里山道で、可愛い実や花をたくさん見つけました。
オオマツヨイグサ(大待宵草)
アカバナ科マツヨイグサ属
北アメリカ原産種をもとにヨーロッパで作出された園芸種で
日本には明治時代に渡来、その後野生化しました。
花言葉は「ほのかな恋」
夕さりて 君待ち立てば つぎつぎと 宵待草の 花開き咲く 田中俊子
クサギ(臭木)
クマツヅラ科クサギ属
葉や茎を傷つけると悪臭がすることから、この名。
花はよい香りがします。高さ1~3mほど。
葉を乾燥させて煎じ、リューマチ・高血圧の薬として。
花言葉は「運命」
カラスウリ(烏瓜)
ウリ科カラスウリ属
別名:タマズサ(玉章) ・キツネノマクラ(狐の枕) など
ほかの樹木に絡みついて伸びます。 雌雄異株。
花言葉は「良き便り」
夜にレースのような白い花を咲かせ、朝方には萎んでしまいます。
これは萎みかけたところのようですね。 雄花かな? 雌花かな?
咲いたところを見てみたいけれど、夜猫子では無理かな~(笑)
オクラ
アオイ科トロロアオイ属
アフリカ東北部原産
エジプトでは、BC200年頃には栽培されていたとか。
日本には江戸時代に渡来。歴史のある植物なのですね。
英名もOkraだそうです。
花言葉は「恋に身が細る」←究極のダイエット法!
ヤブガラシ(藪枯らし)
ブドウ科ヤブガラシ属
巻き髭をほかの樹木に絡ませてよじ上ります。
ヤブを覆って枯らすほど生育が旺盛なことから、この名。
別名:ビンボウカズラ(貧乏蔓)
実も生っていました。 いろいろな色で愛らしい!
センニンソウ(仙人草)
キンポウゲ科センニンソウ属
蔓をほかの樹木に絡ませて繁殖します。花弁に見えるのは萼片。
有毒成分があり、葉や茎の汁が皮膚につくとカブれます。
種に密生する白い毛を仙人の髭に見立てて、この名。
晩秋の頃に‘髭’を見てみたいな~!
ヤブミョウガ(藪茗荷)
ツユクサ科ヤブミョウガ属
白い花が終わると黒い実になります。
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)
ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属
別名:アメリカヤマゴボウ
北アメリカ原産で、明治時代に渡来しました。
葉は長楕円形で、根は有毒成分を含みます。
花言葉も「野性」
実は熟すと黒くなり、軸が赤くなります。
これは何?
色づいている葉があったので、近づいてみると
こんな実?が・・・
コガマ(小蒲)
ガマ科ガマ属
高さが1~2mほどでガマより細く、花穂も華奢な感じです。
花言葉は「予言・素直」
蒲の葉の 右に左に 大靡(なび)き 正岡子規
浅水に 生ふる蒲草の さやさやに 抽けいち白く 夏さりにけり 吉植庄亮
華やかさはないけれど、精いっぱい季節を告げる花たちでした
オオマツヨイグサがもとは園芸種だったとは…。
ヤブガラシ(藪枯らし)は、こちらでもとてもよく見かけ、花が(目立たないけど)なかなかかわいいので気に入っていました。実は、「ツタウルシ」と間違えていたんです。
「これは何?」の実はマユミの実に似ていますね。
わたしが「花と緑の振興センター」というところで見たマユミは大きな木で、こんな形の実がたくさん付いていました。
別の場所には3メートルぐらいの木にやはり同じような実が付いているので、赤くなるのを楽しみにしているんです。
カラスウリの花、昼間は見るのは難しそうですね。…ということも初めて知りました。しぼんだところでも写せてよかったじゃないですか。
マユミの葉って、もっと光沢があったような気がして自信がなかったので。
ありがとうごさいます!
実が赤くなるととても可愛らしいんですよね。
仙人草の髭も気になるので、確認しにまた行けるといいなと思っていま~す