山本武と市民の四季

市民の生活と市政について、四季折々の風を感じ・考えたことの報告。ぜひお気軽にコメントをお寄せください。

北総鉄道の運賃値下げ

2009年12月13日 23時52分54秒 | 日々の出来事
東京都葛飾区、高砂~千葉県印旛村日医大間=32.3Kmを運行する人輸送専用の鉄道が北総鉄道です。千葉ニュータウンの開発のための鉄道であったため、当初は北総開発鉄道と言っていた。その後、この鉄道会社のみでは資金力も無いことから、小室~印旛日医大12,5Km分の線路をURが建設した。その為、北総・公団線と言っていた。京成が「成田新高速鉄道」として、成田空港への新スカイライナーを計画していた事から、子会社を作って、URから半額で買取った。
異常な高運賃でニュータウン住民を悩ませてきた(例えば隣の駅まで200円、次の駅では370円)。
平成22年にこの新高速鉄道は走り出す。その時もこの高運賃を引きずるのか?ということが利用者、住民の疑問なのである。余りの非常識な高運賃のため、他の利用手段を持たない新鎌ヶ谷以北の2市2村は平成17年から5年間に限り、通学定期の25%補助を行ってきた。子育て支援と言っていた。この2市2村がたったの5%弱の値下げで、しかも市民の税金を補助金として投入(沿線自治体で年間3億円)することに「合意」したというのだから住民はたまらない怒りに満ちている。
 住民は「政権交代」で何かが起こる!と思いました。昨年夏には10万人の署名を国土交通大臣に届け、住民生活を守って欲しいと伝えました。
しかし、千葉県と沿線6市2村の首長は平均4.6%という、話しにならない運賃引き下げ率で、しかも税金投入です。北実会{北総線の運賃値下げを実現する会}
は夜遅くまで、対策を話し合いました。政権が変わったのだ。民主党の代議士は何をしているのか?われわれ利用者は国土交通省に「予算要求をしているのではない」のだ。適切な線路使用料等の行政指導を行って欲しいと要求している。鉄道事業者も楽ではないのだ、などと市民に背を向けた寝言を言っている場合ではない。

続きはまた。


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