山本武と市民の四季

市民の生活と市政について、四季折々の風を感じ・考えたことの報告。ぜひお気軽にコメントをお寄せください。

きょうの東北沖大地震と避難所

2011年03月11日 22時40分17秒 | 白井市政全般
きょうの午後2時から打合せの会議を始めていたら、地震の揺れを感じた。
その揺れがだんだんと大きくなって、家具や壁に手をあてていなければ不安な状態が続いた。窓の外の樹木が、その上の電線が大きく揺れている。屋根瓦が割れて落下するような音が聞こえた。突然網戸が庭に外れて飛んだ。
これは容易ならざる事態だ。と4人はそれぞれ町内の自宅に戻った。

夕刻、役場の屋外放送で、市長が小学校を「避難所」とする、と放送していた。次からは別のアナウンスの声だったが。夜半の9時半に南山小学校の体育館に行ってみた。

多谷校長先生が体育館に居られ、何人かの児童は親が「帰宅困難者」となり、体育館で宿泊することになった。と説明された。南山小学校の校歌の歌詞が掛かっている体育館の隅で、数名の親子が
くつろいでいた。
高齢者の3人組の話も聴いてきた。生まれて初めての「大地震」を感じた。と言っていた。
非日常の空間が「いきなり訪れる」現実に私自身がおののく気持ちであった。

白井市の予算編成タウンミーテフィング

2010年12月27日 12時18分38秒 | 白井市政全般
暫くぶりで、新しいバージョンを使って書いた。投稿した途端に消えてしまった。ウーン残念。
書きたかったのは昨日26日(日)の午前10時から開催された、白井市始まって以来初めての「予算編成過程タウンミーティング」についてでした。
 当初予算編成方針(A4版3ページ)と参考資料として平成21年10月に出した「第4次緊急財政健全化計画」。23年度重点事業20項目(A41枚)。
 最初に染谷会計課長から、約50分にわたる説明があり、後半の40分間が質疑、意見などに当てられた。
 質問者は5~6人で、主に「重点事業」の位置づけについての諮問、昨年の「長期5カ年計画で58億円不足」と示した内容ときょうの説明とは乖離が大きいが?、職員の意識改革が優先されるのではないか?入札制度の問題点は?など質問や意見が出された。
 市長の公約(マニフェスト)だから「やっておく」では済まされないので、今後の情報公開、市民参加を見守りたいと思った。
 重点施策の中から「市庁舎改修事業」が除外される事になった。
 この課題は12月議会の最終日に「市庁舎改修工事基本設計者との契約締結の一時中止を求める決議」(私=山本が提案者)が11対8で議決されたのを受けて、執行部側がやり直す事となったものです。
 11:45終了。

民主党千葉県連の倫理委員会に呼ばれて

2010年08月08日 17時42分35秒 | 日々の出来事
 8月4日(水)の午後から、党員資格停止処分をめぐる県連倫理委員会の審査があり、千葉県連に出頭した。対象者は白井市議会議員の神田悦男議員と山本武議員です。そもそも、衆議院の小選挙区を区割りとする総支部では「党員のいかなる処分」も出来ないのだが、13区若井康彦代表の総支部は、勝手に処分を「実質上行っている」(本人に発令せず)のです。
 県連の倫理委員は執行機関から一定の距離を置いている「顧問」を委員構成のメンバーとしていました。
 問答無用のこの措置に対して「手続き上も内容の面からも」私達の主張を理解していただいたと思いました。デモクラチック パーテイである党内において許されざる事であるということです。以下に当日の問題点について記します。

 鉄道運賃問題に対する見解の違いとか立場の違い以前に、
 ①「倫理委員会」なるものを選挙区総支部で代表者を中心とする構成で設置できるのか? ②ペーパーレスで全て口頭による審査は有効か?
 ③総支部内で、京成の成田新高速鉄道運賃申請に関わる協議、関連する北総鉄道線路使用料問題について協議し統一見解に至った経緯はない。議題にすら提起されたことがない。

