康コラム

コミックシュリンカーのダイワハイテックス 社員ブログ Since2005.12.20

泣き笑い 素人本屋・経営奮戦記

2010年07月20日 13時25分16秒 | 読書録
みなさまこんにちは!梅雨があけましたね、日差しはギンギン、蝉はジージーいうてます。


今日は有限会社ヒロシゲ文庫の社長・三宅誠一さんの書いた本を紹介します。ヒロシゲ文庫さんは岡山県で宮脇書店のFCを2店舗経営してらっしゃる会社で、我が社とのお付き合いは長く、シュリンカーや防犯機器のご導入を頂いております。


(有)ヒロシゲ文庫 宮脇書店総社店


今回、明日香出版さんの39周年記念刊行としてこの本を書かれたそうで、わざわざ社長自らお送りくださり読ませていただくことになりました。


昨年、総社店のリニューアルオープンの際に包装手伝いに行き三宅社長にお会いしました。岡山で人気のカフェを併設することになったそうで、それはそれは嬉しそうに構想を聞かせてくださいました。

なんにでも一生懸命で、この人の力になりたいと思わせる方です。


本の内容はと言うと、サブタイトルにある通り、ウソも隠しもない直球の言葉が詰まっていました。


素人が書店を開業し、お店を切り盛りしていくということがいかに大変かを思い知らされます。しかしそれを吹き飛ばす情熱と行動力。素人だからこそ気付くことがある!あきらめない気持ちが道を開く!という強い信念のもと、失敗と反省を繰り返し、さまざまな挑戦を続けてゆきます。


取次さんに対しても版元さんに対しても非常に率直なご意見を書かれています。しかしそれだけではなく、ご自身についても厳しく分析し隠すことなくさらけ出しています。

過去自分がいたらないばっかりに有能なスタッフを手放すことになってしまったというお話は思わず目頭が熱くなります。

岡山弁でつづられる文章からは三宅社長のお人柄が伝わってきます。さんさんと輝く夏の太陽のようなこの1冊に、元気をもらいました。


三宅社長、ありがとうございました。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いい本でした (支店長)
2010-08-02 16:34:59
人を雇うというのは、単純な労働と賃金の取引だけではうまくゆかず、その人の人生まで考えて友好関係を作らなきゃいけないということを改めて感じさせられましたね。
いい本でしたね (康子)
2010-08-04 16:17:52
支店長

本当にいい本でしたね。業種に関係なく経営者の誰もがぶつかる壁なのでしょうね。

一緒に働く仲間との信頼関係を構築していくために素直で謙虚にならねばと反省しました。

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