スウェーデン最高峰の山頂部は氷河で覆われているが、毎年その標高が低くなっている。ちょうど10年前のお盆過ぎに初めてケブネカイセの頂上を目指した。その時は吹雪に阻まれ、翌年念願の登頂を果たした。その頃から年々低くなっている山頂の氷河はずいぶん痩せたイメージを受ける。ストックホルム大学では研究チームが2010年から8月下旬にGPSによる標高の計測を行っている。昨年は僅か30センチの差でその座をキープしたが、今年の計測はどうだったのか?今年は夏が涼しく昨年よりも1.4m高くなっていたらしい。でもいつか山頂の氷河は後退してしまうのだろう。
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ここ最近の標高の推移
2010: 2.102 m ö h
2011: 2.100 m ö h
2012: 2.102 m ö h
2013: 2.099 m ö h
2014: 2.097,5 m ö h
2015: 2.097,8 m ö h
2016: 2.097,1 m ö h
2017: 2.098,5 m ö h