 ④白井市が北総鉄道運賃の5%値下げのための財政支援をしない事にする、議会の議決がなぜいけないのか?百歩譲って、総支部では、関係各自治体での運賃値下げに係る「財政支援=補助金(出資金ではない)」は了とする。などの協議も決定もありません。

 民主党の国会議員は極力市民の中に入って、市民要望を吸い上げることが「国民の生活が第一」の政治実現ではなかったのか?もしこの考え方が民主党内の共通認識だとしたら、若井代議士は「まったく逆のことをしている」と思います。市民運動を「高み」から見ています。北実会が運動の成果として、10万7千名の署名を国土交通大臣(谷垣)のところへ持ち込んだ時には自民、民主、共産(志井)の代議士と写真に納まっています。

 にもかかわらず、若井氏は北実会(北総鉄道の運賃値下げを実現する会)を暗に、一部の市民と市議グループは高運賃は「鉄道事業者が暴利をむさぼり、利用者がその犠牲になっている」、また「合意に関わった県及び六市(現在)、そして運賃認可した国は市民でなく企業の味方」とし、合意を破棄し、元に戻すべきだと主張しています。本当にそうなのでしょうか。と表明しています。
何のために「署名簿届け」の時だけ参加したのでしょうか?

 われわれ神田議員、山本議員とも7月11日の参議院選挙投票日まで、党内の問題で選挙に影響を与えてはいけないと思い、マスコミからの問い合わせにも「応じない」ようにして参りました。しかし、依然として13区総支部からは排除(全ての連絡は無し)された状態が現在も続いています。
 このような事を私は「真昼の暗黒と言っています」が許されてよいのでしょうか?

 先日の新聞には県議会議員の「公募」、市議会議員の「公募」が記事になっていました。地域ミニコミ紙「月刊千葉ニュータウン」にも、有料広告で同公募を掲載しました。我が白井では県議会候補(女性)が居りますし、印西市でも前回落選議員が出馬を表明しています。白井の当人の問い合わせに対し、「白井支部は存在しない」と応えた、とのことです。
 このような人物を国会議員にしておいてよいのでしょうか?本件については民主党県連が県民に「説明の出来る」結論を出していただけますよう、お願いします。

 6日に県連の総支部長会議=県連の執行機関があったようですが、この問題の協議内容は掲載されていませんでした。


民主党千葉県連第12回大会

2010年02月21日 12時58分22秒 | 日々の出来事
一週間前になります。2月14日(日)午後から民主党千葉県連の大会が開かれた。新代表には生方幸夫衆議院議員が就任し、幹事長には田中信行県議会議員が担当するすることが決まった。
この事を急遽、私の議会報告「こすもす」に掲載しました。
写真は後ほど掲載します。

京成の成田新高速鉄道運賃申請に係る公聴会

2010年01月30日 23時31分35秒 | 四季折々
京成電鉄が新型スカイライナーを投入して運行する「高速鉄道の運賃申請」をしました。
国土交通省はこれに係る「公聴会」を1月26日、28日の実施した。私はこの運賃申請は「北総鉄道の利用者の犠牲の上に」なされるもので、納得がいかない。反対であると主張するため公述人の申し込みをし、公述人として選任され、26日に意見陳述をしました。
私の他、白井市民、印西市民、成田市民、鎌ヶ谷市民なども公述人となった。28名の公述人の中で、反対を主張するもの19人、賛成8人を主張するものであったが、1名は欠席して職員(国家公務員)が朗読した。
私の陳述書は以下の通りです。
(写真は28日に公聴会に臨んだ左から京成電鉄㈱花田 力社長、三枝紀生専務、金子賢太郎常 務、小林計画管理部長)

公述書(山本 武)

1,千葉ニュータウン居住第1期入居者です
 私は、第1期線運行開始の1979年(昭和54年)8月に、住宅供給公社の戸建て住宅が当たり白井市に移り住みました。
 北総開発鉄道第1期線は、ご承知の通り、新京成北初富~小室間の3駅区間でした。今年は転居後31年目となります。

