浮世風呂

日本の垢を落としたい。浮き世の憂さを晴らしたい。そんな大袈裟なものじゃないけれど・・・

日本の国防と先進兵器産業

2014-08-08 17:53:46 | 資料

防衛省技本のステルス実証機心神プログラム

 エンジンはIHIが主契約企業となってアフターバーナーを備えたツイン・ターボファン方式のXF5-1。最大出力は各約 5トンで、2つ合わせて10トン。
 出力方向を機動的に偏向するためのエンジン推力偏向パドルをエンジンの後方に3枚ずつ取り付け、エンジン の推力を直接偏向できるようにしている。
 機体の約3割に炭素繊維強化プラスチック(CFRP)が使われ軽量化されている。

 とりあえず武装はなく、レーダー、ステルス機材、塗料の研究開発、操縦性能、カウンターステルス開発を目的とした研究試作機であって、仕様は全て公開されている。



 今年の9月に試作機が飛行の予定といわれているので、これからは秘密開発となるだろう。

少なくともエンジンは10~15トンクラスが目標で、これは極秘になりそうだ。
その他は実際に飛行してデーターを集めてからの作業になる。
とはいえ各分野の研究開発は並行して進められているので、珍しく、日本のテレビ局が少なくとも10年20年先の話とわざわざ否定的報道していたのとは違って、大幅に時間は短縮されそうである。現実に技本での研究開発は、5年が3年、3年が2年という驚異的な速度だから、エッ!というサプライズがあるかも知れない。

 すでに基本的な技術研究は終わっていて、ステルス戦闘機としての目標機能達成にどうその技術をマッチングさせるかというレベルであるから期待できるだろう。
 この心神プロジェクトと並行して進められている実戦戦闘機開発について2013年10月市ヶ谷で技術シンポジウムが開かれた。例によって日本メディアは総スルーであったが、中韓の関心は大変なもので、両国ともすぐに国内で報道されたと聞いている。半年ほど前の古い記事で結構間違いがあるのだが、少なくとも彼らの見方として参考資料にはなるだろう。なお、後段のP-1哨戒機とC-2輸送機はすでに実戦配備されている。

