ウラとオモテの日記

私が見た裏と表の話を紹介する。今話題のニュースよりもあまり取り上げることの少ないニュースに注目します。

メダル途切れからの

2016年08月15日 01時24分45秒 | ニュースあれこれ

途切れる時。別目線のリオオリンピック。
●とうとう
メダルの可能性は高いけれど、やはりいつかは途切れてしまう。それはそれでよいと思います。ついに途切れてしまいました。競泳を見るとその可能性がなくなったことが分かります。関心はSMAPの解散に向いていましたが、卓球の準決勝進出やバスケの勝利で盛り上がっています。それはそれでよいと思います。話題作りのためにいろんな記事もありますが、良いニュースを日本に届けなくてはいけないので、マスコミはいろんなことを考えます。でも惜しい競技があります。トランポリンです。私が夜中で見ていましたが、決勝までは見てなくて、メダルが出たら速報が出るはずですが、それもありませんでした。4位だったというのは本当に惜しかったです。サンスポによると、棟朝銀河選手が4位でしたが「最高の舞台で演技をやり切れたのは良かった。今自分の中に沸いてくるものは色々ありますが、今回の悔しさは東京五輪でのメダルに絶対に繋げます」と気持ちを新たにしました。体操競技の中でもトランポリンはまだ最近です。惜しいところまでいっているのにな。なんか上村愛子さんみたいなものなのかな。そういう妄想は置いといて、メダル至上主義とはいえ、途切れてしまった責任は重そうです。今日はSMAPの話題一色で、深夜から朝にかけてはまたメダルのニュースに注目しましょう。
http://news.goo.ne.jp/article/sanspo/sports/sanspo-rio1608140094.html
http://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20160814-0150.html(TBSでキャスターをしている中居正広さんは気丈に挨拶していました)

●中国だらけ?
卓球というと中国という印象がありますが、Record Chinaによると、ドイツ紙ディ・ヴェルトはリオデジャネイロ五輪の卓球女子シングルス16強のうち12人までが中国人、中国系、中国からの帰化選手だったと伝えたそうです。記事では「非中国系」選手は日本の福原愛、北朝鮮のキム・ソンイ、リ・ミョンスン、韓国の徐孝元選手の4人という少なさだそうです。中国卓球界ではジュニア世代から極めて激しい競争が繰り広げられ、トップ選手の世代交代も頻繁に行われるそうです。こうした争いに敗れた選手たちが国際大会に出場する選択肢は、他国に帰化するほかないようで、コンゴ代表のハン・シン、スペインの何志文、アメリカのフォン・イージュン選手らもそうした選手だそうです。国籍変更してまで卓球に執念を燃やすというのもいいかもしれませんが、競争に敗れて他のつてを頼ることが強化し続けている証拠なのでしょう。そうしてメダル獲得の国も多くありますが、それでも中国は金ばかり獲ってきました。流出して地位が下がってくるほかのスポーツとは違って、卓球は特殊なものなのでしょう。
http://news.goo.ne.jp/article/recordchina/world/recordchina-RC_147529.html

●100メートル
陸上が始まりました。ボルト選手も気になりますが、果たして日本人9秒台が生まれるのか。ブックメーカーだったら5000倍だろうと思われますが、昨日のレースでは桐生祥秀選手だけは予選落ちとなってしまいました。ディリースポーツによると、「なんというか、思いっきり行ったので別に後悔はない。すごく楽しい100メートルだった。悔いがないわけじゃないけど」とコメントしているそうです。日本勢では唯一の予選落ちだったというのが本当に傷がつきそうです。9秒台はまた東京オリンピックまでに生まれたらいいですが、その時には8秒台とかが出てくるかもしれません。
http://rio.headlines.yahoo.co.jp/rio/hl?a=20160813-00000113-dal-spo

●仕事ゲット
日本でも出演するオリンピックキャスターはいますが、映画『ゴーストバスターズ』でパティを演じている女優のレスリー・ジョーンズさんが、米オリンピックチームへの熱狂的な応援ツイートを買われ、米NBC局のコメンテーターとしてリオ行きをオファーされたとシネマトゥディが伝えました。レスリーさんはTwitterでさまざまな選手を中継に合わせて応援、一緒に投稿している自分の写真は星条旗を羽織ったり、星条旗柄の服を着たりという熱の入れようだそうです。「オリンピック大好き! 世界中の国が競うために一つになる唯一の時。最高!」とツイートしているほか、男子水泳の中継の際には「ワックスで脱毛するのかな?」とか「泳ぎを習う上で一番の問題はお尻がつかった水に入ること。みんなのお尻がつかった水に顔をつけたくないな。ごめん」とつぶやくなど、笑いを誘うものも多く、人気となっているようです。NBC局はぜひ彼女にリオから中継をしてもらいたいと仕事をオファー、彼女は大喜びで引き受けたようで「リオ行きよ、ベイビー」とツイートしたそうです。オリンピック中継のエグゼクティブプロデューサー、ジム・ベルさんは「レスリーがオリンピックに来てくれることに興奮しています。彼女はNBCファミリーの一員で、オリンピックへの情熱は素晴らしいものです」とコメントしているそうです。「レスリーは水泳、陸上、体操、ビーチバレーなどを含む競技を観戦し、アスリートにも直接会い、NBCの2016年オリンピック中継とインターネットを通じ、スポーツとオリンピックへの情熱を伝えてくれます」とNBC局は声明を出しているようです。急きょリオに行くのか。すばらしいことですね。日本でもタレントがリポートすることがありますが、応援を放送局が見ててぜひコメンテーターにという奇跡の話は日本でもあったらいいですね。レスリーさんには次回の東京オリンピックでも来てもらって、日本の魅力を楽しんでほしいですね。
http://news.goo.ne.jp/article/cinematoday/entertainment/cinematoday-N0085155.html