2,「北総地域交通対策協議会」の活動
 私は「北総交対協」と称していた白井町民が組織する団体の事務局を担当していました。北総交対協は第2期工事の早期開通を求め、北総開発鉄道を側面から応援していました。
 昭和60年9月14日(土)に工事の進捗状況の視察が行われました。
 この視察は、小江企画課長、鉄建公団の野口さんの工事状況説明により、実施されました。当時の資料を提出致しましたが、松戸駅集合で葛飾区の高砂駅
からスタートし、工区毎の形状や進捗状況を視察しました。
 この視察で判った事は「高規格鉄道」で平面交差が一つもないと言うことでした。すなわち、道路との交差はすべて立体交差で「踏切」は一カ所もないと言うことでした。(京成高砂駅は別)この高規格鉄道用(路床)施設が後々の成田新高速鉄道を想定したものだとは当時は知りませんでした。

3,これまでの運賃値上げの経緯
この31年間に鉄道運賃は当初の3キロメートル110円でした。それからほぼ2年毎に値上げされてきました。
S56年3月9%、S58年3月8.4%、 S60年3月9.4%、
S62年11月4.2%、 H2年1月7.4%、 H3年3月6.8%、
H7年4月11%、 H10年9月10.1%  (=200円 / 3km)
今日に至って考えますと、当時はたとえ民鉄といえども公共交通機関である以上はこのような高運賃にされるとは予想もしていませんでした。

4,不公平な負担解消と環境保全のため
自民党政権の「大衆収奪路線」から、「生活者第一」の民主党の路線に政権が変わりました。千葉ニュー市民に負担を強いる不公平を変えてほしい。
鳩山政権はCO2 の25%削減を国際公約しました。 わが国のCO2排出源の主なものは自動車が大きなウエイトを占めています。
自家用自動車利用から公共交通機関へ乗り換えようという運動は、世界の大都市で試みられています。
人々の移動の手段を公共交通の大量輸送手段(鉄道)へ集中すべきところ、逆行するような運賃体系は、国策として改めるべきです。
例えば新鎌ヶ谷-白井は370円です。約6,2kmです。
小室の船橋市民が印旛日医大に通院した場合570円×2=1、140円必要です。駅は3駅です。病院の窓口負担(本人負担)より、交通費の方が高いと言う事例が多いのです。
最近多く利用されている「軽自動車」で燃料費プラス諸費用を距離で計算してみました。100万円の軽自動車を5年間使用した場合、一日当たりの維持費は575円です。小室―日医大間を約10kmとして1Lのガソリン代120円で往復ができます。すなわち695円で往復できます。近距離高運賃の為ほとんど電車を利用しません。その為、国道464はいつも混雑しています。 
成田新高速鉄道工事に伴う耐震補強工事(北総鉄道分)と書いてあります。この看板は白井駅~小室駅間の工事現場に掲示されていました。
 京成電鉄が運行する「成田新高速鉄道」の為に橋脚の補強工事をしていることが判明しました。また、北総鉄道のホームページの中に「2009年度見込みについて」とあり、成田新高速鉄道( B ルート) 建設に伴う当社線改良工事も竣工年度を迎え、既存施設の固定資産除却費が大幅に増加するため、最終利益は前期に比べ3 億6 千2 百万円減の1 4 億7 千3 百万円となる見込みの一方、資金繰りについても、前期の2 倍近くとなる1 2 億1 千8 百万円もの巨額の資金不足を来たす厳しい見通しであります、記されています。

5,北総線から成田空港まで、新交通システムの影響
 成田新高速鉄道が通るために、その運行条件を整えるために、前期の2倍近くとなる「巨額の資金不足を来たす厳しい見通し」と報告しています。北総鉄道の通常運行、最高時速90キロM程度では必要のない工事を、債務超過約69億円もの北総鉄道が強いられています。その為に他に代替え手段を持たない新鎌ヶ谷以北の北総鉄道利用者・住民が高運賃に悩まされ続けています。こんな事が許されてよいでしょうか。社会的正義・公正を踏み外した、この現実を運輸審議会も、省としても、改善して頂きたい、しっかりと行政指導をして頂きたいと強く要望します。

