谷沢健一のニューアマチュアリズム

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四国遠征(その1)

2007-02-06 | YBC前進
 四国アイランドリーグの香川・徳島のチームとの対戦が内定した。3月の10、11日である。
 昨年の10月頃から「四国へ遠征したいなー」という声が、チラホラと耳に聞こえていた。それは、武岡選手が高松出身で、開業医の父上から「YBCは四国へ来ないのか?」と言われたことが発端だという。私は敢えて聞かぬことにして静観していた。同リーグの石毛氏に依頼すれば、おそらく対戦はすぐにでも承知してもらえる。快男児の彼とはもともと気心が知れているし、ともに千葉県人だというだけでなく、同じ「野球界拡大」派だ。けれども、YBCはまだまだ胸を張って遠征できるほどのチームには成長しておらず、時期尚早と判断していたからだ。
 それは戦力だけでない。四国への遠征となると、選手の金銭的な負担も増す。しかしYBCの理念では、CP会員に金銭上の高負担を掛けずに運営してきた。現在、川島理事が準備をしているNPO法人の再申請(当初は、私と副部長は千葉県へ申請すると決めていたが、各理事の間で意見が頻繁に交換されて、「現状では主要活動を千葉県や柏市にだけ依拠できる要因が弱い」という主張が多数派になり、申請は内閣府に提出することになった。名称はもちろん「谷沢野球コミュニティ千葉」である)を終えて、財政状況が明確にならなければ無理はできない。
 そんな事情もあったのだが、徐々に状況が変化してきた。クローズドテストで入団する選手たちが増え、彼らがよくチームに溶け込んでくれて、非常に明るい雰囲気が生まれてきた。私も久保田コーチも土日の練習に毎回付き合っているから、選手のモチベーションも高めたくもなる。チーム力を強化しレベルの高いチームと試合をしたいという願望は、どの選手も強く抱いている。