引用元：カエルダッシュ!!
中国を旅行すると、見かけるニーハオトイレ。
ドアも、壁さえもなく、顔を合わせて「ニーハオ」と挨拶。
隠している物を全てさらけ出し、お互いの体調まで分かり合え、隣の人との距離がグッと近くなる、そんなコミュニケーションの場です。
中には溝が一つあって、そこでご自由にというスタイルもあると言うから驚きです。
その溝は川の様に上流から下流に水が流れ、それぞれが徐々に合わさり流れて行きます。
初めて見る日本人の旅行者は、一目見て退散する事間違いなし。
壁だけあるタイプもありますが、ドアはなし。
そしてなぜか通路向きに座ります。つまり、皆さまのお顔を拝見しながら順番を待つ事になるんですね。
どうしてこんなトイレが生まれたかと言うと、
中国では排泄は自然行為で恥ずかしい物ではないという考えだそうです。
本当にコミュニケーションの場として利用されていたそうで、今ではその名残が残っているんですね。
逆に日本人が裸の付き合いと称して、みんなでお風呂に入る方が奇妙に感じるのだそう。
世界には本当に不思議が沢山あります。
もちろん、空港や観光客が大勢集まる場所は、普通の鍵付きのきれいなトイレに出会えます。
街中でトイレに行く際は、ファーストフードやデパート等を探してみましょう。