獣医師は記者団に対して涙ながらに「午前10時、彼女は安らかな眠りに就い。彼女は私の友人であり、先生であり、患者だった」と語りました。切ないですね。友人でもあったわけで、亀として本当に生きてきたことがわかりました。でもお金を入れるのはいいとしても、動物に危害を与えかねないので、絶対にまねはしないでください。最後にこの亀にお悔やみ申し上げます。
https://news.infoseek.co.jp/article/afpbb_3122172/