2014.01.07 朝鮮日報
2013年10月29日、日本の防衛省が主催した防衛技術シンポジウムでエキサイティングな戦闘機の形状が公開されて専門家たちの関心を引いた。日本が独自開発中のステルス戦闘機F-3の具体的な3次元デジタル形状(DMU)であった。
ベールに包まれているが、この日初めて一般に公開されたものである。
このF-3戦闘機の形状は、2012年に設計されて24DMUと呼ばれた日本が本格的なステルス機の量産に先立って、全体的な技術をテストするために作成された技術実証機(心神ATD-X)よりアップグレードされたものだった。
 F3は、中国·ロシアなどの周辺国のステルス機に対抗するため.射程距離200kmの最新型対艦ミサイルも搭載 、日本が日米共同開発の形で作られ、実戦配備されたF-2支援戦闘機を代替するために開発されているものである。多くの国内外のメディアは、技術実証機「心神」を前に実戦配備されるF-3のような航空機で報道してきた。
しかし、「心神」は、F-3を開発するための試験だけで本格的に量産が行われ、実戦配備される航空機ではない。「心神」が技術実証機と呼ばれるのもこのためだ。
1号機はメーカーである三菱重工業で初飛行を行った後、2014年に航空自衛隊に引き渡され、本格的な試験飛行に乗り出す計画だ。
 24DMUの見た目は世界最強のステルス戦闘機F-22と開発競争で敗れた米国ノースロップ社のYF-23と類 似した形態であることが明らかになり、注目を集めた。
空中機動性能とステルス性能を一緒に確保する設計がなされたのが特徴で、双発エンジンの戦闘機だ。長さ15.7m、幅10.6mで、米国ロッキード·マーティン社のF-35よりも大きく、エンジンの推力も強く、空中戦に優るものと分析される。
単発エンジンを搭載しているF-35Aのエンジン推力は最大19.5tだが、日本F-3は、エンジン一個あたりの推力が15tで、2つのエンジンの推力の合計は30tを超える。
日本は24DMUに先立ち、1年前の2011年23DMU形状を設計した。
日本は23DMUでの空中戦シミュレーションを行い、その結果を持って改善点を見つけて24DMUを作成したことが分かった。23DMUは、前方ステルス性能を重視したのに対し、24DMUは、さらに側面ステルス性能まで確保した形状であった。24DMUは各種ミサイル、爆弾が敵のレーダー波を反射しないように、飛行機に搭載する内部武装窓23DMUより改良された形態であった。
 日本はこれにとどまらず、優秀な機動性能と対空武装を施し、高度な統合アビオニクス機器などをすべて備わった24DMUよりアップグレードされた25DMUを作っている。
日本はこの25DMUと、2014年から本格的に試験飛行に入る心神のテスト結果などを総合して、次期独自開発のステルス戦闘機F-3の形状を最終決定する予定だという。
日本は内部武装窓、レーダー、火力制御システム開発も2017年までに終了する予定である。日本は総計100台のF-3を量産し、F-35よりも多くの数を保持する予定であることが分かった。
 日本の防衛省は米国製F-35Aを地上目標攻撃などに主に運用して、国産ステルス機F- 3は、空対空戦闘用に運用、中国、ロシア、韓国など周辺国のステルス機を相手するようにするという方針を持っていると伝えられた。F-3は射程距離が200㎞にも及ぶ最新型日本製XASM-3対艦ミサイルも搭載、対艦打撃能力も持つことになる。
 軍消息筋は「日本がF-3を双発高性能ステルス戦闘機として開発しているだけに、私たちも韓国型戦闘機(KFX)を単発ではなく、双発エンジンのステルス機を開発しなければならない」と述べた。
 最大時速830km、航続距離8000km建ての最新型海上哨戒機P-1は、すでに昨年開発完了、実戦配備が本格化 2013年3月、日本の防衛省は、最新型の国産海上哨戒機P-1の開発完了を宣言し、実戦配備を本格化した。
 P-1は、エンジンなどのコンポーネントがすべて日本の純粋な技術で製作された初のジェット哨戒機として2000社以上の日本企業が開発に参加した。2007年1号機が初の試験飛行に成功した後、2011年から配備される予定だったが、強度試験中に翼と胴体に亀裂が発生し、配置が1年以上遅れた。
 P-1は、川崎重工業が作った4発エンジン哨戒機で、長さは38m、幅は35m、最大離陸重量は80tである。ハープーンとASM-1対艦ミサイル、マーベリック空対艦ミサイル、MK-46魚雷など各種武装を9t以上搭載することができる。最大速度は時速830㎞であり、航続距離は8000㎞に達する。
日本は米国を除いて、最も多くのP-3C海上哨戒機を保有しているP-1は球形P-3Cに比べて航続距離や哨戒時間が長い。電子走査式レーダーなどの先端航空電子機器を備えており、米国の新型海上哨戒機P-8ポセイドンと比較されることもある。
 今、日本の対潜水艦作戦能力は世界最高水準と評価されているがP-1の導入で、日本はより強力な対潜および海上哨戒作戦能力を持つようになった。特にP-1は、米国に代わって西太平洋での中国の潜水艦と水上艦艇の活動を監視し、有事の際には直接打撃する役割を遂行することが期待される。日本は総70台のP-1を導入することが分かった。
 日本はこれと共に、国連平和維持軍など国際的役割の拡大において重要な役割をするC-2新型輸送機を開発中だ。C-2は、川崎重工業が製造した双発エンジンの航空機で最大37tの物資を輸送することができる。最大航続距離は8900㎞に達する。
長さは43.9m、幅は44.4mで、最大速度は時速980㎞である。
900mという短い距離で離着陸を行うことができ、夜間での運用に優れているのも強みだ。
2010年1月に初飛行を実施し、今年末までに開発を終える予定だ。(実戦配置済み)
 1970年代に日本が開発した球形C-1と、米国から導入した旧型C-130輸送機を代替することになり、合計40機が導入される。日本は開発コストを削減するために、P-1とC-2 2機の航空機を作成するときに使う治工具を最大限使用するようにしたという。
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2014/01/07/2014010700355.html

「単発エンジンを搭載しているF-35Aのエンジン推力は最大19.5tだが、日本F-3は、エンジン一個あたりの推力が15tで、2つのエンジンの推力の合計は30tを超える」とさらりと書いてあるけど、これは凄い軍事機密だろう。このあとIHIでは8t、10t、15tまで開発が終わっていることが判明、それまでの日本の戦闘機エンジン開発は5tが限界なんてぶっ飛んでしまう話だ。
 ところで軍事秘密といわれる技術項目がどれだけあるか、普通、日本人は意識もしないし、まあ知らない。
まず日米欧の基準技術比較項目について見ていただこう。

