「「変な店子(たなこ)に貸すと店をとられるのでは」
「貸したいけど商売していた時のままで片付いていない」
「息子が帰って来るかもしれないから貸せない」
「貸したいけど借りてくれる人がいない」等々の話を良く聞きます。
お店だった物件を借りるのは地元の商店街振興組合、商工会議所、
商工会、まちづくり会社、まちづくり系のNPOを想定しています。
賃貸借契約に
・また貸しを許可する。
・また貸し先は賃貸借契約者が決定権を持つ。
・借主が出て来るまでは家賃は0円とする。
・改装工事費は家賃から支払う。
・家族、親族が物件を使用する時には改装費を大家が支払う。
等々の特記事項を記載し、この賃貸借の契約期間中は固定資産税を
軽減し、相続事案が起こった時は事業用資産としての相続税の減免を
受けられるという「飴」の部分も用意しておけば良いのです。
この街で商売をして、子供を育ててもらいながら、商売を止めて
シャッターを降ろして「面倒くさいから貸さない」と言っている大家さん
は街にダメージを与えていることを認識していただきたいのです。
思い付きのように書きましたが、商店街だけでなく全ての組織にとって
一番重要なのは「新しい血を入れること」だと私は思っています。
商売をやりたいと思ってる若い人たちが商店街に出て来られるように
整備するのも現在そこに居る我々の仕事ではないのでしょうか。