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3D プリンタの改修(Y軸も滑り軸受け化)

前回のX軸すべり軸受けに追加してY軸の軸受けも
標準の印刷品からすべり軸受けに変更しました。

そのほかの対策と合わせて少し改修を行いました。

軸受け部(変更)の細かいところが知りたいと携帯の方に直メ頂いたので拡大
樹脂製の軸受けです。
プラスチックは使用に伴いすり減って痩せて音が出るようになります。
そうなると引っ掛かりなどの原因にもなってしまいます。

全体を削って軸受けを入れるには位置合わせが困難なので、
滑り軸受けを保持し位置を合わせもある程度性格になるように
下側の爪(画像は上下反転)の突起部をニッパなどで切り落とし、


滑り軸受けを挟み込んで隙間にホットボンドを充填しで固定しています。

こうすると元の軸受けの上面部分で位置合わせができるので、簡単に滑り
軸受け化が可能です
#ホント、これだけで全然動きが変わりますね~
#最初の組立時からやればよかった...
#Z軸は移動量が小さいので標準品を使ってます。





そのほか、
Y軸のタイミングベルトクランプがプリントベッド(プレート)の熱で
変形していたので先日の印刷ヘッド用のクランプと同様に

アルミ製クランプに変更です(^^)b


これでY軸のベルトが緩んでコマ飛び...って事は無くなります(^^)v


滑り軸受けに交換後も見た目的には↓全くといっていいほど変わらないのですが...

#黄色く見えるとこはカプトン(耐熱)テープをプレートの上に貼り付けたため。


滑り軸受けの効果を確認のためテスト印刷を実行すると...

#今までと全然スムーズさが違います。(ボールブッシュじゃなくても十分カモ)

左はキット標準の樹脂軸受け(補正無し)  右はXY共に滑り軸受け(R-MLE0810)

@53YEN×8ケで全然別物です。丸が丸く印刷されてますョネ
#左はY軸方向が短く、XYの軸の動きが変わる部分にエッジが出来てます。

滑り軸受けに交換するだけでバックラッシシュ補正をかけてない状態で
これくらい丸く印刷できるのはなかなか侮れませんネ

一気に印刷精度の向上が果たせそうです

あとはクーリング(冷却)を追加すれば結構いいものが印刷できそうな予感が...

【関連過去記事】
滑り軸受けで滑らか~(^^) (2012-04-25
積層ずれ(^^; (2012-04-22)
ステーの製作 Part3? (2012-04-17)

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