☆戦闘機主要技術
アクティブフェーズドアレイレーダー技術、光学センサー技術、エンジン高性能化技術、先進空力形状技術、アビオニクス統合技術、データリンク技術、推力偏向飛行技術、ステルス技術。

☆艦艇主要技術
魚雷誘導制御技術、電波センサー捜索レーダー技術、パッシブソナー技術、アクティブソナー技術、船舶推進装置統合化電気推進技術、艦艇システムネットワーク統合技術。

☆戦闘車両主要技術
反応装甲技術、複合装甲技術、単一装甲材技術、装輪車両走行懸架技術、ペトロニクス技術、エンジン小型、軽量化技術、低燃料消費率化技術。

☆誘導武器主要技術
超音速長距離ミサイル技術、射撃管制装置(光学レーザー追尾技術)、空力形状長射程化技術、モジュール設計技術、電波誘導技術、推力ベクトル制御技術、ターボジェット、ターボファン技術、マルチバーパス弾頭技術。

☆情報通信主要技術
ネットワーク構築技術、アンテナ技術、高分解能レーダー技術、弾道ミサイル、巡航ミサイル探知レーダー技術、目標識別技術。

☆情報戦主要技術
レーダー妨害技術、防護用通信妨害技術、光波ステルス技術、光波偵察衛星妨害技術、エネルギー兵器(電磁パルス、大電力マイクロ波)技術。

☆無人航空機主要技術
短、中距離偵察用無人機技術、超小型無人機技術、攻撃型戦術無人機技術、運用技術、地上操作技術、無人機群制御技術、無人機用兵器技術、警戒監視用滞空型無人機技術。

☆陸上無人機主要技術
無人機の情報共有等の統合技術、無人機の自立化技術、無人機の協調制御技術、無人機用センサー技術、爆発物処理無人ロボット技術、基地警備監視技術、小型偵察無人ロボット技術、戦闘用無人ロボット技術、輸送用無人ロボット技術。

 項目の基礎的な設定は10年ほど前のことであるが、現在ではそのほとんどが実用化されつつある。攻撃的兵器の研究に憲法上の制限があった日本は当時は米欧に大きく立ち後れていた。ところが、中国の台頭、これは日米にとってはイコール軍事的脅威の増大であって、米国は2007年、韓国切り捨て、対日戦略の大幅見直しを決断した。実はこれはずっと極秘だった。

 その結果、技術開発は堰を切ったような流れとなって、現在では攻撃的兵器の研究開発に特化した米国の一部の分野を除けば、そのほとんどが米国を抜いてトップクラスである。日本が一番になったといって騒がないのは米国を刺激してもつまらないことと、黙っている方がいろいろと都合がいいからだ。

 すでに艦艇主要技術、戦闘車両主要技術、陸上無人機主要技術分野ではトップである。
また、戦闘機主要技術や誘導武器主要技術の分野では実証機、心神プログラムでその基礎的研究開発はすでに終了している。無人機主要技術の分野では、心神5分1モデルで、将来無人攻撃機にむけての研究開発に進む勢いだ。情報通信や情報戦の分野では実用的なレベルでは、これも研究開発は終了している。
 知ってか知らずか、日本の反日メディアは完全に沈黙しているが。

 この軍事技術比較項目には特殊なものは除外されている。欧米では不可能、あるいは必要がないとして研究開発されないものだ。

10式戦車を例にとると、走行中万能姿勢発射機能、自動装填機能、目標固定機能、発射時期制御機能、三次元データリンク技術等、基本技術外のアニメ的機能が実用化されている。すでに1世代抜けていると言ってもいい。

 潜水艦でも深深度潜航能力はもとよりだが、海中におけるセンサー、通信等の技術は攻守に飛び抜けていて比較項目にもない。魚雷もミサイルもステルス化し、攻撃も自立化するなど実戦配備は予定より2年は早まりそうである。2015年中には切り替えが始まるだろう。

 戦争というものは、このような技術の集大成として兵器があり、それをシステムとして運用するものである。従ってシステムに欠陥があると、どんな最新兵器でもお飾りとなってしまう。

中国も韓国もパクリがお家芸である。先端技術の利用にはお金も時間もかからず有効なようであるが、それに付随する基礎的なサポート技術がないと結局は破綻する。

 遼寧の話があったが、中国は軍艦のガスタービンエンジンが製造できない。戦闘機エンジンもそうだ。よって最新戦闘機は全てロシアからの輸入エンジンである。潜水艦もロシアからの輸入で、国産は全く戦力にならない。尖閣で一時、無人偵察機が話題となった。これが無人戦闘機になったらどう対応するのか?という話であったが、撃墜しなくても誘導しているシステム妨害すれば自然に墜落して終わりだ。日本ではこの妨害技術や逆の防護用通信妨害技術、カウンターステルス技術も研究開発中である。

