やはり自分にとっての旧型国電趣味の原点は、というと青梅線、五日市線のクモハ40でしょう。青梅鉄道公園に行った帰りに、戦前製のクモハ40が現役でいることに非常に感激するとともに、格好良さにやられました。
当時首都圏ではまだ73一統が、新性能車に押しやられつつも現役で、横浜線、南武線、青梅線などではまだ我が世の春を謳歌している時代。
そのなかで、何となく貧乏くさい73よりもはるかに風格がある戦前製古豪のクモハ40の魅力にすっかり魅了されてしまいました。また当時子供たちに人気のあった特急車などとは比べものにならない風格があります。
当時青梅線での運用は朝夕の増結用で、73系4連の立川側に1輌増結されて走っており、昼間は青梅で昼寝をしていました。
という訳でその原点となったクモハ40の写真を2葉。いずれも撮影は1973年です。
クモハ40039(西トタ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e4/46cba4c17d4ba3b4e19bcfa5efb3393d.jpg)
クモハ40033(西トタ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/97/a807cef31ffc7d5b21268e1d3b8b62b4.jpg)
なお、ジェー・アール・アールによる『旧型国電ガイド』によりますと、クモハ40033は80.12.15に西ナハで廃車、40039は78.5.8に西トタで廃車となっています。40033は青梅線の新性能化後、中原電車区へ移って少し生き延びたようです。牽引車代用だったのでしょうか?
追記
現在のところ把握している両車の車歴です。
40033
1933製造・・・東カノ→1960.11.19東オメ(西オメ)→1971.2.1西トタ→1978.11.17西ナハ→1980.12.15廃車
40039
1934製造・・・東カマ→1964.8.13東オメ→1964.9.30東ヒナ→1968.9.27東オメ(西オメ)→1971.2.1西トタ→1978.5.8廃車
※東京西鉄道管理局発足 1969.3.1
当時首都圏ではまだ73一統が、新性能車に押しやられつつも現役で、横浜線、南武線、青梅線などではまだ我が世の春を謳歌している時代。
そのなかで、何となく貧乏くさい73よりもはるかに風格がある戦前製古豪のクモハ40の魅力にすっかり魅了されてしまいました。また当時子供たちに人気のあった特急車などとは比べものにならない風格があります。
当時青梅線での運用は朝夕の増結用で、73系4連の立川側に1輌増結されて走っており、昼間は青梅で昼寝をしていました。
という訳でその原点となったクモハ40の写真を2葉。いずれも撮影は1973年です。
クモハ40039(西トタ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e4/46cba4c17d4ba3b4e19bcfa5efb3393d.jpg)
クモハ40033(西トタ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/97/a807cef31ffc7d5b21268e1d3b8b62b4.jpg)
なお、ジェー・アール・アールによる『旧型国電ガイド』によりますと、クモハ40033は80.12.15に西ナハで廃車、40039は78.5.8に西トタで廃車となっています。40033は青梅線の新性能化後、中原電車区へ移って少し生き延びたようです。牽引車代用だったのでしょうか?
追記
現在のところ把握している両車の車歴です。
40033
1933製造・・・東カノ→1960.11.19東オメ(西オメ)→1971.2.1西トタ→1978.11.17西ナハ→1980.12.15廃車
40039
1934製造・・・東カマ→1964.8.13東オメ→1964.9.30東ヒナ→1968.9.27東オメ(西オメ)→1971.2.1西トタ→1978.5.8廃車
※東京西鉄道管理局発足 1969.3.1
青梅線のクモハ40型は青梅線の新性能化後にあちこちに転出していますが、牽引車代用の他、職員輸送用にも使われており、確かクモハ40074の主目的は職員輸送用(国府津駅から国府津電車区まで)でした。クモヤ143形では、職員輸送が考慮されて、若干数の座席が付けられています。
「牽引車」としての使用ですが、旧性能車と新性能車を連結して総括制御することは可能ですが、ブレーキ操作の関係で、「旧性能車の方の運転台から制御する」事に限定使用されます。静岡運転所では大船工場までの入場回送でクモハユニ64000を先頭にして後ろに80系や111系、サロ110形を混ぜた列車が仕立てられていました。
国府津のクモハ40074については、写真を撮っています。いずれ写真を掲載したいと思います。