6,白井市内は特急、急行とも停車せず、デメリットばかり
高砂~日医大間の時速130キロ、日医大~空港間の時速160キロという高速化は何故可能となったか?(朝日新聞10,1.7)と言う記事では、「建設中の新ルート、空港から上野寄り19,1キロはほとんど高架で踏切が一切ない。特別にこの区間だけ時速、160キロ運転ができる。」と報道しています。何故特別なのか?時速160キロの車輌が急ブレーキ後、停止するまでの距離は600メートルとされている。しかし、新型スカイライナーは、停止するまで1100メートルを必要とする。
新型車両の能力を超えた申請などがされてよいのだろうか。基準の変更を安易に行って良いのだろうか。私はこの疑問に運輸審議会は答えなければならないと思いす。
私は白井市に居住しています。白井市内の北総線の駅は、特急も急行も停車しません。プラットホームでの通過電車の危険、騒音などデメリットばかりです。せめて、成田新高速の運営事業者である、京成電鉄が北総鉄道にその資本費分の線路使用料を支払うべきです。高砂から空港までの鉄道施設は2千2百億円以上の費用がかかっているのです。

7,独禁法に抵触しないのだろうか?
京成電鉄と4社(北総鉄道、千葉NT鉄道、成田高速鉄道アクセス、成田空港高速)
はそれぞれ、線路使用料を契約する事になっているとのことですが、三枝紀生氏(京成専務)は4社すべての取締役を兼務しています。言わば同族以上のグループ企業となっています。
 この、契約行為が 「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」即ち、独占禁止法の第19条で禁止されている、「優越的地位の濫用」や「拘束条件付取引」に抵触するのではないかと危惧致します。貴審議会においてこの点についても充分な審査がされるよう意見を申し述べます。





労組の新年会

2010年01月13日 12時22分29秒 | 日々の出来事
私が推薦議員の1人として加えてもっらている情報労連は、NTT労組を中心として、NTTグループ、電設工事関係労組、ソフトウエア関連労組などで構成されている。午後13時から議員団の総会で15時から「新春の集い」となっていた。今年の夏(7月)には参議院選挙が行われる。私がびっくりしたのは労働団体の「連合」から10名もの立候補が予定されているそうだ。これまでの経験では最大ではないかと思う。
折角、推薦してもらっている団体なので、情報労連からの立候補予定者は「石橋みちひろ」さんという方で、同労連の中央執行委員が現職である。順当な人選といえましょう。

コメントの付け方

2010年01月01日 00時00分00秒 | 日々の出来事
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議会最終日の意見書

2009年12月26日 02時24分12秒 | 議会報告
北総線の高運賃是正を求める意見書(案)
平成21年12月16日、京成電鉄株式会社が成田新高速鉄道の運賃認可を申請した。成田新高速鉄道開通時に合わせた北総運賃の値下げについては、既に国、県、沿線自治体、事業者で合意されているが、長年高額運賃を強いられてきた北総沿線住民は、これに納得しているわけではない。
北総線2期工事は、新高速鉄道の現路線決定を前提にしてすすめられた。すなわち、北総線2期線は成田新高速のために高規格で造られたものに等しい。その結果生じた高額運賃を、今後とも沿線住民のみに負担させ続ける事は不合理であり、妥当ではない。
よって、白井市議会は、成田新高速鉄道の開通が、真に住民福祉の向上に貢献するものとなることを願い、国に対し下記事項を実施するよう求めるものである。
記:『北総線の高運賃は、成田新高速鉄道開業時に、平成14年の同事業収支見積りで積算した京成本線並み運賃へ統一するよう方策を尽くしていただきたい。』
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成21年12月22日: 千葉県白井市議会  宛先・衆参議長・関係大臣

12月議会開会日の11月25日の決議
『北総線の運賃値下げに関わる合意書への同意を見合わせることを求める決議』
住民にとっても重大な関心事である北総線の運賃値下げについては、議会から「議会の意見を聞かずに拙速に進めないこと」と要望しているところでもある。議会への説明が十分にされていない状況であり、11月26日に予定される合意案への同意は、慎重にすべきである。よって、拙速な合意はせず慎重な対応をするよう求めます。以上、決議する。平成21年11月25日: 千葉県白井市議会
宛先:白井市長・横山くが子