 日本の輸入外国兵器の運用、整備は戦時面の機動性から、国産またはライセンス生産が基本、当然、国内整備においては国内メーカーが行う。これが技術の蓄積になるのだ。

 日本は攻撃型無人戦闘機は開発していないが、作ろうと思えば、自立戦闘、自立帰還プログラムタイプなら、心神の機体でフル武装でも2年はかからないだろう。

 お隣韓国の実情は悲惨なもので、近代兵器?は集めているものの、実際には使えない。延坪島では砲が役立たず。イージス艦は軍事GPSが使えず他の兵器も必要な戦時にはアウトである。

 中国への対策は全くしないで誘いの隙を作っていた安倍さんだが、売国民主党の機密たれ流しで、あまりの軍事格差がわかってしまい、恐れをなした中国は逃げてしまった。
 まあ、この日中の軍事格差は広がることはあっても縮まることはなさそうである。

 あと残っている軍事機密といえばロケットか核武装の問題くらいだが、固体燃料ロケットであるイプシロンロケット打ち上げが成功してから結構騒がれているけど、この段階で衛星を乗せればロケットで、核を乗せれば核ミサイルというような単純なものではない。また騒いでいるのは例によって中韓くらいのものだ。米のICBMピースキーパーと同等の能力なんて言っているが、よほど気になるんだね。被害妄想も甚だしい。 

ただし、中国が日本は仮想敵国は中国として考えていると認識しているのであれば、その心理がわからなくはない。中距離弾道弾として特化すれば、原潜ではなく、近距離普通ディーゼル潜水艦であれば、米国も核弾頭の容認がしやすい。いつの間にかそうりゅう型潜水艦も核ミサイル搭載可能な4000tクラスになって仕舞っている。

 米国の経済事情と、中韓の関係から、米国は廃棄や切り替えを進めているミサイル核弾頭を日本に売却したい。その意向はすでに2007年極秘に示されている。現状の日本での核武装はまず不可能だが、核武装が不可避の状況になったときは、当然のことながら日本存亡の危機であるから、反国家勢力は一人残らず粛正されている。通常戦力でも中韓には圧倒的軍事格差をつけているんだから安倍さんは核問題については当分棚上げだろう。
 実際に技本では500キロクラスの短距離ミサイルの開発を進めている。これはすでにオープンだ。イプシロンは射程は14000キロ北京や上海が目標なら3000キロもあればいいというような計算をしている連中がいるが、日本では現状でも2000発の核弾頭プルトニウムをもっているというような話を含めて、考えすぎである。

☆最新鋭ステルス戦闘機製造に参加する企業

三菱重工業 (エンジン生産、在日米軍向けの修理・維持整備)
川崎重工業 (各種部品や内装部品)
IHI (エンジン生産、バイオ燃料)
富士重工業 (操縦席まわりの製造)
日本電気 (システム開発、ソフトウェア開発)
日立製作所 (航空機エンジン)
三菱電機 (レーダ・通信システム)
双日 (機体周辺ビジネス)
大阪工機 (切削工具)
東レ (炭素繊維)
日本特殊塗料 (航空機用塗料)
有沢製作所 (航空機用内装材)
大同特殊鋼 (耐熱ベアリング用素材)
日本冶金工業 (高機能材)
大阪チタニウムテクノロジーズ (スポンジチタン)
東邦チタニウム (スポンジチタン)
エイチワン (航空機部品)
旭精機工業 (高速横型マシニングセンター)
滝澤鉄工所 (NC旋盤、複合加工機等)
牧野フライス製作所 (アルミ構造部品の高品位加工)
ダイジェット工業 (超硬工具)
森精機製作所 (切削型工作機械)
太陽工機 (立形研削盤)
ナブテスコ (油圧機器、エンジン・燃料機器、操縦系統システム)
住友精密工業 (熱制御機器、油圧機器、センサー)
日機装 (逆噴射装置用部品)
ティアック (記録再生機器・トランスデューサー)
菊水電子工業 (電子負荷装置、 交流電源装置)
新明和工業 (航空機製造)
カヤバ工業 (油圧機器)
尾張精機 (ねじ・精密鍛造)
ジャムコ (整備・改造事業)
島津製作所 (超精密機械加工)

