今回の物語は「【鷹村 涼子】はひどいストーカー行為を受けていた。警察も捜査を続けるがどうしても捕まえる事ができない。次第にエスカレートしていくいやがらせに【涼子】はついに「地獄通信」にアクセスしてしまう。」という展開。内容的にも、ストーカー行為を受ける【涼子】の心理描写が巧みに描かれていた。行為に襲われる恐怖と精神的に追い詰められる感じがアニメ劇中では表現されていた。行為自体は【如月刑事】がやっていた事だが、そのエスカレートする行為と過程の表現が時系列で描かれています。【如月刑事】のメールやプレゼントなどの異常な行動や【涼子】の父親や【秋元刑事】に対する凶行などの物的な怖さの部分の演出も良かったし、犯人をいったん【秋元刑事】に向けさせるのも展開としては飽きる事なく観れました。劇中の電話の声を聞けば、犯人が【如月刑事】なのは理解できます。それと、所々で出て来た「犬のおまわりさん」の歌の歌詞は、今回のターゲットの職業が「刑事」って事にかけていると個人的には思っております。そして【涼子】が「地獄通信」にアクセスした本当の理由も表現されています。もちろん、自身へのストーカー行為に関するのが一番だと思うが、【涼子】が【閻魔 あい】たちにストーカー行為の全てを語るシーンでのセリフが印象に残っています。「それより、パパとママを見ていられない」と言った【涼子】。ストーカー行為による父親と母親の苦悩を見ていられない【涼子】の両親を想う気持ちが表現されていたと思います。
それでは、本編の内容を観て行きたいと思います。この第2話ではオープニングから、すでに「地獄通信」にアクセスして送信しているのが特徴で、【涼子】の切羽詰った感じがよく出ています。夜中に響く電話の着信音も意外と怖い演出。ここでの注目は【あい】ですね。今作はかなり【あい】を妖艶に少し可愛く描いている印象を受けています。赤色の支配する世界に住む【あい】。彼岸花を見つめるなどちょっとした事ですが【あい】が凄く魅力的に見えますね。そして【あい】に「地獄通信」が届き、お婆ちゃんに呼ばれる【あい】のセリフも良かった。「うん、今行くよお婆ちゃん。今行くから」と言うのですが、最後の「今行くから」は、依頼者に言ったと思います。その劇中ではこの作品のコンセプトでもある「人間の心(闇)」が出ている部分が【涼子】の父親と【如月刑事】の会話シーン。真実は【如月】自身が犯人なのだが、当事者の前でも顔色を変えずに部下の【秋元刑事】が犯人だと告げ、色んな理由を付けて時間を稼ごうとする姿が表現されている。
後半になると【如月】の異常さが際立って描かれている。放課後に迎えに来た父親が木の下に居た【秋元刑事】を見つけてゴルフクラブを持って行くと、既に【秋元刑事】はやられていて、父親もスコップで殴られるといったOVAにしても良い位に凄くリアルな描写があります。この場面では、迎えに来た車に行くと何故か【如月】が乗っていて「おかえり」と言う所、【涼子】と同じ携帯ストラップに絶句する姿が表現されるが、特に、緊張感と恐怖感があった場面は【涼子】を連れ去り廃墟となったファミレスでの2人の会話シーンです。暗闇の中で話される異常な内容と【如月】の笑みを浮べた表情と怯えた【涼子】の表情がこの場面を盛り上げていた。そして、【如月】のスコップを用いた凶行が「黒藁人形」の赤い糸を解かせる結果になる。しかし、この場面で【涼子】が赤い糸を解かなければかえらぬ人になっていた確率は高かったと思う。次に【涼子】の父親が入院しているシーンが展開される。そこに【如月】もやって来る。「許さない。お前は俺を裏切った思い知らせてやる」と歩くシーンのドアか窓に写った【如月】の姿がドクロになっていた。