 白井市長はこの決議は無視して押印しました。12月22日議会最終日の緊急質問に対する答弁も精彩のないものでした。(この部分は記録を見て再度掲載します。)


暮れも25日となりにけり

2009年12月26日 01時34分09秒 | 日々の出来事
昨日は風邪気味で家内からクスリをもらって寝ていた。ようやく今朝少しあった熱が治まり、12月議会の議会便りへの原稿を議会事務局へ提出してきた。
議会の最終日(22日)は、学習等共用施設(冨士センター)を指定管理者へ委託する条例案が「否決され」たため、執行部が補正予算の組み替えをせざるを得なくなった。休憩を取って、提出議案を取り下げ、追加議案として「修正補正予算」の提出となった。この、追加議案も危なく否決の憂き目にあうところであったが、岩田議員、神田議員が「温情の手を差し伸べて」僅か2票差で可決となった。

16日に京成電鉄が提出した成田新高速鉄道運賃申請に関し、緊急質問が岩田議員から提案され、複数の賛同者の下、議長が許可した。
岩田議員の質問は1,執行部は運賃申請の申請書を見ているか。2,北総鉄道への線路使用料はどのように記載されているか。3,千葉ニュータウン鉄道への線路使用料の記載について、4,京成の収入見込み金額について。などであった。細かな部分はともあれ、企画政策課も市長も「申請書は見ていない」との答弁であった。
京成の申請書は21日から縦覧が開始されたので、私も有志5人で国交省を訪れ閲覧・コピーしてきた。
市長が答弁した内容が「腑に落ちない」部分があったので、きょう原稿を届けに行ったついでにビデオを見せてくれと言ったら、何故かテープに録画されていないではないか。まさかである。こんな事務局のていたらくでよいのか?月曜日には議長に抗議する。

北総鉄道の運賃値下げ

2009年12月13日 23時52分54秒 | 日々の出来事
東京都葛飾区、高砂~千葉県印旛村日医大間=32.3Kmを運行する人輸送専用の鉄道が北総鉄道です。千葉ニュータウンの開発のための鉄道であったため、当初は北総開発鉄道と言っていた。その後、この鉄道会社のみでは資金力も無いことから、小室~印旛日医大12,5Km分の線路をURが建設した。その為、北総・公団線と言っていた。京成が「成田新高速鉄道」として、成田空港への新スカイライナーを計画していた事から、子会社を作って、URから半額で買取った。
異常な高運賃でニュータウン住民を悩ませてきた(例えば隣の駅まで200円、次の駅では370円)。
平成22年にこの新高速鉄道は走り出す。その時もこの高運賃を引きずるのか?ということが利用者、住民の疑問なのである。余りの非常識な高運賃のため、他の利用手段を持たない新鎌ヶ谷以北の2市2村は平成17年から5年間に限り、通学定期の25%補助を行ってきた。子育て支援と言っていた。この2市2村がたったの5%弱の値下げで、しかも市民の税金を補助金として投入(沿線自治体で年間3億円)することに「合意」したというのだから住民はたまらない怒りに満ちている。
 住民は「政権交代」で何かが起こる!と思いました。昨年夏には10万人の署名を国土交通大臣に届け、住民生活を守って欲しいと伝えました。
しかし、千葉県と沿線6市2村の首長は平均4.6%という、話しにならない運賃引き下げ率で、しかも税金投入です。北実会{北総線の運賃値下げを実現する会}
は夜遅くまで、対策を話し合いました。政権が変わったのだ。民主党の代議士は何をしているのか?われわれ利用者は国土交通省に「予算要求をしているのではない」のだ。適切な線路使用料等の行政指導を行って欲しいと要求している。鉄道事業者も楽ではないのだ、などと市民に背を向けた寝言を言っている場合ではない。

続きはまた。