☆GPS誤差1センチ、精度世界最高 三菱電やNEC 

 三菱電機とNEC、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は次世代衛星を使う世界最高精度の位置測定技術を共同開発した。現在の全地球測位システム(GPS)と比べ位置の測定誤差を1000分の1の1センチ程度にできる。自動車や鉄道の無人運転など次世代交通システムの基盤技術となる。2018年にも企業が国内でサービスを始める。日本のインフラ輸出の切り札にもなりそうだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD300K8_Q3A530C1MM8000/

☆『遮熱特種塗料及び航空機特種塗料技術』世界一

H2ロケット用特殊塗料の開発製造 日本特殊塗料(株)
http://www2.nttoryo.co.jp/product/interrupt_fever/index.html

☆重質油原料のジェット燃料の製造世界一

軽質油(生産量少)からジェット燃料製造する技術は世界各国が持っている。
しかし、もっとも生産量の多い重質油からジェット燃料を製造できるのは日本だけ。

日本の製造が止まると、世界中で航空機・戦闘機・核ミサイル用の燃料が圧倒的に不足する。燃料が無ければ、最新兵器は鉄クズの集積所となってしまう。

☆原発やパイプラインに欠かせない非破壊検査

産業構造物の建設・維持に欠かせない「非破壊検査」。
「非破壊検査」は、橋や船などの大型構造物、原子力発電所、プラント設備、パイプライン等の建設や維持に欠かすことができない技術――「物を壊さずに中身を検査する」技術。

この技術と検査器具・機械、検査用品は日本独自に開発されたものである。

超音波探傷検査、放射線透過検査、磁粉探傷検査、電磁誘導検査、アンモニアリーク試験、金属組織の検査などを行い、高度な溶接技術も必要とされる。
また、建設・土木に精通し、設備・配管劣化の調査や科学分析、コンサルテーションと多岐に渡り、検査技術員の養成と日々新しい検査方法を模索しなければならない。

【非破壊検査企業】

★「株式会社 ダンテック」 千葉市中央区南町3-2-1
https://www.chibacari.com/career/detail/i/20208512/
★「日本工業検査株式会社」 川崎市川崎区浅野町1-4
http://www.nikkoken.com/recruit/company.html
★「住友ケミカルエンジニアリング株式会社」 千葉市 美浜区
http://www.scec.co.jp/
★「株式会社IHI検査計測」 東京都品川区
http://www.iic-hq.co.jp/

◇【日本非破壊検査協会】
http://www.jsndi.jp/
会員名簿
http://www.jsndi.or.jp/kaiin/dlist/dlst010.do?type=a

◇【日本検査機器工業会】
http://www.jima.jp/content/kaiinshokai.html

日本にしか出来ないものが多く有る中で、パイプラインのシームレス加工や原子力発電所の建設時の検査や、定期点検時の非破壊検査は日本の独壇場と言って良いだろう。

反日を全力展開しているために、従来のように日本に依頼することができず、かと言って自分たちにはそんな技術は最初から無い。技術者や現場作業をする技師などを卑しい職業と思っている朝鮮人は、誰もが経営側に回りたがり普段から研究や開発といったものを疎かにする。現場の責任者といっても実は何にも役には立たない。

◆日本もしっかり持っている「勝負球」エンジン技術

2014.06.17 zakzak

 わが国の戦闘機について語られるとき、よく「日本はエンジン技術が弱いから…」米国などに勝てないのだ、などという持論を展開する人が少なからずいる。だが、どうもここには、そのように思い込まされる意図が働いているような気がしてならない。

 世界のエンジン市場を見渡してみると、米国のGE社、同国のプラット・アンド・ホイットニー社、英国のロールス・ロイス社が3強といわれ、世界の7割強のシェアを持っているという。

 わけてもジェットエンジンは戦略的工業製品として、世界各国の軍や民間に輸出されている重要アイテムである。わが国においては、これをIHI(かつての石川島播磨重工業)が主に担い、日本のジェットエンジン売上高の7割近くを占め、他の追随を許していない。

 これは、わが国の世界的な位置付けや産業、技術力、また外交・安全保障上も極めて重要なポイントである。米英がいわば「勝負球」にしている物を、日本もしっかり持っているということなのである。

 「数少ない作れる国の1つであるのに、技術がない、弱い、と思い込んでいるんです」と関係者は苦笑する。

 これは、かねて述べているように、敗戦に伴い、日本の航空技術一切を封印するため、GHQにより「航空禁止令」が出され、徹底的に押さえ込まれたことから「出るくいは打たれる」という感覚が、日本人にまだ浸透していることもあるのかもしれない。

