山形市社会福祉協議会

「誰もが安心して暮らせるまちづくりをめざして」

蔵王地区地域福祉推進会議

2010年10月25日 | 活動レポート

10月22日(金) 蔵王地区社会福祉協議会(井上太会長)では、蔵王地区地域福祉推進会議を開催いたしました。

会議の目的は、人口の少子高齢化が急速な勢いで進行する中で昨今、子どもの虐待、夫婦間の暴力と殺人、高齢者の虐待、100歳以上の行方不明など、痛ましい事件が続出しております。これらの事件事故を未然に防止するために私たち小地域での見守り活動が非常に大切になっております。ここに改めて命の大切さを認識するために開催するものです。

会場には、自治推進委員、民生児童委員、福祉協力員など約160名の参加です。

今日は、伊藤あさみ氏をお迎えして、大変貴重なお話をお聞かせいただきました。

≪伊藤あさみ氏 プロフィール≫

リトル氏病(小児麻痺)という難病のため、両手が使えず母から両足を使うことを教えられ、「やればできる」という不屈の精神で両手に変わる両足を使い、子育てをしてきたかたです。現在は天童市にお住まいで孫3人を育てながら7人家族の主婦として私たちと変わらない生活を送っています。

母からもらった、「命と勇気」に感謝し、生きていることへの心構え、命の尊さについてご講演いただきます。

また、両足で縫った自分の服や子どもの服などの展示や両足を使っての果物の皮むきや針仕事など実生活の一こまを再現してご覧いただけます。

現在はサポーターの秋葉良一さんと一緒に各地で「命の学習会」や「講演会」を展開中です。

編み物をしています

りんごの皮をむいています

伊藤さんは、命の大切さとやればできるんだということを切実に訴えられ、講演中にリンゴの皮むき、編み物などを実際足でるすることろを見せていただきました。

これまでの伊藤さんの苦労された話と、やればできるという貴重な話を聞いて参加者は目に泪をためて講演に聞き入ってました。

 


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