今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

8月1日・造反議員の復党

2006-08-01 14:29:35 | 商店会長のコメント
7月30、31日に山梨県北杜市清里で開催された無派閥新人議員の会・夏季研修会でテレビの取材、収録を受けました。総裁選挙と造反議員の復党問題を質問され、それに答ているところがテレビ画面に出たようです。本人は見ていないのですが御覧になった方から「インタビュー画面の後、スタジオのコメンテーター達が復党問題に関して『何で、一緒にやろうと言わないのか、新人議員は良くない』と言っていましたよ」と心配のお電話をいただきました。

確かに「造反議員の復党は認められない。昨年の総選挙で国民は新しい自民党に期待して投票した。その選択結果を無視するのですか」と申し上げました。参議院選挙に勝ちたいからといって旧来の足して2で割るような党運営を国民は求めていないと確信しています、ましてや参議院選挙に勝ちたいから復党を認めるなんて、改革を標榜すると言って航海に出た自民党丸という舟の底の栓を自分で抜くようなものだと思っています。

実は小選挙区でこの造反(この言葉にも違和感を感じますが・・)議員と戦い、議員バッチを胸にした83会のお仲間はこの問題について発言を控えられています。いくら原理原則論でお話しても、所詮自分が議員で居たいという既得権益を守るかのような発言にとられるのは趣旨が違う、あくまでも実績でご判断いただく、と言われています。

しかし、三代続いたような相手候補と当選回数至上主義政界で昨日当選したような1年生が、実績で判断してもらうといっても、それこそどれだけ地域の忘年会、新年会に顔を出したか、お祭りの神酒所(みきしょ)何ヶ所に御挨拶に行ったか、という旧来の議員活動でしか見ていただけないでしょう。

この新しい感性と政治に対しての真摯な姿勢と思いを分かっていただく事の難しさを実感されているから「既得権益を守る」というような、そのような議論はこの際、言わないでいて欲しい、という思いなのだと感じました。
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