●実況アナ
前半が終わりました。メダルも多く獲得してきましたが、その陰には実況アナウンサーありです。ここで何人か紹介します。なおかっこはメダル実況した種目です。
△NHK(柔道、体操団体、競泳、カヌー、レスリング)
NHKではこれまでに5人(テレビ)、全員?(ラジオ)メダル実況を担当しています。柔道が多く獲得しているところが一番ですが、担当していたのが豊原謙二郎さんでした。彼というとラグビーでの名言「いけいけトライ」だったのではないでしょうか。昨年のラグビーワールドカップ日本対南アフリカ戦での日本の逆転勝利を呼んだ実況で一躍有名になりました。そしてもう一つがミラクルボディのナレーションです。オリンピック前に有力選手を取り上げて強さや実力を検証する番組で、これを楽しみにしている人も多いはずです。ミラクルボディの人というイメージしかなくて、実況を聞いたのは今回の柔道が初めてでした。最後の原澤選手対リネーム選手との対決では興奮して技を出してほしいという本音も出てきました。今後はレスリングの実況を行うそうです。果たして誰の選手担当なのか、楽しみです。
 競泳ではあのフェンシングでの「行くしかない」で有名となった伊藤慶太さんの実況が光りました。特に最初の萩野選手と瀬戸選手のメダルはすごかったです。競泳のエースとしての活躍ぶりには良いものがありますが、もともとは高校球児として活躍したのちにアナウンサーになった人です。今後はゴルフへと行くそうです。
 体操では松野靖彦さんのことが報知に書かれていました。記事では自身も浜松北高時代にハンマー投げで静岡県大会3位に入った経験があるスポーツマンだったようです。陸上していたこともあり陸上の実況も有名ですが、今回はサッカーへとこの後はいきます。しかしもう日本代表は敗退してしまいました。ただ体操の種目別決勝はあります。
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/entertainment/20160809-134-OHT1T50181.html
△日本テレビ(ウエイトリフティング)
日テレからは河村亮さんと田中毅さんです。河村さんはトリノオリンピック以来の登場です。やはりウッチャンナンチャンのウリナリの司会者というイメージもありますが、ウエイトリフティングでの実況は静かな立ち上がりからの最後は盛り上がっての声でした。実はバツイチのようで、なんで離婚したんだと突っ込みたいところです。田中さんは地上波ではサッカーの日本対スウェーデン戦くらいで、それ以外はNHKBSでしか声を出していないというさびしさです。もっとハイライトでも出してもいいところですが、しょうがないところです。
△テレビ朝日(競泳)
やはり世界水泳の影響からか、水泳系の実況を多く担当しています。なんといっても金藤理絵選手の実況ではやはりやったーと言っていました。言っていたのは進藤潤耶さんでした。ロンドンでも男女のリレーで同じこと言っていました。ただサッカーは今回はしておらず、競泳が中心のようです。今後もシンクロで増えそうですね。
△フジテレビ(柔道、体操個人総合)
一番多くメダルにかかわっているのはフジテレビでしょう。柔道では福永一茂さんが、体操では森昭一郎さんがそれぞれ行っていました。福永さんというと昔はニッポン放送にいたものの、ホリエモンのライブドア事件のあおりでフジテレビへと移りました。他にも多くいますが、中には自殺した塚越さんもいました。ほこたてでの実況など、バライティのイメージもあったので、今回本業の実況を聴くとそれが生かしていると思います。良い柔道実況でした。ちなみにお父さんは野球選手だったようです。森さんはやはりバレーボールでの大泣きは有名な話で、ウラオモでもタイトルに「森さん、泣かず」とつけるくらいの泣き虫という印象でした。河村さん同様にトリノオリンピック以来となります。内村選手の実況を見事にやり、体操の実況の底力を見せました。
△テレビ東京(卓球)
水谷選手のメダルに立ち会ったということで担当した中川聡さんの喜びは何にも言えませんでした。中川さんも報道番組に多く出ており、実況という点ではまだまだのところはありますが楽しみです。一方の錦織選手のテニスを実況したのは増田和也さんでした。準々決勝まで行って、卓球へと行きましたが、実況が後退した途端、マレー選手に敗れてしまいました。ずっといてくれたらメダル確定だったのに?やはり増田さんというと和風総本家が有名です。奥さんはあの廣瀬智美さん。ロンドンオリンピックで出会いましたが、彼女はニュースウオッチに出ていたこともあり、和風総本家とダブってしまいました。今は夫婦生活は大丈夫なのか心配です。卓球でメダル実況なるのか、今後に注目です。
ということで、ここまでメダル実況した種目を書きましたが、運が悪すぎるのか、あのところはいまだゼロです。
△TBS
担当しているのは土井敏之さんと佐藤文康さん、ラジオは新タ悦男さんと伊藤隆佑さんです。新タさんは7人制ラグビーでの実況をしましたが、相手が強すぎただけに、メダル実況とはいきませんでした。せっかく4人で参加しているのに、一つもできないというのは、悲しいかな。陸上は望み薄だし、中居さんはSMAP解散で複雑だし、何とかできる実況はないのかな。あとは男子リレーぐらいしかなさそうな。今回のはずれくじとなりそうです。
前半が終わってのメダル実況別ではNHK11、民放12でしたが、レスリングでメダル確定となったので、実況したのがNHKだったので、ここで12個と同点に追いつきました。これから数がどうなっていくのか、今日以降、また数を書いていこうと思います。