細かい演出だが、もう【如月】への呪いの地獄流しが始っているとの暗示的な演出が良いし、その【如月】への見せる悪夢の数々「流れる血の水道」「無数の手」「病室でドクロになった父親に襲われ、それを踏みつけると自分の姿」もジワリジワリと追い込む感じが表れています。逃げ出した【如月】が【一目連】【輪入道】【骨女】に取り囲まれてもまだ往生際が悪く「何の話だ。俺は悪い事なんてしていない」「悪いのは涼子だ!裏切ったあいつが悪いんだあー全部あいつが悪いだあー」と言う。人間の心の汚い部分を見事に表現したと思います。このアニメの最大の見せ場が【あい】の決め台詞と「いっぺん、死んでみる・・・」と淡々と言う所。ラストでは、船で流される【如月】は【骨女】に抱かれ、骨の手で胸をえぐられ、「犬のおまわりさん」のフレーズが観ている私の背筋を寒くさせてくれました。そして、【涼子】には普段の日常と明るい笑顔が戻るが「地獄の刻印」を見つめる切ない表情が印象的です。
それでは、本編の内容を観て行きたいと思います。この第2話ではオープニングから、すでに「地獄通信」にアクセスして送信しているのが特徴で、【涼子】の切羽詰った感じがよく出ています。夜中に響く電話の着信音も意外と怖い演出。ここでの注目は【あい】ですね。今作はかなり【あい】を妖艶に少し可愛く描いている印象を受けています。赤色の支配する世界に住む【あい】。彼岸花を見つめるなどちょっとした事ですが【あい】が凄く魅力的に見えますね。そして【あい】に「地獄通信」が届き、お婆ちゃんに呼ばれる【あい】のセリフも良かった。「うん、今行くよお婆ちゃん。今行くから」と言うのですが、最後の「今行くから」は、依頼者に言ったと思います。その劇中ではこの作品のコンセプトでもある「人間の心(闇)」が出ている部分が【涼子】の父親と【如月刑事】の会話シーン。真実は【如月】自身が犯人なのだが、当事者の前でも顔色を変えずに部下の【秋元刑事】が犯人だと告げ、色んな理由を付けて時間を稼ごうとする姿が表現されている。
後半になると【如月】の異常さが際立って描かれている。放課後に迎えに来た父親が木の下に居た【秋元刑事】を見つけてゴルフクラブを持って行くと、既に【秋元刑事】はやられていて、父親もスコップで殴られるといったOVAにしても良い位に凄くリアルな描写があります。この場面では、迎えに来た車に行くと何故か【如月】が乗っていて「おかえり」と言う所、【涼子】と同じ携帯ストラップに絶句する姿が表現されるが、特に、緊張感と恐怖感があった場面は【涼子】を連れ去り廃墟となったファミレスでの2人の会話シーンです。暗闇の中で話される異常な内容と【如月】の笑みを浮べた表情と怯えた【涼子】の表情がこの場面を盛り上げていた。そして、【如月】のスコップを用いた凶行が「黒藁人形」の赤い糸を解かせる結果になる。しかし、この場面で【涼子】が赤い糸を解かなければかえらぬ人になっていた確率は高かったと思う。次に【涼子】の父親が入院しているシーンが展開される。そこに【如月】もやって来る。「許さない。お前は俺を裏切った思い知らせてやる」と歩くシーンのドアか窓に写った【如月】の姿がドクロになっていた。細かい演出だが、もう【如月】への呪いの地獄流しが始っているとの暗示的な演出が良いし、その【如月】への見せる悪夢の数々「流れる血の水道」「無数の手」「病室でドクロになった父親に襲われ、それを踏みつけると自分の姿」もジワリジワリと追い込む感じが表れています。逃げ出した【如月】が【一目連】【輪入道】【骨女】に取り囲まれてもまだ往生際が悪く「何の話だ。俺は悪い事なんてしていない」「悪いのは涼子だ!裏切ったあいつが悪いんだあー全部あいつが悪いだあー」と言う。人間の心の汚い部分を見事に表現したと思います。このアニメの最大の見せ場が【あい】の決め台詞と「いっぺん、死んでみる・・・」と淡々と言う所。ラストでは、船で流される【如月】は【骨女】に抱かれ、骨の手で胸をえぐられ、「犬のおまわりさん」のフレーズが観ている私の背筋を寒くさせてくれました。そして、【涼子】には普段の日常と明るい笑顔が戻るが「地獄の刻印」を見つめる切ない表情が印象的です。