 常に控えめで、遠慮がちでなければならないという宿命を背負った戦後日本の航空機やエンジン作りであるが、実際に手がける人々の熱意は半端ではなかった。敗戦当時から、石川島芝浦タービン社長であった土光敏夫氏は、心ひそかにジェットエンジン製造を目指し準備を始めていたという。

 「これを作らなければ、日本は敗戦国のままだ!」

 その思いを胸に、ジェットエンジンを陸舶用ガスタービンと称し、開発に着手したのだという。

 しかし、すべてが閉ざされた7年間、情報も隔絶され、技術的には欧米に引き離されるばかりであった。

 そもそも、わが国のジェットエンジン技術は、終戦間際の1945年7月に海軍の「ネ20」が中島飛行機の攻撃機「橘花」に搭載され、試験飛行に成功したに過ぎなかった。ドイツなどではすでに「メッサーシュミット」といったジェットエンジン戦闘機が最前線で活躍していたころであった。

 ■桜林美佐(さくらばやし・みさ) 1970年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。フリーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を制作後、ジャーナリストに。防衛・安全保障問題を取材・執筆。著書に「日本に自衛隊がいてよかった」(産経新聞出版)、「武器輸出だけでは防衛産業は守れない」(並木書房)など。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140617/plt1406170830002-n1.htm

【日本の潜水艦の能力】

 原潜はまず攻撃力より秘匿性が求められる。ところが中国原潜は忍者の格好をしたチンドン屋である。ロシア、米原潜も結構賑やかだが比較にならない。爆竹を鳴らしながらという感じでソナーなど聞いていられない。おそらく中国の探知レベルが低いことの影響であろうが、ただでさえ原潜は一般普通レベルの潜水艦と違い原子炉を停止できない。常に音と温水を出している。限られた海域のそれも浅い海の中では隠れる場所がない。瞬時に撃沈される。

 原潜は乗組員がつくったものではない。上をたどれば軍の上層部と、政治家がつくっている。戦略的にはともかく中国人の命の軽さを感じる。いい加減な兵器に命を預けなければならない兵士が本当に気の毒に思える。第一列島線突破は不可能なのだが、そのことを理解する能力を彼らは持っていないのである。これがとてもかわいそうだ。

 日本が半世紀以上の時間をかけて近海に張り巡らせた海底センサー網が、それこそ中国の水上艦・潜水艦の動向を全て感知している。
中国原潜など開戦前どころでなく普段から、港を出てから寄港するまで、海底センサー網と海自潜水艦によって全ての動きが把握されているのだ。
キャッチ困難どころか、最初から全部お見通し。
まともな戦争なんかできる訳ない。

 2004年11月青島を出港した漢級原潜が直後から日米潜水艦に追尾され、まるまる2日間追い回された事件があった。1990年代から日本では海中通信技術と高機能機雷センサー及び魚雷の深度化と長距離、高性能化が図られ、現状では飛び抜けた世界一レベルだ。中国は韓国からの自衛隊機密情報の入手で自衛隊の戦力と自国の戦力の格差に愕然とし、大幅な戦略見直しを迫られた。

 東シナ海から南シナ海へと侵略方向を変えたもののベトナム、フィリピンとの衝突でASEANからも浮き上がり始めている。何よりも脅威なのは、日本からベトナム、フィリピンに巡視船供与、かつフィリピンは米とスービック海軍基地及びクラーク空軍基地の10年使用という軍事協定を締結、日豪間では過去に例のない軍事協力が進められているという事態だ。

 ベトナムは中国対策にロシアからキロ級潜水艦6隻の供与を受けることになり2014年すでに1隻が配備されている。あと5隻は2016年までに供与されることになっている。中国のキロ級より新型であるということだが、この優位を圧倒的なものにするために、潜水艦乗組員の訓練だけでなく、イプシロンによる軍事衛星打ち上げや軍事情報の提供も議題となっているようだ。

 4月に武器輸出三原則の緩和が閣議決定された。今後も大幅な戦略見直しのもとに緩和が拡大されていくと思われる。

 しかし、いくら武器輸出三原則が緩和されても、日本の最新型潜水艦そうりゅう型を売却するわけにはいかない。

 ところが売却はなくとも、この潜水艦関連において中国はベトナムを警戒し、恐れて、攻防戦を繰り広げているのだ。連日のベトナム漁船叩きは戦意喪失が狙いだ。一方でベトナムはカムラン湾の海軍基地解放をもって、ロシア海軍、米国海軍の寄港を促し、日本への呼びかけもしている。これは、ここにあるベトナム潜水艦基地への中国軍攻撃に対する保険だ。

