長崎の地酒あい娘倶楽部

私の実家である酒蔵で造る清酒「あい娘」にまつわる話題をまったりとお話しします。お酒・グルメ好きな方との交流の場です

西部ガス様酒蔵見学

2010-06-25 04:15:25 | インフォメーション
今回の記事は6月に行われた福岡の「西部ガス」御一行様の蔵見学の模様です。
長崎・雲仙の社員旅行でルートの一つとして我があい娘酒造の訪問となったのです。

事前に旅行会社から問い合わせはありました。大型バスが入りますか?と・・
確かに国道から数百メートルは狭い町道に入らないといけないのですが、高校のスクールバスが入れるので大丈夫と思っていたら、写真にあるような50人乗りのゆったりした観光用の大型バスだったので途中、進行困難な場面があって我々は出向いてナビしてきました。

玄関の店舗は華やかに商品コーナーを設けました。雲仙市の逸品である純米大吟醸に特別純米酒に原酒徳利、長崎くんちや愛夢といった焼酎と勢ぞろいです。

我が家の可愛い番頭も玄関に愛想ある笑顔でお待ちしています。ハッピがなかなか似合うね。

今回の見学者は総勢30人以上。これだけの人数は我輩の記憶でも経験のない大人数でございます。玄関前がかなり賑やかになりました。

今回は人数が多いので二手に分けました。一つは社長(兄)が酒蔵を案内してパンフを元に手造りの酒造りの説明をしていきました。年季のある蔵の木造や大きなタンクといったものに興味をもって眺めていました。時期的に実際の酒造りの場面が見せられないのが残念です。

ここぞとばかりに会長(父)も張り切って説明をしています。長年あい娘を支えてきただけあって言葉に重みがあります。今回の参加者は我輩より年配の方が多く、団塊の世代の方もおられたようでほんとにお酒が大好きな方多いです。会長の話に同意したり、熱心に質問する人もおられました。

もう一つの組は何といっても試飲会です。やはり自分で味わうのが酒蔵見学のもうひとつの楽しみでもあります。中でも焼き物の器に入った「原酒徳利」の評判がよく、おみやげに買っていかれる人も多かったですよ。ほんとにお酒が好きな人たちなんだなと思いましたよ。

お酒に焼酎と堪能されてこれから小浜温泉に向かうとのこと。まだ、温泉に料理とお楽しみは続きます。買っていただいたおみやげのお酒を家まで待たずに空けてしまうのでしょうか?みなさまありがとうございました。これからもあい娘をよろしくです。

今夜の晩酌⑥

2010-06-06 21:38:15 | お酒タイム
さて、今回の酒の肴は我輩も大好きな(といっても今までも自分な好きなものばっかりであるが)つまみの上位でもある「さば鮨」です。ちまたでは「ばってら」とも呼ばれるものです。


長崎の夢彩都での雲仙市物産展でも出店している海産物の「ヤマジョウ」(雲仙市小浜町)の目玉商品で長崎県水産加工振興祭受賞品でもあります。サバの半身を丸ごとのせて表面は薄い甘酢昆布が重なっています。さあ、これだけでもおいしいのですが、やはりおいしいものにはうまい酒でっすね。初しぼり原酒ににごり酒といった新酒とのコラボで贅沢な時間です。


どうですか!このシャリの上のサバの厚み!シャリの方が薄いのではないかというくらいの迫力です。刺身醤油でもいいですがこのまま食べても充分美味です。そしてあい娘のお酒を飲めばもう言葉はいりません。
ちなみにバッテラというのはポルトガル語で「小船」を意味していて魚の半身の尾の部分がはねあがって「小船」に見えるというらしいです。それではいただき!