Shirakuのモノローグ

矢坂芝楽の日々あれこれを綴ります

ぎんざ、ギンザ、銀座

2014-11-30 22:03:27 | 日記
銀座…と言っても東京の銀座ではない。
滋賀県彦根市の銀座である。

JR彦根駅から少し歩いた所にある商店街。
かつては彦根市の商業の中心として賑わいをみせていた商店街が、シャッター通りとまで言われるほどであったが、最近ではその賑わいを徐々に取り戻してきている様に思う。

SUZUMARUが稽古場を銀座に移し、ほぼ毎日の様に銀座に行っている事から感じる事である。

今日は芝居小屋でイベントが行われていたので稽古は出来なかったが、名古屋から劇団代表の成宮さんが来ていたので劇団員4人でミーティング。
場所は、やはり銀座の「ちゃんぽん亭 をかべ」。
芝居小屋の隣なので、頻繁に行っている。

今作品のこれまでの経過とこれからについての確認…といきたかったのだが、成宮さん…なんと本に熱中してしまった。
そこが、これ。

黒鉄ヒロシさん作の「清水の次郎長」。
漫画であるが、しっかりとした取材に基づいている上、独特の画風が妙に生々しい。
今作品のキャストたちもハマり、皆が回し読みしている状態である。
まあ…確かに面白い。

しかしながら、打ち合わせもしっかりさせて頂きました。

そして…

「ちゃんぽん をかべ」の事を少し。
創業50年で、“近江ちゃんぽん”の元祖である。
以前は銀座の裏通りに店を構えていたが、現在はメインストリートに店を移している。
創業以来の味を保ち続けている“ちゃんぽん”は勿論の事絶品だが、他にもお薦めメニューがある。
ギョーザ…“びんびんギョーザ”と名付けられたギョーザ…何が“びんびん”なのかは分からないが、とにかく美味い。タレを浸けなくても美味い。冷めても美味い。
その他にも“焼きそば”、“オムライス”が特に僕のお薦めです。

その「ちゃんぽん をかべ」がTVで紹介されます。
12月6日(土)朝8時、ABC朝日放送の「朝だ!生だ旅サラダ」という番組です。
是非ご覧下さい。

そして劇団員4人…店を出た後、隣の銀座芝居小屋へ。

この日、芝居小屋で行われていたイベントは、ここで定期的に行われている“HIKONE SONGS”。
分かり易く言えばのど自慢大会である。
今日は、その決勝戦。
先日、えびす講で行われた予選を勝ち抜いた者たちが、この日戦うわけである。
僕たちが行った時にはその終盤。
多くの人たちが来場されていて、盛り上がっていた。

その様子を見ながら、銀座がかつての賑わいを戻してきている事を実感した夜でありました。

我らSUZUMARUも…

ひょっとしたら来年早々、この銀座芝居小屋で公演…なんて事があるかも知れません。

第84回例会「パルレ」運サ始動

2014-11-29 22:01:34 | ひこね演劇鑑賞会
まあ、何かと忙しく動いている矢坂芝楽でありますが、またひとつ…ひこね演劇鑑賞会第84回例会「パルレ」の運営サークルがスタートした。

例会の日は2015年2月12日(木)。
当日も含めて、その日まで例会作品に責任を持って運営するのが運営サークル。

今日は、そのプレミーティング。
運営サークルが実際に始まる前に、日程やどう盛り上げていくかを事前に話し合っておくわけである。

年末年始を挟み、1月には冬期代表者会議もあり、日程的にはかなりきつい。
併せて会員拡大も進めていかなければならない。

前回もかなり苦しんだが…

やはり、先ずは運サを盛り上げなければ。



話は変わるが、先日佐和山の麓にある龍潭寺とその隣の井伊神社へぶらりと行ってきた。





近場ではあるが少しの時間、紅葉を楽しんできた。

「明日との~ 第2部」稽古16日目

2014-11-28 21:20:45 | SUZUMARU
テンションを上げていく。

また一人叫びが入る。
ここぞという時に叫びを入れる。

一人の人間の死というものと向き合う。
受け入れられるものと受け入れられないもの。その狭間にある叫び。

今回に限らずSUZUMARUの作品にはいつも叫びがある。

怒り…悲しみ…悔しさ…狂気…

今回の作品では皆が叫びを持っている。
ただ30分から40分の上演時間。叫んでばかりの芝居では騒がしいだけ。
それぞれが一瞬の叫びをどう出すか。

静と動…
物語の静と動。
人の静と動。

そこがひとつの鍵となりそうである。

オリジナルな話

2014-11-27 21:54:37 | SUZUMARU
相変わらず体調はすぐれず、一部関係者には迷惑をかけているわけでありますが…

まあ、精神的にくるものからだと思います。

さて…

日に日に本番が迫ってきている「明日との約束 第2部~石松と小政~」。
稽古も第2段階に入り、感情面とそれに伴ったアクションの強化を図っております。

今回の物語…
主人公である石松と小政を初めとし、次郎長二十八人衆様々な面々が登場します。
様々と言っても限りはありますが。

しかし登場人物の中には僕の脚本におけるオリジナルの人物もあります。
茶店の女将、敵役である吉兵衛の妻“里”、そして石松の姉“しま”。
3人とも女性ですが、中でも本日紹介させて頂くのは“しま”。

どの文献でも石松の姉というのは登場してきません。完全なるオリジナル人物です。
この姉は、以前SUZUMARUで上演した「森の石松、男伊達」を執筆した時に、“アウトローであっても愛してくれる家族がいる”というものを打ち出したくて作り出しました。
その後、作品を大きく書き直した今回の「明日との約束」でも、その設定と人物は残しております。
そこには作者矢坂芝楽の思い入れもありまして。

以前の「森の石松、男伊達」、そして今年9月の公演作「明日との約束 第1部~次郎長と石松~」ではSUZUMARUのプロデューサーでもあるサカイクミが演じており、今回の「第2部~石松と小政~」でもサカイクミが演じます。

演じる度に人物が確立されていってる様に感じます。



写真は今年9月の鳥居本上町敬老会から。

えびす講

2014-11-25 22:39:03 | 日記
先日の話になるが、世間では3連休…
彦根の銀座ではこの3連休の間、例年の行事「えびす講」が行われた。

劇団SUZUMARUが利用させてもらっている芝居小屋もその銀座にあり、芝居小屋でも3日間、ホットドッグとスープ販売、そして様々なイベントが催された。

劇団SUZUMARUはイベントへの参加はなかったが、客として“ラブバード”のLIVEを覗かせてもらった。
“ラブバード”は、前回“RONIN”のLIVEでアコースティックギターを担当してもらった西川さんが所属しているバンドである。
“カントリー”の曲が多いが、中には日本のフォークや歌謡曲、ブルースな曲も演奏している。
1時間、楽しく聴かせてもらった。

まあ、それだけでなく、彦根に来てもう何年にもなるが、今年初めてえびす講に行き、ほんの短い時間ではあったがブラブラさせてもらったが、結構な賑わいであった。
露店も沢山出ていて、心はかつてお祭りに連れて行ってもらった時の様に子供に戻る。

実はその前日、原因不明に起こった発作で倒れ、救急で病院に行っており、検査の結果、体に異常はなかったが、わりと肉体的にも精神的にも厳しい状態であったが、おかげで気持ちだけは若干晴れた気がした。



しかしながら、やはり顔が病的なのは否めない。

来年は「すずまるも何かで参加したいね」と、プロデューサー“サカイ”とも話していた。

それと…

全然関係ないが、本棚から一冊の本を取り出してきた。



これがそうであるが、何故か?

その理由についてはまた後日。