今回の話しもかなり恐ろしかったですね。やはりホントに恐ろしきは人の心ってやつですね。おっしゃられている通り今回のあいはかなり魅力的でした。妖艶で冷たく恐ろしい。
それと、前回も思ったのですがもう赤い糸を解かなければどうしようもないほど切羽詰まった事態に陥ってますよね。確かに今回も糸を解かねば死んでいたわけですから、そんな状況に陥ることを分っていながら選択権を与えるあい達の意地の悪さには「おいおい」と言いたくなるけですが・・・。常に人は試されているということなのでしょうか。
「いっぺん、死んでみる・・・」一度あの声で死ぬ前に言われたい
今回は、作画監督に【早川 ナオミ】氏
絵コンテに【こでらかつゆき】氏ですからね
【閻魔 あい】が魅力的に見えるのも理解できますね。本文では書いていませんが【あい】が池に入り身を清める場面は、スケスケの【あい】にも可愛いってよりも美しいさを感じました。華ですね。しかも危険な・・・
そうですね。試されている感じ良いです。
依頼者は、何気なく糸を解いている訳では
なく、もういつも悩んで悩み切った結果だと感じます。それが外部の要因でも。
この先、糸を解かないで終わる方もいるかもしれません。その方の決断も観てみたい。
私は【あい】と一緒に「サクランボ」を食べたいですね(笑)。
リアルでも感じられる恐ろしさと実態が盛り込まれていますね。
この手の犯罪者は思いこみが激しいため想ったことすべてが白状態ですから最悪です。
実世界でも何か対応策があればいいんですけどね。
話にのっかって自分はあいと一緒に池に・・・・ゲフォ
ウチでは茶化し気味に記事を書いていたので恥ずかしい限りですw(^_^;)
赤糸を解かない依頼人の話が出る事は、密かに期待しています。でもまぁ、その時は『あい』の出番が少なくなる訳ですがw(/_;)
こちらこそ、お世話になっております。
そうですね。アニメのフィクションながら、
どこか現実味のあるリンクさを感じる作品ですね。
現行の法律も抑制効果は期待できず、もし本当に
「地獄通信」なるものがあれば、利用すると思われる方々もいると思います。地獄に流すしかないかも。
うーん、一緒に池ですか・・・素晴らしい!!!
こちらこそ、お世話になっております。YASBO!さん
いえいえ、良いと思います。自分が楽しいと思って書かれておられる文章には楽しさが感じられると思います。私も他の皆さんのブログを楽しんで読んでおります。
うーん、赤い糸を解かない人・・・是非、登場して欲しいです。もっと考えさせて欲しいと思う。もう切羽詰った状況で解かせるのは・・・考えた結果が解くか?解かないか?との感じが理想的ではありますが・・・廃墟に連れて来られて、スコップで脅されたら解くしかないですが・・・
1話完結、リアルでもありえそうな話。
地獄少女恐るべし…
第1話、第2話とキャラの絵が変わっていたみたいですが、今後も変わったりするんでしょうね。
次回以降も乞うご期待ですね!
そうですね。リアルな感じがしますよね。
超法規的処置ですか・・・こんな奴は地獄に
堕ちなさいって感じで裁かれてしまうかもね。
うーん、作画に関しては何とも言えないですね。
確かに、1話と2話ではかなり違うのもあまり無いと
思いますね。普通はあまり分からない様に、いつのまにかって感じだと思いますが・・・
でも、1話目の方が怖さを感じますね。描かれえたキャラクターが寂しい感じがします。2話目は、
可愛さ+妖艶さかなと思いますね。【涼子】は
結構、今風のキャラクターだったと思いますし。
次回は男性ですが、また違った恐怖を見せてくれる
と感じておりますね。