 ではたった6隻の潜水艦がどれだけ脅威なのかの検証。

日本の中国海軍の潜水艦を含む艦船情報のリアルタイムの提供

 すでに日本の水中探知網は中国北海艦隊、東海艦隊、南海艦隊のほとんどの艦船情報と、全潜水艦の艦船情報を収集し、基地出港直後から追尾できる。p-1とあわせたリアルタイムの敵艦船情報はベトナムの潜水艦の受信設備をちょっといじるだけで完了する。

 ロシアが中国とベトナムに提供しているキロ級潜水艦の能力は潜航深度約300m、装備魚雷はVA-111 シクヴァルだと思われる。中国が新型魚雷といっているのは、この射程が大幅に改善されたということだ。これでベトナムキロ級と同等の能力になった。

 能力が同等であれば早く見つけて攻撃が勝利の絶対条件である。VA-111 シクヴァルが過酸化水素と猛毒ケロシン使用のロケットエンジンであることから、速度は脅威の200ノット約370㎞/h。ただし射程は約10㎞前後だといわれているから南シナ海の限定された海域における限定された水深と限定された近接距離での魚雷戦は100秒前後の勝負となる。
このような状況下では敵艦船の位置情報は確実に勝敗を分けてしまう。

 これに加えての脅威は日本の深深度魚雷の提供だ。4月に代わった防衛装備移転三原則のもとでも難しいと思われるかも知れないが、そのような事態の時は日中においても険悪関係の可能性が強く、中国に利する反日勢力は駆逐されているだろうから可能性は高い。

 ここで予備知識を。世界の潜水艦の最高潜航深度と武装だ。一般的に公表されている数値はあまりあてにはできない。単なる目安だ。ロシアが450m、英が600mというような数値はみなミサイル型原潜で、通常の魚雷戦のような戦闘には全く不向きだ。この通常戦闘魚雷戦に特化した深深度潜水艦のシリーズが日本のはるしお型、おやしお型、そうりゅう型だ。いずれも500m~600mといわれているが公表されてはいない。ただ深度計の目盛りは700mをこえているようだ。そうりゅう型は前2シリーズをはるかにこえたという発表だけで深度計目盛りは極秘となっているから、とんでもないレベルなんだなということだけしかわからない。
 


 そしてもう一つが先ほどの深深度魚雷だ。現在自衛隊に実戦配備されている89式長魚雷はロシアVA-111 シクヴァルと比較すると、静粛性を重視し、長距離航走を可能とするため、水素・酸素燃焼タービンを採用していることから速度は55ノット(約100㎞/h)と劣るものの射程は約40㎞と約4倍、特筆すべきは最大潜航深度で900mと約2倍だ。 魚雷の深度能力と、潜水艦の射出深度は別の問題だ。これは各国軍事機密だ。潜航深度400mの原潜でもミサイル発射の時は安全深度まで浮上しなければならないのだ。そうしなければ射出時に不具合が起きたり、射出できても水圧により圧壊してしまう。

 現在、500mをこえる深深度魚雷を製造している国は日本以外にはない。 
 
 中国の恐怖は、この89式魚雷が提供された場合シーレーンが遮断されるということだ。魚雷サイズが世界標準共通、直径533mmであるためロシアから供与されるキロ級潜水艦の魚雷発射管がそのまま使える。VA-111 シクヴァルも89式も両方が使用可能ということだ。双方同レベルの装備であれば10数㎞という安全距離で対峙するだけで双方互いに手が出せないが、89式があると一方的な攻撃ができる。長射程だから安全距離から攻撃できる。VA-111 シクヴァルはロケットエンジンによる高速度を武器に、接近してくる魚雷の迎撃ができる。ところがこの魚雷は深深度魚雷ではない。よって89式が600mというような深度設定をして敵潜水艦直下まで接近し、垂直上昇攻撃というスタイルをとれば防御が不可能なのだ。対艦ミサイルの直前上昇、垂直攻撃の水中版だ。水上艦を含めて全く戦闘にならない。数千メートルを超える深度におけるノンケーブル耐圧センサーや耐圧機雷は完全極秘機密だから話題にはできないが、ここまででも日中の軍事格差がどれだけ大きいかがわかるだろう。

 日中戦争は機雷封鎖だけでもほぼ終わるが、実質、戦闘となった場合でも少なくとも海中、海上では戦闘にならない。出てくれば中国海軍は全滅する。中国は共産党はもとより国家が崩壊するだろう。

 昨年の中期防衛5ヶ年計画で、現行16隻の潜水艦を6隻増やして22隻態勢とすることになった。詳細は関連のサイトを見ていただくとして現行16隻態勢での戦術にふれておこう。第1列島線は機雷で100%防御できる。南シナ海においては5隻もあれば中国シーレーンの遮断と南海艦隊、東海艦隊の封じ込めも可能だ。

 そしてもう一つが深深度魚雷だ。現在自衛隊に実戦配備されている89式長魚雷はロシアVA-111 シクヴァルと比較すると、静粛性を重視し、長距離航走を可能とするため、水素・酸素燃焼タービンを採用していることから速度は55ノット(約100㎞/h)と劣るものの射程は約40㎞と約4倍、特筆すべきは最大潜航深度で900mと約2倍だ。

 魚雷の深度能力と、潜水艦の射出深度は別の問題だ。これは各国軍事機密である。潜航深度400mの原潜でも、ミサイル発射の時は安全深度まで浮上しなければならない。そうしなければ射出時に不具合が起きたり、射出できても水圧により圧壊してしまう。

 現在、500mをこえる深深度魚雷を製造している国は世界で日本以外にはない。 

 日米が中国と開戦する可能性は諸般の状況を勘案するとほとんどない。ところがベトナムやフィリピンとならば中国は100%開戦するであろう。フィリピンの抵抗は無理だが、ベトナムは89式魚雷だけで中国の生命線南シナ海シーレーンの遮断が可能である。

 もし内緒で89式をベトナム軍がキロ級潜水艦に装備したら、南シナ海は中国軍艦船の墓場となる。日米の安上がりで効果抜群のシナリオが見えてきたね。

 ちなみに深深度魚雷は超精密部品のかたまりである。中韓20年たっても製造は不可能だ。また現状深深度魚雷を保有する国は世界中で日本だけである。

【日本潜水艦の戦術】

 基本パターンは、深度500mをこえる海底に鎮座、機関停止しての待ち受けだ。空中哨戒機からのデーターと海中のセンサーからのデーターにより海上艦船、水中潜水艦の位置を掌握し有線誘導攻撃するだけの話だ。先ほどふれたけど、深深度設定による接近と目標直下からの垂直攻撃は防御の方法がない。確実に目標を撃沈できる。

 米軍との実戦演習において日本潜水艦は一度も位置を特定されたことがない。完全なステルス性と静粛性をもっている。しかし「万が一把握されたときは?」という質問の回答も簡単だ。鎮座している日本潜水艦に接近すること自体がまず不可能だ。接近できたとしても、攻撃の手段がない。深深度魚雷も深深度爆雷もないからだ。内緒だが、この爆雷を日本はなんと世界で唯一保有している。

 実戦的にわかりやすく解説すると、水深300mに中国原潜がいて、その直下の水深600mに日本潜水艦がいると仮定した場合、中国原潜は防御も攻撃もできないということだ。もちろん日本潜水艦は自由自在だ。

 中国のサイトではコメントを見ると共産党の情報統制で、日本と戦争すれば勝てると思っている国民がほとんどだ。これは怖い。そのコメントのほとんどが、根拠なき圧倒的な数の優位を理由に挙げている。恐らく一部の上層部を除き、殆どの人民解放軍兵士も同じ考えなのだろう。

 ちなみに、魚雷に関しては平成24年度より防衛省技術研究本部においてG-RX6を開発中。「目標の形状を識別し、おとりとの区別も行なえる音響画像センサー及び、同様におとり識別に有効かつ最適タイミングでの起爆が可能なアクティブ磁気近接起爆装置が搭載される予定で、おとり装置をはじめとする魚雷防御手段等への対応能力向上や、深海域のみならず音響環境が複雑となりやすい沿海・浅海域においても目標を探知・攻撃できることを目的としている。有線誘導が可能であり、攻撃対象には、水上艦艇及び潜水艦の両方が含まれる」という説明だが、その技術のほとんどが対空、対艦ミサイルの新規開発研究とダブっている。
実戦配備の予定は大幅に早まりそうだ。

国の防衛大綱が対ロシアから対中国に完全に切り替わって、装備も編成も既に対中国にシフト済み。
いざ有事となれば人民解放軍を完封する手筈は整っている。
中国もそれ知ってるから嫌がらせ以上の武力行使をしようとしないし、なんとか日本の方から手を出させようとしてる。
法整備の方も少しづつだけど整いつつある。
 
 

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